避難器具(救助袋)使用時の事故に注意してください

ページID 1003896 更新日 平成29年12月7日

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 総務省消防庁から避難器具(救助袋)の事故情報がありました。

 救助袋を使用した訓練、点検等の際は、参加者への降下姿勢等事前説明の徹底、参加者の年齢、体力等に応じた安全確保の実施、必要な補助者の配置等、安全管理の徹底をお願いします。

事故情報1

事故概要

救助袋(垂直式)を使用して避難訓練を実施中、3階から降下中の訓練参加者が当該救助袋の中でバランスを崩し、地面に臀部を打ち負傷したもの。

考えられる原因

製造事業者及び日本消防設備安全センターによる調査の結果、事故製品に構造及び外観上の欠陥は存在せず、降下速度も基準を満たしており、事故製品自体に異常は認められなかった。よって、救助袋を降下中、降下者の靴が滑降部に引っかかったため、降下姿勢が変化し、イレギュラーな姿勢で着地した結果、臀部を強打し、負傷したものと推測される。

事故情報2

事故概要

救助袋(斜降式)を使用して避難訓練を実施中、4階から降下中の訓練参加者が救助袋内で右足を負傷したもの。

考えられる原因

製造事業者及び日本消防設備安全センターによる調査の結果、事故製品に構造及び外観上の欠陥は存在せず、降下速度も基準を満たしており、事故製品自体に異常は認められなかった。よって、救助袋を降下中、足を救助袋の内面に引っかけたこと、あるいは足をひねったことにより負傷したものと推測される。

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