更年期障害について

ページID 1030847 更新日 令和6年8月16日

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更年期障害とは

男女ともに40歳を過ぎた頃から見られる、自律神経失調症に似た症候群のことです。性ホルモン分泌量の低下が原因といわれていて、様々な体調不良や情緒不安定といった症状が現れます。誰にも起こりうることであるため、この世代にはこのような体調不良があることをすべての人が理解し、身近な人の症状に配慮できるような環境づくりが必要です。

更年期障害の症状

更年期障害は個人差が大きく、症状の現れ方も程度も異なります。また、更年期障害は女性特有のものと思われがちですが、男性にもあります。症状の現れ方は、性別によっても異なります。

女性の場合

女性の更年期障害は、閉経前後に女性ホルモンのエストロゲンが急激に減少することが主な原因ですが、心的ストレスや性格的なものも影響します。女性ホルモンの低下は、すべての女性に起こりますが、症状は人それぞれで、あまり症状を感じない場合もあれば、日常生活に支障をきたす場合もあります。

主な症状

・疲れやすい

・肩こり、腰痛、手足の痛みがある

・汗をかきやすい、顔がほてる

・腰や手足が冷えやすい

・怒りやすく、すぐイライラする、気分が落ち込む

・寝付きが悪い、眠りが浅い

・頭痛、めまい

・息切れ、動悸がする

男性の場合

男性の更年期障害は、男性ホルモンのテストステロンの低下が原因と言われていますが、ストレスや睡眠不足などの影響も強く受けます。男性ホルモン(テストステロン)は、女性の場合と異なり、加齢とともに緩やかに減少するため、40歳以降どの年代でも起こる可能性があります。

主な症状

・疲れやすい

・筋力の低下

・骨がもろくなる

・イライラする、うつ症状

・意欲低下

・男性機能低下

受診するタイミング

病気ではないのに、検査をしても原因がはっきりしない「不調」が続いている場合は、もしかしたら更年期のトラブルが起きているかもしれません。気になる症状がある方は、医療機関にご相談ください。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康増進課

電話:0568-85-6164
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