令和3年度第2回子ども・子育て支援対策協議会議事録

ページID 1029516 更新日 令和6年1月10日

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令和3年度第2回子ども・子育て支援対策協議会議事録

開催日時

令和3年12月28日(火曜日) 午前10時~午前11時30分

開催場所

市民活動支援センター 2階 第1集会室

出席者

【会長】

 中部大学教授     大河内 修

【委員】

  • 春日井商工会議所事務局長 鈴木 夕雪
  • 春日井市社会福祉協議会総務課副主幹 木元 伸美
  • 春日井市民生委員児童委員協議会主任児童委員 長縄 亜紀子
  • 春日井市青少年団体連絡協議会理事 平野 晴香
  • 春日井市私立幼稚園協議会会長 伊藤 聡
  • 春日井市保育連盟会長 長岡 龍男
  • 勝川小学校校長 山田 勝史
  • 特定非営利活動法人あっとわん代表理事 河野 弓子
  • 公募による市民 大田和 裕美
  • 公募による市民 鷲見 裕子
  • 公募による市民 高倉 扶美子

【事務局】

  • 青少年子ども部 部長 小久保 健二
  • 青少年子ども部子ども政策課 課長 大野 利重
  • 青少年子ども部子ども政策課 課長補佐 鷹見 恭平
  • 青少年子ども部子ども政策課 次世代育成支援担当主査 深見 健司 
  • 青少年子ども部子ども政策課 主任 若林 尭之
  • 青少年子ども部保育課 課長 河出 康隆
  • 青少年子ども部保育課 主幹 長江 弘子
  • 青少年子ども部保育課 課長補佐 熊澤 伸晃
  • 青少年子ども部保育課 保育担当主査 武藤 健二
  • 青少年子ども部保育課 主事 壁谷 佳樹
  • 子育て子育ち総合支援館 館長 板垣 由美
  • 交通児童遊園 園長 安藤 弥生
  • 児童センター 所長 松田 強志
  • グルッポふじとう児童館 館長 福岡 真弓

【傍聴人】
 0名

議題

  1. 小規模保育事業の利用定員について
  2. 児童館の実施事業について

配付資料

議事内容

議題(1)小規模保育事業の利用定員について
【保育課 保育担当主査】
(資料1に基づいて説明)
【大河内会長】
この地域に整備する理由はなにか。
【保育課 課長補佐】
第2次新かすがいっ子未来プランの54ページの表中7.に、当該地域の保育事業の不足数の見込みと確保量を掲載しており、令和4年度の確保量38人に基づき整備するものである。
【伊藤委員】
春日井駅前サンフレンズ保育園についてだが、施設出入口が1箇所に加え、避難階段2か所が施設の片側に寄っており、有事の際の避難経路が確保されるか心配だ。
【保育課 課長補佐】
施設出入口の少なさは当課も気にしており、保育室の奥に出入口を整備するよう事業者に指示したところである。
【大河内会長】
3歳児以上の確保策はどのように考えているか。
【保育課 課長補佐】
3歳児以上については連携園を確保している。春日井駅前サンフレンズ保育園については、連携園として私立春日井保育園を予定している。こどものまち保育室かちがわ駅前は、私立瑞雲保育園とこどものまち小野町保育園を連携園としている。

議題(2)特定教育・保育施設の利用定員について議題(2)児童館の実施事業について
【子ども政策課 課長補佐】
(資料2及び資料3に基づいて説明)
【子育て子育ち総合支援館 館長】
(資料4に基づいて説明)
【交通児童遊園 園長】
(資料5に基づいて説明)
【児童センター 所長】
(資料6に基づいて説明)
【グルッポふじとう児童館 館長】
(資料7に基づいて説明)
【高倉委員】
来館者数は、想定されていた人数なのか。また、来館者の声を聴き事業に反映させるなどの取り組みを行っているのか。
【子育て子育ち総合支援館 館長】
令和2年度の来館者数は、新型コロナウイルス感染症の影響により前年度と比較し大幅に減少している。例年どおりの来館者数に戻ることがよいとは思うが、利用者の声をよく聴いて感染症対策をしながらでも児童館を楽しんでいただけるような案を考えていきたい。
【交通児童遊園 園長】
交通児童遊園についても、令和2年度の来館者数は大きく減少している。午前と午後で時間制限を設けることで、利用時間は減少してしまうが、なるべく多くの方に利用していただけるようにしており、今年度については来館者数が戻りつつある。
【総合福祉センター 所長】
現状を考えると、同時利用組数の制限などはまだ必要と考えており、来館者数が例年どおりに戻るのは難しいと思う。しかし、1月からは同時利用組数を10組までから15組までに緩和することを予定しており、今後も新型コロナウイルス感染症の感染状況を鑑みながら感染対策を徹底したうえでイベント等を実施していきたいと考えている。
【グルッポふじとう児童館 館長】
グルッポふじとう児童館も他の児童館と同様に来館者は減少している。当児童館の特徴としては、中学生と高校生の来館者数が多いことである。当児童館は中学生と高校生の居場所作りにも力を入れており、このことが実績として表れていると実感している。来館者の声については、カフェや図書館などを含めたグルッポふじとう全体を対象としたものではあるが、利用者アンケートを実施しており事業に反映させている。
【高倉委員】
各児童館で、年間何人くらいの方々に来ていただきたい、という来館者数の目標値を設定しているのであれば、それに対し実績値がどうだったのかによってどのように運営していくかの方向性が変わってくると思う。このような施設は利用していただいて評価されるものだと思うので、もし来館者数が想定より少ないのであれば、グルッポふじとう児童館で実施しているアンケートのようなもので利用者のニーズを把握することは大切だと思う。
【大河内会長】
利用された方の満足度調査や、利用したかったが利用出来なかった方の意見を聞くことは重要なので、ぜひ今後実施していただきたい。
【子育て子育ち総合支援館 館長】
利用者の声を聞き児童館事業の運営に活かしていきたい。
【鷲見委員】
3点お伺いしたい。1点目は、コロナ禍の現状においてお母さんや子ども達と接しているなかで、利用者側に変化は生じているのか。2点目は、活動事業の中の子育てサークル支援というものはどのような事業なのか。3点目は、今日ここに来ていただいている4つの施設以外に、市内にはあと4つの子育て支援施設があると思うが、この合計8施設同士は定期的に情報交流や意見交換などを行っているのかを教えていただきたい。
【交通児童遊園 園長】
コロナ禍において利用者側にも変化は生じている。緊急事態宣言中に児童館が休館している期間は家庭でお子さんと接する時間が長くなり、子どもとどのように接すればいいか分からないといった悩みを持たれている方が多くいたので、休館中であっても子育て相談に関しては実施していた。子育てサークル支援については、子育て支援の活動を行っている団体に児童館の部屋を貸すことで活動場所の提供を行っている。3点目のご質問については、市内にある8か所の地域子育て支援施設のうち、今日ここに来ている4施設については児童館としての機能も併せ持っており、8施設の職員が集まり情報共有や意見交換などを行う会議を年間10回ほど開催している。コロナ禍の現状で、どのような事業を実施していくか、どういった支援が必要かなどを話し合い、各施設の運営に反映させている。
【高倉委員】
子育て子育ち総合支援館では放課後児童クラブも実施されているが、車が登下校中の児童に突っ込むという事故が全国的にも複数回あるなかで、小学校から支援館まで児童が移動して来る経路の安全面はどのように確認しているのか。また、保護者目線で考えると、児童が校外や道路に出て移動するということがないように、全ての校区で放課後児童クラブが校内に整備されると安心だと思う。
【子育て子育ち総合支援館 館長】
小学校から子育て子育ち総合支援館までの経路を職員で点検確認し、児童にも安全をきちんと確認して来所するようにと指導している。また、1年生は9月の第1週までは職員が勝川小学校まで迎えに行き、付き添って来所している。
【山田委員】
本校は校内に放課後児童クラブがあるが、市内には学区に放課後児童クラブがない小学校があるということで、各学校への設置について校長会議の場でも議題に上がることがある。また、夏休みの児童の居場所としてサマー・スクール春日井を10か所の小学校で実施しており、本校も実施校の1校なのだが、近隣の他の小学校の児童も多く利用している。夏休みも含めた児童の居場所が確保できたらよいと思うが、小学校によっては児童の数が増えて余裕教室がない学校もあり、物理的に校舎内に整備することが困難なケースもあると思う。
【子ども政策課 課長補佐】
子育て子育ち総合支援館の放課後児童クラブを利用していただいている児童のほとんどは勝川小学校の児童である。勝川小学校の校舎内にも公設の放課後児童クラブがあるが、勝川校区の児童の増加に伴い、平成27年4月に子育て子育ち総合支援館内に増設したという経緯がある。先ほど、山田委員からお話しがあったとおり、放課後児童クラブの整備には物理的な問題もあるので、来年度の第2次新かすがいっ子未来プランの中間見直しの際に、状況を見ながら計画に反映させるかどうかを検討していきたい。
【河野委員】
先ほど出た利用者のニーズ把握についてだが、私たちが指定管理者として管理運営している東部子育てセンターでは、以前に、簡易ではあるがアンケートで満足度調査を実施した。その結果から分かったのは、私たちが必要だと思い提供している事業であっても、利用者にとってはそうではないケースがある。そういった場合は、利用者はなぜ必要と思っていないのかを考える必要がある。その方の子育ての現状として必要と思っていないのか、それとも、そもそもその事業がどういうものか分からないから利用しようと思わないのか。そういった利用者の声をよく聞き、分析しながら事業を進めていく必要があると思う。
【大河内会長】
 具体的な事業で何かあるか。
【河野委員】
 親子教室事業などは必要度も満足度も高かったが、就労体験を通じて子育てしながら働くことについて体感していただくママインターン事業については、必要性を感じているとの声は少なかった。これは、事業を開始したばかりでまだ周知しきれていない部分もあったが、どちらかと言うと、東部子育てセンターの利用者は、子育てをしながら働くという事を求めている人が少なかったというイメージだった。今後、色々な事業を実施するうえでとても参考となる結果だった。

【子ども政策課 課長補佐】
(資料8及び資料9に基づいて説明)
(資料4に基づいて報告)
【子ども政策課 主査】
(資料5に基づいて報告)

 

上記のとおり子ども・子育て支援対策協議会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、会長及び指定された委員が署名及び押印する。

令和4年3月23日

会長 大河内 修  印

委員 木元 伸美  印

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このページに関するお問い合わせ

青少年子ども部 子ども政策課

電話:0568-85-6206
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