食中毒にご注意ください!

ページID 1020936 更新日 令和5年7月18日

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食中毒とは

 食中毒とは、細菌やウイルス、有毒な物質がついた物を摂取することによって、下痢や腹痛、発熱、吐き気などの症状が出る病気のことです。食中毒の原因によって、症状や摂取後症状が出るまでの時間は様々で、時には命にもかかわります。

食中毒の原因

食中毒で苦しむ人

 食中毒を引き起こす主な原因は、「細菌」と「ウイルス」です。

 細菌は温度や湿度などの条件がそろうと食べ物の中で増殖し、その食べ物を食べることにより食中毒を引き起こします。一方、ウイルスは低温や乾燥した環境中で長く生存します。ウイルスは、細菌のように食べ物の中では増殖しませんが、食べ物を通じて体内に入ることで増殖し、食中毒を引き起こします。

気温・湿度が共に高くなる夏季は特に、次の原因菌による、食中毒が多発するようになります。

カンピロバクター(生・加熱不足の鶏肉料理に多い) 

腸管出血性大腸菌(生・加熱不足のレバー等の牛内臓や牛肉に多い)

黄色ブドウ球菌(健康な人の鼻腔、咽頭等にも広く生息し、おにぎり・寿司・肉・卵・乳・菓子類等多岐にわたる食品により症状を引き起こす)

食中毒の予防

大切な家族の健康を守るため、次の3つのポイントに心がけ、食中毒を予防しましょう。

 (1)菌をつけない
  調理前や生肉・魚を取り扱う前後などに、手を洗いましょう。また、加熱前の生肉・魚などを調理済みや加熱しないままで食べる食材に付けないよう、包丁など調理器具を分けたり、調理する順番を考慮するなどの工夫をしましょう。
 
 (2)菌を増やさない
  細菌の多くは高温多湿な環境で増殖が活発になるため、低温で保存しましょう
 
 (3)菌をやっつける
  細菌の多くは、加熱によって死滅するので、肉や魚はもちろん、野菜なども加熱して食べると安心です。

厚生労働省:家庭でできる食中毒予防の6つのポイント

テイクアウト・デリバリー利用時も気を付けましょう

 今日では、テイクアウトやデリバリーを利用する機会も増えています。

  • 食品を購入したらすぐに帰宅し、長時間持ち歩かないようにしましょう
  • 持ち帰ったら、すぐに食べましょう。すぐに食べない場合は、冷蔵庫で保管する等、長時間常温で放置しないようにしましょう
  • 再加熱するときは中心までしっかり加熱しましょう
  • 食べる前にはしっかり手洗いをしましょう

警報発令基準

以下に掲げる気象条件のうち、いずれか1つ以上に該当があるとき、発令されることがあります。

  1. 気温30℃以上が10時間以上継続することが予想されるとき。
  2. 湿度90%以上が24時間以上継続することが予想されるとき。
  3. 24時間以内に急激に気温が上昇して、その差が10℃以上となることが予想されるとき。
  4. 次に掲げる気象条件が同時に発生することが予想されるとき。
    1. 気温が28℃以上となり、かつ、6時間以上継続するとき。
    2. 湿度が80%以上となり、かつ、相当時間継続するとき。
    3. 48時間以内に気温が上昇して、最高と最低の気温の差が7℃以上となるとき。

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康増進課

電話:0568-85-6168
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