みんなで取り組もうごみの減量!
市では、持続可能な社会の実現に向けて、令和6年3月に策定した「一般廃棄物処理基本計画」に基づき、さらなるごみの減量化に取り組んでいますが、ごみを減らすためには、市民の皆さんと一体となって推進していくことが必要です。一人一人の小さな心掛けの積み重ねがごみを減らし、環境にいいまちにしていくことにつながります。
今回の特集では、家庭から出るごみの現状やごみ出しのポイントについて紹介します。
ごみを減らす3つの目的
- 二酸化炭素の排出量を減らし地球環境を守る
- 最終処分場を長く使用する
- ごみ処理のコストを削減する
さらなるごみの減量に向けて
家庭から出るごみは、皆さんの協力により減少傾向にありますが、次世代により良い環境を引き継いでいくためには、さらなるごみの減量が欠かせません。
春日井市では、年間約8.4万tのごみが発生!
皆さんが普段家庭で何気なく捨てているごみは、 市で収集し、クリーンセンターで焼却したり、破砕してから最終処分場に埋め立てたりしています。一方、金属類などの資源は、選別などを行い、再生事業者に渡して資源化しています。
混ぜて捨ててしまえば「ごみ」ですが、きちんと分別して捨てることで「資源」になり、さまざまな製品にリサイクルされ、有効に活用されます。
ごみの減量には、現状を知り、一人一人がごみを減らす意識を持ち、行動をとることが大切です。
家庭でのごみの分別ポイント!
燃やせるごみ -市が処分するごみ・資源の約82%-
家庭から出る燃やせるごみの約4割を占めるのが生ごみです。生ごみの約8割は水分のため、 焼却する際に負担になっています。
★Check!★
生ごみは「水切り」をしましょう!
ごみが軽くなるだけでなく、においや雑菌の繁殖も抑えられます。
家庭用生ごみ処理機購入費補助
対象:市内在住で、県内の販売店で家庭用生ごみ処理機を購入した人(1世帯につき1台まで)
※ 生ごみ堆肥化容器(コンポスト)、密閉バケツなども対象
※ 令和6年4月1日から令和7年3月31日までに購入したものに限る
補助金額:購入費の2分の1(100円未満切り捨て)
※ 上限2万円。配達代金や付属品(基材など)は対象外
※ 詳しくは、市ホームページを見てください。
燃やせないごみ
ガラスなどの割れ物は紙に包むなど、安全に配慮してください。
★Check!★
充電式家電製品は「燃やせないごみ」ではありません。「発火性危険物」として出しましょう。
粗大ごみ(有料)
・ 収集を依頼する場合
清掃事業所(電話84-3211)に申し込み
・ 直接クリーンセンターに持ち込む場合
事前に電話(電話88-0247)で確認(所在地:神屋町1-2)
まだ使用できる場合はリサイクルショップへ
金属類 -捨て方に注意!-
- 発火性危険物(充電式家電製品、スプレー缶、ガスボンベ、使用済みライター)
→ 「赤色の指定袋」へ
★Check!★
リチウムイオン電池などの充電式電池は、強い力を与えると発火することがあります。誤った分別により、ごみ収集車やクリーンセンターで火災が発生しています。
必ず、「発火性危険物」として出してください!
2.そのほかの小型家電などの金属製品
→ 「透明・半透明の袋」へ
飲料缶、びん、ペットボトル
・ 種類ごとに分別して、「 透明、半透明の別々の袋 」 へ
・ びんの金属製キャップ
→ 「金属類」へ
・ ペットボトルのキャップ・ラベル
→ 「プラスチック製容器包装」へ
プラスチック製容器包装
カップ・パック類や袋類、ボトル類などで、プラマークがついているものです。汚れたものは、簡単に中を水洗いしてください。
・ チューブ類などの汚れの落ちにくいものやプラスチック製品(30センチメートル以下)
→ 「燃やせるごみ」へ
・ プラスチック製品(30センチメートル超80センチメートル未満)
→ 「燃やせないごみ」へ
雑誌・雑がみ
「燃やせるごみ」の中には、「雑がみ」として資源化できるものが多くあります。
ごみ箱とは別に雑がみ用の紙袋を用意すると便利です。
雑がみで出せるもの
菓子箱、包装紙、封筒、カタログやパンフレットなど
雑がみで出せないもの
テープなどの粘着物がついたもの、圧着はがき、レシートなど
→ 「燃やせるごみ」へ
・ 雑誌と雑がみは一緒にしばって出すことができます。
・ 町内会などの集団回収やスーパーなどの回収ボックスも利用してください。
ごみ出しのルールなど
・ ごみや資源は分別して収集日の朝8時までに出してください。
・ ごみが散乱しないよう防鳥用ネットなどで対策してください。
※ 防鳥用ネットは無償で貸与しています。
・ 防鳥用ネットはレンガや物干し竿を重しにして隙間ができないようにすると効果的です。
ごみボックスなど、ごみステーション整備用品を設置する区・ 町内会などに対して、購入費・作製費の一部の補助制度があります。
事前に清掃事業所(電話84-3211)へ相談してください。
分別に迷ったときは、ごみ分別アプリ「さんあ~る」が便利
資源・ごみの出し方のキーワード検索や地区ごとの収集日のお知らせを受け取ることができます。