令和4年度第3回子ども・子育て支援対策協議会議事録

ページID 1031021 更新日 令和6年1月10日

印刷大きな文字で印刷

令和4年度第3回子ども・子育て支援対策協議会議事録

開催日時

令和5年1月17日(火曜日) 午後2時~3時20分

開催場所

市民活動支援センター 2階 第1集会室

出席者

【会長】

 中部大学教授     大河内 修

【委員】

  • 春日井商工会議所事務局長 鈴木 夕雪
  • 愛知県春日井児童相談センター長 鈴木 勉
  • 春日井市社会福祉協議会総務課副主幹 柳井 美穂
  • 春日井市民生委員児童委員協議会主任児童委員連絡会 副会長 長縄 亜紀子
  • ガールスカウト愛知県第110団リーダー 平野 晴香
  • 春日井市私立幼稚園協議会会長 伊藤 聡
  • 春日井市保育連盟会長 長岡 龍男
  • 春日井市小中学校長会会長 山田 勝史
  • 特定非営利活動法人あっとわん副代表理事 河野 弓子
  • 公募による市民 大田和 裕美
  • 公募による市民 鷲見 裕子
  • 公募による市民 高倉 扶美子

【事務局】

  • 青少年子ども部 部長 小久保 健二
  • 青少年子ども部子ども政策課 課長 大野 利重
  • 青少年子ども部子ども政策課 主幹 冨田 雅子
  • 青少年子ども部子ども政策課 課長補佐 鷹見 恭平
  • 青少年子ども部子ども政策課 次世代育成支援担当主査 深見 健司
  • 青少年子ども部子ども政策課 次世代育成支援担当主査 塚本 美千代
  • 青少年子ども部子ども政策課 主任 伊藤 寛子
  • 青少年子ども部保育課 課長 河出 康隆
  • 青少年子ども部保育課 主幹 長江 弘子
  • 青少年子ども部保育課 課長補佐 荻野 史彦
  • 青少年子ども部保育課 保育担当主査 武藤 健二
  • 子育て子育ち総合支援館 館長 上田 眞由美
  • 児童センター 所長 松田 強志
  • グルッポふじとう児童館 館長 福岡 真弓

【傍聴人】
 1名

議題

  1. 子ども・子育て支援事業計画の中間年度見直し(案)について
  2. 児童館の実施事業について

配付資料

議事内容

議題(1)子ども・子育て支援事業計画の中間年度見直し(案)について
【子ども政策課 課長補佐】
(資料1及び資料2-1、2-2に基づき「子ども・子育て支援事業計画の中間年度見直し(案)」について説明)
【高倉委員】
資料1の意見1~3に対して、市では何もしないのか。
【子ども政策課 課長補佐】
意見3は市内に幅広く児童館を設置してほしいという趣旨だが、現時点では児童館を増設する予定はない。今後、計画を改定する中で検討していく。
意見2については、公設と民間とは同様の基準で運営しているため、公設のみ増やすという回答はできない。
意見1については、今回の中間見直しにおいて、あらてめて需要量・供給量の見直しを行った。今後、不足する地域には公設及び民間の増設を検討していく。
【高倉委員】
このような回答では納得できない。市は民間の保育の質が確保されているというが、確証はあるのか。公設の入所ができないこと、なかよし教室の預けられる時間が短いことが問題であり、改善できない理由をはっきり提示してほしい。中間見直しは、変更案の数値だけではなく、利用者の満足度がわかるような項目を増やしてほしい。
【子ども政策課 課長】
今回の公募意見への回答は、計画の中間年度見直しについて、すべての方に公開する形としており、一つ一つのご意見に対しての回答になっていない。それぞれの事業の実施においてはこれらの意見を参考にしている。
不足する地区については民間事業者が事業を開始する予定がある。公設増設についても検討を進めていく。第2次プランの全面改訂を行う際、市民アンケートを実施し、市民満足度も含め、反映していく。

【子ども政策課 担当主査、各児童館施設長】
議題(2)児童館の実施事業について
(4児童館について説明)
【大河内会長】
それぞれの児童館が特徴を生かしながら運営している。児童館同士で話し合い、相互に改善していく機会はあるのか。
【子ども政策課 課長補佐】
施設長会議は年4回、担当者会議は毎月開催し、利用者の抱える問題を相互に共有する機会を設けている。具体的には、多胎児サークルが講座をする場所がなく困っていることについて、場所の提供の実施に向けて話し合いを行った。
【大河内会長】
実施事業の報告について、実施してみてどうだったのか、もう一歩踏み込んだ報告をいただきたい。
【グルッポふじとう児童館 館長】
昨年度は父親向け講座を増やした。父親のわらべうたマッサージの講座を開催した際は、母親から「産後初めて一人の時間が持てた」という声があった。父親同士で積極的に育児の情報交換が行われ、とても良い機会になったため、今後継続し、充実させたい。
【春日井市児童センター 所長】
ひよこ教室(0歳児コース)で、ふれあい遊びやベビーマッサージの後、グループに分かれて母親同士で話す機会を設けている。ファシリテーター役で職員も参加し、会話を盛り上げている。母親支援に力を入れている。
【子育て子育ち総合支援館 館長】
当館では一時預かり事業を行っている。0歳児を預けたいという母親が増えており、子どもと離れる時間が貴重だと痛感している。母親がリフレッシュできるような講座の充実を図りたい。
【子ども政策課 課長補佐】
交通児童遊園は現在建て替え中。再開後、新しい取り組みを行っていきたい。
【河野委員】
令和5年4月に子ども家庭庁が発足する。若者支援を充実させることを児童館が担うことについて、考えていることがあれば聞かせてほしい。
【子ども政策課 課長】
市でも令和6年に子ども家庭センターを設置するよう努力義務が課せられている。取り組むべき事業も提示されている。現状、春日井市の児童館において低年齢の利用が多いが、中高生の居場所としての充実を図っていきたい。同時に若者へ支援についても力を入れていかなければと考えている。来年度以降、子ども家庭センター設置に向けてどのように事業を展開していくか検討していく。
【大河内会長】
児童館も若者を対象とした利用を考えていってほしい。
【柳井委員】
社会情勢に伴い、変化する子育てニーズ、課題がある。児童館職員の質の向上の推進のため、どのような研修を行うべきと考えているか。
【子ども政策課 課長補佐】
児童館職員の研修については、全国の児童館会議や、県主催の研修会に参加している。保育士研修にも参加している。
【大河内会長】
県の児童館職員研修では、どのようなテーマが扱われているか。
【グルッポふじとう児童館 館長 】
表現活動、支援が必要な児童等のテーマが扱われる。愛知県地域子育て支援連絡協議会の研修にも多くの職員が参加し、資質向上に努めている。
【山田委員】
「子ども支援」と「子育て支援」のうち、「子ども支援」の観点から意見を述べたい。現在小中学校では1人1台タブレットを配付し、活用することで、情報化社会に対応できる子どもたちを育てるための取り組みを行っている。伝承的遊び等も大事だと思うが、情報化に対応する事業も計画に組み込めると良い。
【鈴木(勉)委員】
事業については、数字の報告だけでなく、児童館利用者の満足度や、支援を提供するスタッフ側の満足度の検証が大事。漫然と毎年同じことを行うのではなく、事業の利用者・提供者双方がより良い方向を目指していくことで、お互いの信頼感が増すのではないか。
【高倉委員】
全ての児童館を月曜日休みとするのではなく、順番に休所してほしい。グルッポふじとう児童館は乳幼児の利用時間が3時までのため、兄弟のいる利用者としては使い勝手が悪い。
【河野委員】
学童については、官と民が折り合いをつけながらやっていくことが大事だと思う。
今後、子ども家庭庁の中に障がい児部分が入ることになるが、障がい福祉課、子ども政策課など春日井市の組織改正はどうなるのか。
【子ども政策課 課長】
組織改正については、現時点で未定。庁内で連携協議会として検討する活動は進めている段階。
【鷲見委員】
地域で子育て支援を行うボランティア団体の方が、市の方向性やどのような支援が必要かを学ぶ機会があるとよい。児童館が核となって、情報提供を行うネットワークがあると、春日井の子育てがより良くなると思う。
【大河内会長】
児童館がもつべき重要な役割。小さな組織を集約し、支援をしていく機能を児童館が持つことができると良い。
【子育て子育ち総合支援館 館長】
(3.その他 ファミリーサポートセンター事業における報酬等の見直しについて説明)
【子ども政策課 担当主査】
(3.その他 委員の任期及び次期委員の選定について説明)

上記のとおり子ども・子育て支援対策協議会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、会長及び指定された委員が署名及び押印する。

令和5年3月31日

会長  大河内 修  

委員  柳井 美穂  

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

こども未来部 子育て推進課

電話:0568-85-6206
こども未来部 子育て推進課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。