令和6年度 第2回 空き家等対策協議会

ページID 1036333 更新日 令和7年3月12日

印刷大きな文字で印刷

1 開催日時

令和7年1月28日(火曜日)14時00分から16時00分まで

2 開催場所

春日井市役所 12階大会議室

3 出席者

【会長】
中部大学工学部建築学科教授  山羽 基

【委員】
公益社団法人愛知建築士会春日井支部 支部長  大原 泰昭

春日井市民生委員児童委員協議会地区民生委員児童委員 会長  落合 鉃三

春日井市長代理 春日井市まちづくり推進部 部長  加藤 裕二

愛知県行政書士会尾張支部 副支部長  金子 靖子

一般社団法人住まい管理支援機構 春日井支部長  木野村 伸也

公益社団法人愛知県宅地建物取引業協会北尾張支部 支部幹事  公文 一理

愛知県弁護士会  塩見 明

東海税理士会小牧支部 副支部長  長瀬 暁

愛知県司法書士会  萩野 健

春日井市区長町内会長連合会理事 不二ガ丘区長  間瀬 和男

【事務局】

建設部兼まちづくり推進部 次長  森 浩之

住宅政策課 課長  岡副 栄司

住宅政策課 課長補佐  山口 千夏

住宅政策課 課長補佐  山際 博明

住宅政策課空き家対策担当 担当主査  鈴木 章仁

住宅政策課住宅担当 担当主査  鈴木 康弘

住宅政策課空き家対策担当 主事  上田 大翔

【傍聴者】   

0名

4 議事録

議事に先立ち、委嘱状の交付、委員自己紹介を行った。
委員の互選により、山羽 基 委員が会長に選出された。
会長職務代理として、髙栁 通 委員が指名された。
会議は、特定空家等に関する議事を除き原則公開とし、議事録は要点筆記で作成することを確認した。

(1)春日井市空き家等対策協議会について
<事務局より資料1について説明>

(2)春日井市空き家等対策計画の改定について
<事務局より資料2について説明>

(3)春日井市の現状について
<事務局より資料3について説明>

(4)春日井市の取組み実績について
<事務局より資料4について説明>

【落合委員】
1点目は、3ページの地域コミュニティ等へ利活用した空き家等数について、5件となっているが、21ページのフリースクール以外の事例は何があるのか。
2点目は、16ページの残置物撤去補助金について、樹木の伐採費用は対象経費となるのか。

【事務局鈴木】
1点目について、残り4件は、子供食堂や放課後等児童デイサービス、障害のある方の拠点として活用している事例があります。
2点目について、樹木の伐採費用は残置物撤去補助金の対象経費とならず、老朽空き家解体費補助金の対象経費になります。ただし、樹木を伐採することのみに対する補助金は現在ありません。
市民の方々からも敷地の樹木の伐採に対する費用が負担だという意見は聞いておりますので参考にさせていただきます。

【山羽委員】
21ページ 地域活性化の促進として、講義等として大学生に空き家の利活用等について考えてもらえると面白いと思うが、空き家等リストは提供いただけるのか。

【事務局鈴木】
個人情報となるため、すべての空き家等の情報を提供することはできません。
ただし、意向調査により空き家等を利活用のために貸してもよいと考える所有者をリスト化し、紹介できるような体制を整えたいと考えています。

(5)春日井市住生活基本計画の策定について
<事務局より資料5について説明>

【山羽会長】
空き家等対策協議会と住生活基本計画との関わり合いについて、具体的にどのように進めていくのか。

【事務局山際】
今回は住生活基本計画について、概要と進捗状況を報告しました。今後は、空き家の取組み等について、空き家等対策協議会でいただいたご意見やご助言を、住生活基本計画に反映させていきたいと考えています。

【間瀬委員】
自身が区長をしている町内では、大学と連携し空き家等に対する取り組みを行っているため、積極的に取り組むべきである。
また、市営住宅や民間の賃貸住宅、空き家等について生活困窮者に対して住宅を貸出するという考えはどうか。生活困窮者へ空き家等を貸し出す事業者に対する補助金を交付したり、市が空き家等を買い取り、生活困窮者に貸し出すことは、空き家等の活用につながるのではないか。

【落合委員】
民生委員の活動をする中でも、生活保護受給家庭が家賃の補助額の上限で困っている状況を見る。空き家等を安い家賃で提供することができると良いのではないか。

【事務局山際】
空き家等の活用方法として、今後の取組みを検討する際に反映させていきたいと思います。

(6)春日井市空き家等対策計画の骨子案について
<事務局より資料6について説明>

【木野村委員】
補助金に関して人件費や建築費の高騰、日銀の金利の引き上げ等に伴い、補助金額を増額するよう検討いただきたい。
また、インバウンドで海外の旅行客が来る可能性がある。名古屋市では、180日まで自宅を改装して貸し出しする政策がある。春日井市でも駅前などの需要のある地域の空き家等を貸し出しするなど対策を進めていくべきではないか。

【萩野委員】
地域問題解決のために改修費を補助する事業はあるが、スタートアップ事業等のそれ以外の事業を行う場合であっても、空き家等を活用する事業については、補助金を交付することを検討してはどうか。

【公文委員】
資料5 10ページ目標2.に関して、マンションの適正管理の促進に対する支援体制についてですが、古いマンションだと管理会社が存在しない場合があり、マンションの運営自体が難しくなっている。そのため、管理会社が存在していないマンションの住民等を対象にセミナーを開く等の取組みを行うといいのではないか。

【山羽会長】
今後の計画策定時に検討してください。

(7)空き家所有者のアンケート調査について
<事務局より資料7-1、資料7-2について説明>

【山羽委員】
アンケートの内容を見ると、回答が困難と思われ、回答率が低くなるのではないか。

【公文委員】
回答に時間がかかるため、5分程度で回答できるような内容にすべきではないか。

【落合委員】
2000人の対象者は無作為なのか年代別に割合を均等に分けて調査するのか。
 
【事務局鈴木】
アンケートの内容については量を減らすなどの改善を検討します。
また、対象者の2000人については、市が把握している空き家所有者全員に送りますので抽出して送付するものではありません。

【間瀬委員】
費用対効果を考え、アンケートの内容を簡単にし、できるのであればアンケートを実施する回数を増やしてはどうか。

【事務局鈴木】
内容について課内で再検討し、修正版について委員の方々に確認を取りたいと思います。

【間瀬委員】
昨年、町内会でアンケートを行ったところ、細かく年代を聞く必要があるのかと意見があったので、年代については注意する必要がある。

【塩見委員】
ネットによる回答はできないのか。

【事務局鈴木】
先に住生活基本計画策定のために行った市民アンケートでは、紙回答だけでなくネットによる回答も可能としました。今回のアンケートでもネット回答ができるようにしたいと思います。

【大原委員】
アンケートを送る際に、案内文書はあるのか。案内文書の内容を空き家等が増加しているなどの所有者が危機感を持つ内容にすると回答率が上がり良いのではないか。

【事務局鈴木】
アンケートには案内文書をつける予定です。アンケートの内容と同様に後日、委員の方々に確認を取りたいと思います。

【山羽委員】
アンケートは白黒で送るのか。

【事務局鈴木】
白黒で送る予定でしたが、カラーの方が見やすいと思いますので、変更したいと思います。

【間瀬委員】
アンケートを行う目的は課題を探すことだと思うが、市がアンケートを参考に改善してくれるのかが重要であるため、その点をふまえ、希望が持てる活用をしてほしい。

【木野村委員】
資料7-2の8ページの2について解体と残置物の片付けの紹介する専門家については建築士も必要だと思う。

【事務局鈴木】
修正について検討します。

(8)その他
<事務局より次回の協議会の開催予定を説明>

5 会議資料

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

まちづくり推進部 住宅政策課

電話:0568-85-6572
まちづくり推進部 住宅政策課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。