熱中症に気をつけましょう!
下のバナーから、この先3日間の暑さ指数(WGBT)の予測値などを知ることにより、ご自身でも熱中症のリスクを把握し、必要な対策(このページの後半を参照)を取るようにしましょう。
暑さ指数(WBGT)とは?
人間の熱バランスに影響の大きい気温、湿度、輻射熱(地面や建物などからの照り返しや直射日光による熱)から算出される暑さの指数で、熱中症の危険度を判断する数値
日常生活に関する指針
温度基準 |
暑さ指数(℃) |
注意すべき生活活動の目安 |
注意事項 |
---|---|---|---|
危険 | 31以上 |
すべての生活活動で おこる危険性 |
高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。 外出はなるべく避け、エアコン等で温度調整された涼しい室内に移動する。 |
厳重警戒 |
28以上 31未満 |
外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する | |
警戒 |
25以上 28未満 |
中等度以上の生活活動で おこる危険性 |
運動や作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。 |
注意 | 25未満 | 強い生活活動で おこる危険性 |
一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。 |
「熱中症警戒アラート」及び「熱中症特別警戒アラート」をチェックしましょう
熱中症に関する情報は、「熱中症警戒アラート」と「熱中症特別警戒アラート」の2種類があり、令和6年度は、4月24日(水曜日)から10月23日(水曜日)までの間、運用されます。
「熱中症警戒アラート」は、県内いずれかの暑さ指数情報提供地点で、暑さ指数(WBGT)が33以上(熱中症の危険性が極めて高い気象条件)と予想される日の前日午後5時と当日午前5時に発表されます。
また、令和6年度より「熱中症特別警戒アラート」の運用が開始されました。熱中症特別警戒アラートは、県内の全ての暑さ指数情報提供地点において、暑さ指数(WGBT)が35以上(広域的に過去に例のない危険な暑さ)と予想される日の前日午後2時頃に発表されます。
熱中症特別警戒アラートが発表された場合、人の健康に係る重大な被害が生じる恐れがありますので、自分と自分の周りの人の命を守る準備・対応をしましょう。
次に示す情報配信サービスなどを活用し、自分自身で熱中症予防を心がけましょう。
春日井市安全安心情報ネットワークで熱中症特別警戒アラート等を配信します
春日井市安全安心情報ネットワークの情報配信の登録(気象情報)をしていただくと、愛知県に熱中症警戒アラート及び熱中症特別警戒アラートが発令されたときにメールで配信します。ぜひ、登録をしてください。
「熱中症警戒アラート」及び「熱中症特別警戒アラート」の無料情報配信サービス(環境省 情報提供によるもの)
LINEによる熱中症警戒アラート等情報通知サービス
LINEアプリで、LINE公式アカウント「環境省」を友達追加することで、熱中症警戒アラートや暑さ指数の情報が通知されます。[友達追加は、下のバナーをクリックするか、QRコードをスマートフォン等で読み取ってください]
熱中症予防情報メール配信サービス
暑さ指数の予測値及び実測値が配信されます。[登録するには、下のバナーをクリックするか、QRコードをスマートフォン等で読み取ってください。また、登録手順についても下のバナーから参照してください。]
熱中症警戒アラートメール配信サービス
熱中症警戒アラートが発令される場合に配信されます。[登録するには、下のバナーをクリックするか、QRコードをスマートフォン等で読み取ってください]
※ それぞれのサービスの詳細は、ページ下部の「環境省:熱中症予防情報サイト」をご覧ください。
熱中症とは?
熱中症は、気温や湿度が高い環境に長くいることで、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなることなどが原因で起こります。
主な症状
軽症
めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い、汗が止まらない
中等症
頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、力が入らない、いつもと様子が違う
重症
返事がおかしい、意識消失、けいれん、からだが熱い、まっすぐ歩けない
熱中症を引き起こす3つの要因
環境(要因1)
・日差しが強い
・締め切った室内
・エアコンの無い部屋
からだ(要因2)
・高齢者や乳幼児、肥満の方(※1)
・糖尿病や精神疾患(※2)などの持病
・低栄養状態
・体調不良(下痢、二日酔いなど)
※1 皮下脂肪が多いと身体の中の熱を逃がしにくくなる
※2 自律神経への影響により、体温調節機能が低下するといわれている
行動(要因3)
・激しい筋肉運動や、慣れない運動
・長時間の屋外作業
・水分補給ができない状況
熱中症を予防するために!
のどが渇いていなくても、こまめに水分補給しましょう
- 1時間ごとにコップ1杯
- 入浴前後や起床後もまずは水分補給
- 大量に汗をかいた時は、経口補水液(食塩とブドウ糖を溶かしたもの)やスポーツドリンクなどで塩分補給も忘れずに
暑さを避け、こまめに休けいしましょう
- 涼しい服装、日傘や帽子
- 少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所へ移動
- 涼しい室内に入れなければ、外でも日陰で
エアコン使用中も、こまめに室温を調整しましょう
- 窓とドアなど対角線で2か所を開ける
- 扇風機や換気扇を併用する
- 複数人数で使用する場合は、時々換気をし、換気後は、エアコンの温度をこまめに再設定
暑さに備えた体づくりと日頃から体調管理をしましょう
- 暑さに備え、無理のない範囲で適度に運動(「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度)を生活の中に取り入れましょう。その際は、忘れずに水分補給をしましょう。
※特に、梅雨時や梅雨明け直後はまだ体が暑さに慣れていないため、熱中症のリスクが思うより高まります。その前に適度に運動をする等、暑さに体を慣らしておくことが大切です。 - 十分な睡眠
- 毎日の検温や健康チェック
- 体調が悪い時は、無理せず自宅で療養
熱中症かな?と思ったら・・・声をかけ合おう
- 涼しい場所や日陰のある場所へ移動し、衣服をゆるめ、安静にします。
- エアコンをつけて、扇風機やうちわなどで体に風を当ててください。
- 氷や保冷材などを使って、首回り・脇の下・太ももの付け根など、太い血管がある部分を冷やしてください。
- 水分・塩分を補給しましょう。(経口補水液など)
災害時の熱中症予防
災害時には、慣れない環境や作業によって、熱中症のリスクは高くなります。水分や冷却グッズ等を災害に備え、あらかじめ準備しておき、お互いに声をかけながら、十分に注意しましょう。
熱中症対策普及団体を募集します
詳しくは、次のページを参照してください。
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