手足口病にご注意ください

ページID 1003270 更新日 令和6年11月29日

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手足口病とは

 手足口病は、口の中や手足などに水疱性の発疹が出る、ウイルスによって起こる感染症です。乳幼児を中心に、主に夏に流行します。感染経路は、飛沫感染、接種感染、糞口感染(便の中に排泄されたウイルスが口に入って感染すること)が知られています。特にこの病気にかかりやすい年齢層の乳幼児が集団生活をしている保育施設や幼稚園などでは注意が必要です。

 

症状

 感染してから3~5日後に、口の中、手のひら、足のうらや足の甲などに2~3mmの水疱が現れます。発熱は約3分の1に見られますが、あまり高くならないことがほとんどであり、高熱が続くことは通常はありません。ほとんどの発病者は、数日間のうちに治る病気ですが、まれに髄膜炎や脳炎などを生じることがあるので、高熱や嘔吐、頭痛などがある場合は注意を要します。

 

予防

 手足口病には有効なワクチンはなく、また、発病を予防できる薬もありません。一般的な感染対策は、接触感染を防ぐために手洗いをしっかりすることと、排泄物を適切に処理することです。

 

治療

 手足口病に特効薬はなく、特別な治療方法はありません。基本的には軽い症状の病気なので、経過観察を含め、症状に応じた治療となります。しかし、まれに髄膜炎や脳炎の合併症などが起こる場合があるため、経過観察をしっかり行い、高熱が出る、発熱が2日以上続く、嘔吐する、頭を痛がる、視線が合わない、呼びかけに答えない、呼吸が速くて息苦しそう、水分が取れずにおしっこが出ない、ぐったりとしているなどの症状がみられた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

 

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