平成28年中の火災・救急・救助概要

ページID 1004054 更新日 令和1年9月27日

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火災概要

 火災件数は87件で、約半世紀ぶりに100件を下回った平成27年と同一件数となりました。また、出火率についても同様に2.8件/万人で平成27年と同一件数となっており、当市消防本部設立である昭和24年以来、過去4番目に低い出火率となっています。

 火災種別では、「建物火災」が13件減少し、44件で全体の約50%を占めています。平成27年と比較すると、「林野火災」で1件、「車両火災」で5件、枯草やごみ等の火災である「その他の火災」で7件増加しています。

 火災による死者は1人、負傷者は13人で、平成27年と比較すると、死者は2人、負傷者は7人、ともに減少しています。

 主な出火原因は、「たばこ」が15件と最も多く、全体の約17%を占めており、平成27年と比較すると3件増加し、平成3年から25年連続で出火原因1位であった「放火(疑い含む)」を「たばこ」が上回りました。次いで、「放火(疑い含む)」が12件、「こんろ」が6件となっています。

 建物火災44件のうち住宅火災は、専用住宅が14件、併用住宅が1件、共同住宅が8件の合計23件で約52%となっています。

 損害額(概数)は約6,200万円で、平成27年と比較すると、約4,900万円減少しました。

救急概要

 救急出場件数は13,654件で、平成27年に比べ302件増加し、搬送人員は12,894人で、299人増加しました。1日平均約37件出場し、市民約24人に1人が搬送されたことになります。これは統計を取り始めた昭和35年から最も多い件数となっています。

 事故種別ごとの出場件数では「急病」が9,389件で全体の約69%を占め、次いで「一般負傷」が1,672件、「交通事故」が1,158件の順となっています。

 昨年と主な種別ごとに比較しますと急病で385件増加、一般負傷で107件増加したのに対し、交通事故は95件減少となっています。

 年齢別搬送人員では、65歳以上の高齢者が約58%、成人32%、小児(新生児、乳幼児含む)10%となり、年々高齢者の搬送人員が増加しています。

救助概要

 救助出動件数は247件で、平成27年に比べ71件増加しました。活動件数は66件増加の167件、救助人員は49人増加の150人となっています。

 出動件数の内訳としては、多いものから順に「建物等による事故」が112件(約45%)、「交通事故」が66件(約27%)、「その他の事故」が53件(約21%)となっています。(その他の事故には、災害通報の誤報やいたずら、車の閉じ込め等が含まれています。)

 「建物等による事故」は、救急隊が施錠により屋内へ入れない場合にドア等を開放するための要請が多く、近年の傾向として高齢者の一人暮らし世帯への出動が増加しています。

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