空き家が「問題」になる前に、今からできること
近年、よく耳にするようになった「空き家問題」という言葉。これは他人事ではなく、突然あなたの周りの家が空き家になったり、自分が空き家の所有者になったりする可能性があります。今回は空き家が問題となる前に、どうすれば良いかを紹介します。
春日井の現状は?
市の空き家の割合は、現時点では全国と比較して低いですが、平成20年には約11軒に1軒だった空き家が現在は、約9軒に1軒となっています。今後も全国的に人口減少が見込まれることから、空き家が春日井も増加することが考えられ、それに伴うさまざまな問題が生じることが予想されます。このため、市では、平成28年2月に「春日井市空き家等対策計画」を策定し、さまざまな支援を行っています。
空き家の管理が不十分だと…
損害賠償の恐れ
塀が崩れたり、樹木の枝が落ちたりして周辺家屋や通行人に被害が及ぶと、管理責任を問われることがあります。
改修、修繕費が増大する恐れ
少しの補修で済まず、大規模修繕になることも。処分費用が増えるなど、余分な経費がかかります。
税額が増加する恐れ
特定空き家等に指定され、市から勧告を受けると、土地の固定資産税と都市計画税の課税標準の住宅用地特例措置から外れ、税額が増加します。
周辺の生活環境に悪影響を及ぼす恐れ
市から指導、勧告、命令などの処分を受ける場合があります。
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空き家になったら早期に対応が必要です