令和5年度 第1回 春日井市環境審議会議事録

ページID 1032392 更新日 令和6年1月10日

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1 開催日時

令和5年7月25日(火曜日) 午後3時00分~午後4時20分

2 開催場所

文化フォーラム春日井 2階 A・B会議室

3 出席者

委員

山羽 基 

幅上 茂樹

趙 偉

橋本 啓史

菱川 一馬 

森 一也 

村上 寿美恵

二宮 久夫

田中 穣

櫻井 千明

事務局

環境政策課長         堀尾 悦嗣

同課長補佐          谷本 俊二

同環境推進担当主査      島戸 紫野

同主任            小野 靖生

同主事            鈴木 一眞

環境保全課長         松田 健作

環境分析センター所長     木全 敦彦

ごみ減量推進課長       山田 仁   

4 議題

  1. 環境基本計画の推進について
  2. その他

5 会議資料

6 議事内容

(1) 環境基本計画の推進について
【鈴木主事】
 資料1-1、1-2に基づき、環境基本計画の実施状況について説明。

【木全所長】
 資料1-3に基づき、市内の環境の状況について説明。

【幅上委員】
 資料1-1の達成指標、個別指標について、2030年度の目標値を上回っている指標もいくつかあるが、最新値を加味して、目標を変更することを考えているのか。

【谷本課長補佐】
 既に目標を達成している指標については、今後見直しを進め、更に高い目標を設定することを検討します。例として、資料1-1の個別指標「自然環境の保全を行う市民団体などの会員数」は当初の目標値である350人を大幅に上回っていたため、第六次総合計画の改定に合わせて、数値を見直しました。他の項目につきましても、随時検討していきます。

【田中委員】
 1.達成できていない項目について、現在どのような取組みをしているかを示したほうがいいのではないか。
 2.「環境に配慮した事業者数」は現在集計中となっているが、2022年度の値はまだ集計できていないのか。
 3.環境目標2の「雨水流出抑制施設」は最新値53施設と前年度から変更はないが、達成される見込みはあるのか。
 4.資料1-2、5ページの「住宅用地球温暖化対策機器設置費補助」の太陽光発電補助件数を単年度値だけでなく、数年間の増減をグラフなどで見える化したほうがいいのではないか。

【谷本課長補佐】
 1.達成できていない項目の説明方法については、検討します。
 2.愛知県地球温暖化対策計画書を提出している事業所数の報告を県からいただいていないため、集計中となっています。
 3.担当する部局にこれから増設予定があるのかを確認します。
 4.太陽光発電システムは増加しています。詳しい件数等は改めて報告します。

【幅上委員】
 「環境に配慮した事業所数」の数値について、昨年度実績148事業所は市内全体の事業所数の内のどのくらいの割合になるのか。市内全体の事業所数を分母とするならば、かなり少ない数値になるのではないか。また、「環境に配慮した事業所数」の定義を伺いたい。

【谷本課長補佐】
 環境基本計画に記載があります、ISO14001、エコアクション21などの環境に関するマネジメントシステムを導入している事業所や市独自のかすがいエコオフィス認定事業所、愛知県地球温暖化対策計画書を提出している事業所の合計値になります。なお、市内事業所の全数を把握していないため、多いのか、少ないのかが見えづらいところはあります。

【山羽会長】
 集計中の値は、いずれこの審議会で報告されるのか。

【谷本課長補佐】
 二酸化炭素の排出量については、集計が間に合わない可能性もありますが、その他の項目は集計したうえで、第2回環境審議会でご報告いたします。

【菱川委員】
 2030年に向けた計画の中で、今回初年度(2022年度)の実績が判明したが、2030年の目標に対して、2022年度の実績が高いのか、低いのかを表した方がいいのではないか。もし変化がないのであれば原因を追究し、足りない施策の増強が必要となるのではないか。

【山田課長】
 関連した話としまして、環境基本計画に紐づく、個別計画となるごみ処理基本計画は、今年度が計画の中間年であり、廃棄物減量等推進審議会を開催するなど、中間見直しに着手しております。見直しにおいて、これまでの5年間の取組みを評価しますが、成果指標の一例として、1人1日あたり家庭系ごみ排出量の推移は、2020年をピークに減少傾向にあります。しかしながら、これは取組みの効果と言うよりも、2020年から新型コロナウイルス感染症の流行による社会活動や生活環境の規制、制約が大きく影響したものと考えられます。本年5月より、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、社会活動等が正常化に向かうなか、アフターコロナ、ウィズコロナによる新たな生活様式の変化も生じております。しばらくの間は、指標の推移、変化の要因を慎重に分析しつつ、計画の取組みを評価してまいりますが、取組みの成果、評価は従来と異なる難しさがあると考えております。

【谷本課長補佐】
 達成指標のグラフにある線は目標達成の目安で、顔のアイコンは目標の進捗状況を示しています。例として、資料1-1 7ページ、環境目標2「低炭素社会」では、温室効果ガス総排出量は目安線を下回っていますが、民生家庭部門の温室効果ガス排出量は目標達成に向けて、更なる努力が必要になります。昨年度実施した市域の再生可能エネルギーポテンシャル調査で太陽光発電が大半を占めていることが分かったことから、導入に力を入れていきたいと思います。

【堀尾課長】
 ウィズコロナの中、経済活動がエネルギー消費量にどれだけ影響を与えるかを見極める必要があります。また、目標の進捗管理として、例えば市公用車への電気自動車の導入にあたって、導入による温室効果ガス排出量の削減効果を把握し、市役所が関連する業務部門への影響等について説明できればと思います。

 


(2) その他
【堀尾課長】
 次回、第2回環境審議会は1月の開催を予定しています。


 上記のとおり、令和5年度第1回春日井市環境審議会の議事及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、会長及び出席者1人が署名する。

令和5年8月29日

                               春日井市環境審議会
                                   会長  山羽 基

 

                               春日井市環境審議会
                                   委員  二宮 久夫

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