総合的な福祉拠点の整備
人生100年時代においては、あらゆる世代や分野の方々が出会い、学び合い、誰もが健康でいきがいを持ち、活躍できる地域共生社会を実現していくことが重要です。
一方で、8050問題やダブルケア、生活困窮など、従来の福祉制度では十分に対応できない複雑で複合的な生活課題が顕在化しており、行政や支援機関、地域住民が連携し、当事者に寄り添った重層的で包括的な途切れのない支援体制の構築が必要です。
加えて、技術の発展や時代の変化とともに、文化やスポーツ、学び、ボランティアなど、一人ひとりの趣味や市民活動の幅も大きく広がっており、規模や機能など公共施設に対する市民ニーズは多様化しています。
昭和55年に建設された総合福祉センターは、本市の福祉施策の中核的施設として、市内全域から多くの市民に利用されてきました。春日井市社会福祉協議会の活動拠点や各種相談支援窓口としても機能しており、長い歴史の中で、多くの市民の交流やつながりが育まれるとともに、「居場所」としての役割も全うしているところです。
こうしたことから、市民の命と生活を守り、誰もが「いきがい」を持ち、自分らしく生活することができる地域共生社会の実現に向けた基幹的施設として、老朽化が進行している総合福祉センターを再整備し、新たに総合的な福祉拠点を創設することとしました。
アンケート調査
総合的な福祉拠点の整備について、アンケートによる意識調査を行いました。
登録団体アンケート(令和6年7月実施)
市民アンケート(令和6年8月実施)
PPP/PFI手法導入の簡易検討
総合的な福祉拠点について、市が自ら整備等を行う「従来手法」と、建設、維持管理等に民間の資金やノウハウを活用する「PPP/PFI手法」を比較するため、簡易な定量評価を行いました。
整備基本構想
総合的な福祉拠点の整備に向け、整備基本構想を策定しました。
市民意見公募
春日井市市民意見公募手続要綱に基づき、次の期間中、中間案についてのご意見を公募しました。
令和6年11月19日~令和6年12月19日
関連情報
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