インフルエンザを予防しましょう!

インフルエンザについて
症状
- 38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等が急速に出現
- のどの痛み、鼻水、せき等
- 小児・未成年の患者は、急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、ウロウロと徘徊
する等の異常行動を起こすおそれがあるので、自宅で療養する場合は、少なくとも2
日間、保護者等は小児・未成年者が一人にならないよう配慮しましょう。また、これ
に加え、小児・未成年者が「容易に住居外に飛び出さないための対策注)」をとるよ
う心がけましょう。
※注)
・高層階の住居の場合
→玄関や全ての部屋の窓の施錠を確実に行いましょう。(内鍵、補助錠がある場合はその活用を含みます。)
→ベランダに面していない部屋で寝かせましょう。
→窓に格子のある部屋がある場合にはその部屋で寝かせましょう。
・一戸建ての場合
→上記対策に加え、できる限り1階で寝かせましょう。
潜伏期間
1~3日
予防
流行前のワクチン接種
インフルエンザワクチンは、感染後に発症する可能性を低減させる効果があり、また、発症した場合の重症化防止にも有効と言われています。
なお、65歳以上の方等を対象とする定期予防接種があります(接種費用の一部自己負担があります。)。
詳しくは、下記のリンク先からご確認ください。
外出後の手洗い、アルコール消毒
流水・石鹸による手洗いは、手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、インフルエンザに限らず接触や飛沫感染などを感染経路とする感染症対策の基本です。アルコールによる手指衛生も効果があります。
室内ではこまめに換気をする
新型コロナウイルス対策としても、季節を問わず十分な換気が重要です。対角線上にあるドアや窓を2か所開放すると効果的な換気ができます。また、窓が1つしかない場合は、部屋のドアを開けて、扇風機などを窓の方向に向けて設置しましょう。
適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。
人混みや繁華街への外出を控える
インフルエンザの流行時、特に高齢者や基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方、睡眠不足の方は、免疫力の低下により感染する可能性が高まりますので、人混みや繁華街への外出をなるべく控えましょう。もし外出する場合は、マスクの着用等、咳エチケットを講じることが一つの防御策と考えられています。
十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
体の免疫力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。
