高蔵寺駅周辺の再整備
高蔵寺駅北口駅前広場等基本設計について
令和6年度に基本設計を行いました。引き続き、令和7年から8年度にかけ、実施設計を進めていきます。
実施設計において、詳細検討を進め、整備内容や工事期間、金額など精査していきます。
■基本設計・平面図と整備内容及び基本的な考え方
1 北口駅前広場
・バスの乗車と降車をそれぞれ1バース※に集約 (現状:乗降が3バースに混在)
・乗降バース4に対し、EV※を2基増設し3基に
(現状:乗降バース5に対し、EVは1基)
(駅前広場内には、合計4基)
・一般車バースの拡張(一時駐車場を新設)
・乗降バースへの進入車線を一般車と
バス・タクシーに分離
・西側への歩行者動線を検討(協議中)
2 地下道
・明るく美装化
・わかりやすい案内表示
3 自転車駐車場
・老朽化した自転車駐車場の建て替え
4 ふれあい公園
・公園のリニューアル
※ EV : エレベーター
バース : 乗り降りする場所
■今後のスケジュール(案)
自転車駐車場については、令和6年度に仮設駐輪場を整備し、令和7年度には、解体工事を実施します。令和8年度から9年度にかけて、新築工事を実施予定です。
また、駅前広場や地下道などの工事は、令和9年度から順次、工事着手を目指し、実施設計を進めていきます。(工事期間は検討中)
■令和5年度基本調査からの主な変更点について(環境建設委員会資料R7.8.21)
・エスカレーターの設置は計画せず、一般車スペースとタクシースペースへそれぞれエレベーターを配置
・ニュータウン方面から駅前広場への進入について、一般車とバス・タクシーで車線を分ける計画
・北口駅前広場から約150m東側にある北口当日自転車駐車場を移設整備
・地下道、ふれあい公園及び自転車駐車場等の一部においてイベント開催が可能な空間を計画
■Q&A
Q 全体の事業費について
A 基本設計時点(R7.3)で概算工事費 約40億円(駅前広場、自転車駐車場、ふれあい公園、地下道の再整備)です。
Q 現在示している図面は、最終のものなのか
A 現在示している図面は基本設計時点であり、今後の実施設計の過程において、関係機関協議との結果等を踏まえ、分かりやすい案内表示や動線など、設計を進めていきます。
Q エスカレーターを計画しない理由について
A 地下道と地上をつなぐ歩行者動線の検討については、まず、第一にベビーカー、車いす利用者や歩行に不安のある方などが安全に利用できるバリアフリー経路確保のため、エレベーターの設置を優先し、一般車スペースとタクシーバースにエレベーターを新たに2基増設する計画としました。また、関係機関との協議を進める中で、バスバースの形状などを変更したことにより、エレベーター、エスカレーター及び階段の3施設を同じバースに設置が困難となったため、停電時などの非常時利用や事業費・維持管理費抑制など総合的な観点から、バースごとに階段を計画しました。
高蔵寺駅北口駅前広場再整備方針の策定
令和6年(2024年)3月に高蔵寺駅北口駅前広場再整備方針を策定しました。
高蔵寺駅北口駅前広場再整備方針(令和6年3月策定)
アンケート調査
高蔵寺駅周辺の再整備について、アンケートによる意識調査を行っています。
高蔵寺駅北口駅前広場再整備方針(中間案)に関する市民アンケート(令和4年)
高座線の交通社会実験に関する市民アンケート(令和4年)
にぎわい実証実験に関するアンケート
(令和4年度)
これまでの取組み
南口駅前広場
・駅前広場の利便性を高めるため、一般車待車場及びバスロータリーの改修や歩道部のシェルターの増改築などを行いました。
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高蔵寺駅南口駅前広場・地下道整備 コンセプトブック1 南口駅前広場と地下道 (PDF 12.3MB)
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高蔵寺駅南口駅前広場・地下道整備 コンセプトブック2 南口駅前広場のみどり (PDF 7.2MB)
南口駅前広場が「土木学会デザイン賞」を受賞しました!
この度、高蔵寺駅南口駅前広場が「土木学会デザイン賞」において優秀賞を受賞しました。
今回の受賞では、木材を多用したベンチや屋根から差し込むやわらかい光などが生かされ、学生や住民の居場所として地域に定着した、大規模な改修を伴わない「駅前広場のリノベ」として整備されている点が評価されました。
詳細については、土木学会デザイン賞公式ホームページをご覧ください。
【土木学会デザイン賞とは】
土木学会デザイン賞は公益社団法人土木学会景観・デザイン委員会が主催する顕彰制度です。2001年に創設され、正式名称は「土木学会景観・デザイン委員会デザイン賞」といいます。公募対象を広く土木構造物や公共的な空間に求め、計画や設計技術、制度の活用、組織活動の創意工夫によって周辺環境や地域と一体となった景観の創造や保全を実現した作品およびそれらの実現に貢献した関係者や関係組織の顕彰を行っています。
南口駅前広場が「2024年度グッドデザイン賞」を受賞しました!
この度、高蔵寺駅南口駅前広場が、「2024年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
今回の受賞では、駅前広場内で入り込む光や植栽のデザインを重ね合わせることで、駅前に自然環境を作っている効果や、植栽に囲まれ、居心地の良い待ち合わせ風景とすることで、駅に帰ってきた人を迎え入れてくれるデザインなどが評価されました。
詳細については、グッドデザイン賞公式ホームページをご覧ください。
【グッドデザイン賞とは】
公益財団法人日本デザイン振興会が主催するグッドデザイン賞は、豊かさと持続可能性に満ちた生活と産業、そして社会の実現を目指し、グッドデザイン賞の理念に基づいた公正な審査を行い、賞賛すべき優れたデザインを選び広く推奨する活動です。
この活動は1957年に誕生した通商産業省による「グッドデザイン商品選定制度」を前身としたものです。
地下道
・JR耐震改修とASTY高蔵寺の店舗改修に合わせ、明るく居心地の良い空間を整備するため、床・天井の改修を行いました。
・トイレを改修し、利便性やバリアフリー性の向上を図りました。

実証実験等の取組み
交流・滞留空間の利活用を進めています。
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