化学物質過敏症について

ページID 1029766 更新日 令和6年11月8日

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化学物質過敏症とは?

 環境省が公表している「平成27年度環境中の微量な化学物質による健康影響に関する調査研究業務報告書」(以下、「業務報告書」という。)において、環境中の微量な化学物質のばく露によって多様な症状の誘発や憎悪を訴える本態性多種化学物質過敏状態(いわゆる化学物質過敏症)は、生活環境中の極めて微量な化学物質に接することにより多彩な不定愁訴を呈する症候群であるとされており、病態や発症メカニズム等未解明な部分も多く、その科学的知見を基盤とした実態はよく分かっていません。
 業務報告書では、人口の約7.5%がいわゆる化学物質過敏症対象者であることに触れており、症状を誘発させるものを例示しています。

症状の例

 嗅覚過敏、眼・鼻・喉の刺激症状、皮膚の紅斑・搔痒感、易疲労感、頭痛、集中力の低下、めまい、吐き気 など

症状を誘発させるものの例

 農薬、自動車の排気ガス、建材、建材関連品および家具・日用品等から放散する揮発性有機化合物、暖房等の燃焼ガス、日用品(整髪剤、香料、柔軟剤など) など

香りについて

 全国の消費生活センターには、柔軟仕上げ剤などの香りで頭痛や吐き気がしたなどの相談が寄せられています。香りの感じ方には個人差があり、自分にとって快適な香りでも困っている人もいることをご理解いただくこと、香り付き製品の使用に当たっては周囲の方々にも配慮いただくことなどを狙いとして、消費者庁、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、環境省でポスターを作成しています。

その香り困っている人もいます チラシ

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電話:0568-85-6168
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