子宮頸がん(HPV)ワクチン

ページID 1003116 更新日 令和5年6月8日

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子宮頸がんワクチンはヒトパピローマウイルス(HPV)への感染を予防することで、一部のHPVが引き起こす子宮頸がんの防止を目的とするものです。子宮頸がんの原因の50~70%を防ぐサーバリックス・ガーダシルに加え、令和5年4月1日から80~90%を防ぐシルガード9も無料の定期接種(国が定めた予防接種)に追加されました。感染及び前がん病変の予防に高い有効性が示されており、初回性交渉前に接種することが推奨されています。

【重要】接種を希望される場合は、接種券に同封するリーフレットやこのページなどで、接種の効果や副反応等について十分理解した上で受けてください。

 子宮頸がんワクチンは、平成25年4月から定期接種となりましたが、接種後にワクチンとの関係を否定できない持続的な痛みを有する方が一定数見られたため、適切な情報提供ができるまでは、積極的な接種の勧奨を控えるよう厚生労働省から勧告がありました。(平成25年6月)

勧告は、令和3年11月26日に廃止となり、積極的勧奨を再開することになりました。

接種の効果や副反応等について

次のリーフレットやホームページも参考にしてください。

PVワクチン接種の対象年齢のお子様及びその保護者向けリーフレット(概要版)

HPVワクチン接種の対象年齢のお子様及びその保護者向けリーフレット(詳細版)

キャッチアップ接種リーフレット

👆子宮頸がんワクチン接種を受けた後の注意事項(画像をクリック)


対象者

1.小学6年生~高校1年生に相当する年齢の女性(※標準的な接種期間は中学1年生)

2.国の積極的勧奨差し控えにより接種の機会を逃した平成9年4月2日から平成19年4月1日生まれの女性(接種期間令和7年3月まで)

接種間隔

ワクチンの種類により、異なります。

種類 回数 標準的な接種間隔

規定の接種間隔

(標準的な接種間隔で接種できない場合)

サーバリックス 3回

2回目:1回目接種から1か月の間隔

3回目:1回目接種から6か月の間隔

2回目:1回目接種から1か月以上の間隔

3回目:1回目接種から5か月以上、2回目接種から2か月半以上の間隔

ガーダシル 3回

2回目:1回目接種から2か月の間隔

3回目:1回目接種から6か月の間隔

2回目:1回目接種から1か月以上の間隔

3回目:2回目接種から3か月以上の間隔

 

 

シルガード9

3回

2回目:1回目接種から2か月の間隔

3回目:1回目接種から6か月の間隔

2回目:1回目接種から1か月以上の間隔

3回目:2回目接種から3か月以上の間隔

2回

 

6か月の間隔

5か月以上の間隔

※2回接種は、15歳未満で接種を開始し、表の2回接種における標準、または規定の間隔で接種を受ける場合に可能です。

これまでに1~2回接種を受けた人の接種方法について

 過去に接種した回数(シルガード9の接種も含む)は、接種を受けてからの期間に関わらず規定の回数としてカウントし、残りの回数を定期接種として無料で受けられます。

 1.接種したワクチンの種類がわかる場合
  原則、同一種類のワクチンで残りの接種を完了します。
  ただし、サーバリックスまたはガーダシルからシルガード9への変更については、
  保護者等が接種を受ける医療機関の医師と相談し決めた場合には可能です。
  (シルガード9の3回接種の場合と同様の接種間隔になります)

   2.接種したワクチンの種類が不明の場合
  まずは当時、接種を受けた医療機関へご確認ください。確認できない、
  不明という場合は、接種を受ける医療機関の医師へその旨を伝え、
  十分に相談してから接種するワクチンを決めてください。

接種場所

接種券と予防接種履歴が分かるもの(母子健康手帳あるいは予防接種済証など)を持参し、子宮頸がんワクチン定期接種を実施する市内の指定医療機関で受けてください。

※接種の予約をされる際は、実施医療機関かどうかを必ずご確認ください。

市外や指定医療機関以外で定期接種を受けたい場合について、事前の手続きにより接種を受けられますので、下記のリンクをご覧になり手続きしてください。

令和5年度接種券一斉発送

次のように発送しました

対象者

発送時期

発送物

小学6年生 令和5年5月下旬

案内リーフレット

(接種券は、中学1年生(標準的接種時期)となる4月当初に一斉発送))

中学1年生 令和5年5月当初 接種券、予診票(1回分)、案内リーフレット
高校2年生  令和5年3月末 期限を延長した接種券、予診票(1回分)、案内リーフレット

早めに接種券が欲しい方・再交付希望の方

下記の「接種券申し込み・お問い合わせフォーム」からご連絡ください。

市外等で接種を希望される場合は、下記参照

1人で接種を受けたい場合は?

 13歳以上であれば、お1人で接種を受けることが可能です。ただし、16歳未満の場合は、同意書の提出が必要となります。

保護者の同意を求める年齢が変更されました

令和4年4月1日から、接種を受ける方の保護者同意を求める年齢が16歳未満に変更となりました。
下記表にしたがって予診票の記載をお願いします。

 

内容

変更後

予診票の「接種同意」下部の

「自署」欄

16歳未満:保護者の姓名/保護者以外の方の姓名と続柄
16歳以上:本人の姓名

 


令和3年度以前に受けた任意接種に対する払い戻し制度について

 令和3年度以前に受けた任意接種(ただし、ワクチン種類がサーバリックス及びガーダシル、かつ、接種費用の全額を自己負担している場合に限ります)に対する払い戻し制度を実施します。

 対象となる方の要件など、詳細は下記ページをご覧ください。

接種に関する相談窓口

【接種後に、健康に異常があるとき】
接種を行った医師・かかりつけ医、子宮頸がんワクチン接種後に生じた症状の診療に関する協力医療機関
※協力医療機関の受診については、接種を行った医師又はかかりつけの医師にご相談ください。

【不安や疑問があるとき、困ったことがあるとき、また、症状・医療・救済制度等全般について】
愛知県感染症対策局感染症対策課  電話:052-954-6272
厚生労働省 感染症・予防接種相談窓口 電話:0120-331-453

【学校生活に関する相談について】
愛知県教育委員会学習教育部保健体育課  電話:052-954-6793

【接種による健康被害救済に関する相談】
春日井市健康増進課予防担当 電話:0568-85-6168

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康増進課

電話:0568-85-6168
健康福祉部 健康増進課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。