風しんについて

ページID 1014655 更新日 令和4年9月30日

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風しんとは?

 風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症で、風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から5~7人にうつす強い感染力を有します。
 風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。

潜伏期間

約2~3週間

症状

 感染すると約2~3週間後に発熱や発疹、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。風しんの症状は子どもでは比較的軽いのですが、まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が発生することがあります。また、大人がかかると、発熱や発疹の期間が子どもに比べて長く、関節痛がひどくなることが多いとされています。
 発疹の出る2~3日前から発疹が出た後の5日程度まで感染性があります。
 また、風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの女性が風しんウイルスに感染すると、眼や心臓、耳等に障がいをもつ(先天性風しん症候群)子どもが出生することがあります。

風疹を疑う症状がある場合

 発疹や発熱などの症状が現れたら、必ず事前に医療機関に連絡し、風しんの疑いがあることを伝え、医療機関の指示に従って早めに受診しましょう。
 受診の際には、マスクを着用するなど、感染を広げないように注意し、公共交通機関の利用を避けてください。

予防接種について

 定期予防接種の対象となる1歳~2歳未満のお子さんと、小学校就学前(年長児)のお子さんは、早めに麻しん風しん混合ワクチンの接種を受けましょう。

 また、市では妊娠を予定又は希望している女性とその夫や妊娠をしている女性の夫で、抗体検査を受けた結果、風しんの抗体価が不十分と判断された方に、ワクチン接種費用の一部補助を実施しています。

 なお、風しんワクチンまたは麻しん風しん混合ワクチンは、お腹の中の赤ちゃんへの影響を避けるため、妊娠中接種を受けることができません。また、妊娠していない場合も、接種後2か月程度、妊娠を避ける必要があります。

抗体検査について

風しんの定期予防接種を受ける機会が無く、他の世代に比べて抗体保有率が低いとされる男性(昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた方が対象)に、抗体検査と予防接種(抗体検査で抗体価が不十分と判断された人)を無料で実施します。

関連情報

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健康福祉部 健康増進課

電話:0568-85-6168
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