春日井市役所地球温暖化対策行動指針2024-2030
指針策定の背景と趣旨
本市では、2019年(平成31年)3月に、「春日井市役所地球温暖化対策行動指針」を改定し、温室効果ガス排出量の抑制・削減に向けた職員の行動に関する取組みの継続や、公共施設における省エネ設備の導入などの取組みを進めてまいりました。
また、地球温暖化の進行に伴い、自然災害が頻発し、気候変動への危機意識が高まるなか、本市では、地球温暖化に正面から向き会うこととして、2021年(令和3年)6月に「ゼロカーボンシティ かすがい」を宣言し、2023年(令和5年)3月には春日井市地球温暖化計画を改定し、本市の温室効果ガス排出量を2013年度比で、2030年度に26%から46%削減する目標を掲げました。
令和6年3月に「春日井市役所地球温暖化対策行動指針」を改定し、温室効果ガス排出量のさらなる削減に向けて各部局連携のもと取組みを進めてまいります。
計画の概要
期間 2024年度から2030年度まで
ガス種 | 削減目標(2030年度) | 関連計画 |
---|---|---|
エネルギー起源(施設) |
2013年度比51%削減 |
春日井市地球温暖化対策実行計画 2023-2030 |
エネルギー起源(公用車) |
2013年度比35%削減 |
春日井市地球温暖化対策実行計画 2023-2030 |
非エネルギー起源 | 2022年度比8.7%削減 |
春日井市一般廃棄物処理基本計画 |
取組みの内容
職員の行動に関すること
- 電気使用量の削減
- 公用車燃料使用量の削減
- ごみ減量と資源化の促進
- 水道使用量の削減
- グリーン調達計画に適合する物品の購入など
設備の更新・運用改善に関すること
- 電気・ガス使用量の削減
- 公用車燃料使用量の削減
- 水道使用量の削減
- Jクレジット制度を活用したカーボンオフセットなど
公共施設への電力供給とゼロカーボン推進に関する連携協定
令和3年6月に鈴与電力株式会社と「公共施設への電力供給とゼロカーボン推進に関する連携協定」を締結しました。この協定に基づき、同年7月から、市クリーンセンターの廃棄物焼却熱を利用した二酸化炭素を排出しない電力の有効活用として、市庁舎や小中学校などの市内公共施設へ電力供給を行っています。
進捗状況(温室効果ガス排出量)
エネルギー起源部門
燃料等種別 |
2013年度 (基準年度) |
2022年度 |
2023年度 |
基準年度比 増減率 |
前年度比 増減率 |
|
---|---|---|---|---|---|---|
施設 | 基礎※1 |
40,564 |
36,945 |
36,951 |
-8.9% |
0.0% |
調整後※2 |
32,374 |
20,743 |
22,255 |
-31.3% |
7.3% |
|
公用車 | 875 | 954 | 955 | 9.2% | 0.1% |
※1 電気の二酸化炭素排出係数は基礎排出係数を使用。
※2 電気の二酸化炭素排出係数は調整後排出係数を使用。また、市がJ-クレジット制度を活用しカーボンオフセットを実施した量を含む。
非エネルギー起源部門
燃料等種別 |
2022年度 (基準年度) |
2023年度 |
基準年度比 増減率 |
前年度比 増減率 |
|
---|---|---|---|---|---|
一般廃棄物 | 24,254 | 24,008 | -1.0% | -1.0% |
職員への展開
市の率先行動として、職員の省エネ意識向上や温室効果ガス排出量削減のため、季節の重点取組み項目の設定や温対だよりによる職員への周知等により、行動変容を促していきます。
重点取組み項目
地球温暖化対策に関する具体的な行動や、各月・季節に関連したテーマなど、季節ごとに重点的に取り組む項目を設定し、発信・周知をしています。これらの取組みは家庭や事業所においても活用することができます。
冬の重点取組み項目
- 離席時はパソコンのディスプレイを閉じ、節電を心がける
- 重ね着やひざ掛けの活用で、暖房使用を抑制
- 使用していない会議室等の消灯を徹底
-
令和3年度重点取組み項目 (PDF 122.6KB)
-
令和4年度重点取組み項目 (PDF 126.2KB)
-
令和5年度重点取組み項目 (PDF 126.0KB)
-
令和6年度重点取組み項目 (PDF 130.1KB)
温対だより
グループウェアを活用し、市職員の地球温暖化対策の行動につながる取り組みやすい情報(重点取組み項目に関連するテーマや省エネにつながる情報の紹介等)を、特定の月に発行・周知をしています。
関連ページ
市全域から排出される温室効果ガスの削減に向けての「春日井市地球温暖化対策実行計画」は次のページから
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。