令和5年度第2回子ども・子育て支援対策協議会議事録

ページID 1034169 更新日 令和6年3月12日

印刷大きな文字で印刷

令和5年度第2回子ども・子育て支援対策協議会議事録

開催日時

令和5年12月21日(木曜日) 午前10時~正午

開催場所

春日井市役所 12階 大会議室

出席者

【会長】

 中部大学教授     大河内 修

【委員】

  • 春日井商工会議所事務局長 鈴木 夕雪
  • 愛知県春日井児童相談センター長 鈴木 勉
  • 春日井市社会福祉協議会総務課副主幹 柳井 美穂
  • 春日井市民生委員児童委員協議会主任児童委員連絡会副会長 浦田 春美
  • 春日井市青少年団体連絡協議会理事 平野 晴香
  • 春日井市小中学校長会 南 英雄
  • 特定非営利活動法人あっとわん副代表理事 河野 弓子
  • 公募による市民 近藤 裕美
  • 公募による市民 近藤 了子
  • 公募による市民 深田 友香

【事務局】

  • 青少年子ども部 部長 塚本 滋
  • 青少年子ども部子育て推進課 課長 金田 浩
  • 青少年子ども部子育て推進課 課長補佐 鵜飼 直美
  • 青少年子ども部子育て推進課 子育て担当主査 田中 誠
  • 青少年子ども部子育て推進課 主事 堀 静風
  • 青少年子ども部子ども家庭支援課 課長 大野 利重
  • 青少年子ども部保育課 課長 吉村 典子
  • 青少年子ども部保育課 主幹 長江 弘子

【傍聴人】
 0名

議題

  1. 第3次新かすがいっ子未来プラン(仮称)策定に係るアンケート調査について

配付資料

議事内容

議題(1)第3次新かすがいっ子未来プラン(仮称)策定に係るアンケート調査について
【子育て推進課 課長補佐】
(資料1に基づき「アンケート調査の実施」について説明)
【平野委員】
対象人数について、全体の小学生や就学前児童のどのくらいで、なぜこの人数で調査を行うのか。
【子育て推進課 子育て担当主査】
5年前に調査を実施した時と同規模である。
比率については、小学生約16,000人に対して4,000人、就学前児童約13,000人に対して5,000人であり、有効なサンプル数を取得するための人数である。
【南委員】
小学校全学年で約16,000人、高学年で約9,000人弱在籍している。
小学校のアンケートについて、配付方法は学校ごとに学年を割り振る方法か。
【子育て推進課 子育て担当主査】
お見込みのとおり。学年をお示しし、その学級の全員に配布することとなる。
【南委員】
全校対象で行うのか、抽出された学校のみ行うのか。
【子育て推進課 子育て担当主査】
全校対象で行う。学年について抽出である。
【南委員】
令和6年1月10日に行う校長会にて周知していただきたい。
【近藤(裕)委員】
学年を抽出するとはどういうことか。
【子育て推進課 子育て担当主査】 
事務局で学校別に選定した学年に対し、アンケートを配布する。
【近藤(裕)委員】
回収率について、今まで郵送だと半分程度の回収率というのを聞いたことがある。今回は学校で配布するということで、回収率が高くなる見込みがあるということか。
【子育て推進課 子育て担当主査】
前回、前々回ともに、学校を通じて調査票を配布しており、各家庭で記入した後、ポスト投函、郵送で返答していただく方法を採用していた。
【近藤(裕)委員】
回収率は高いのか。
【子育て推進課長】
高いと見込んでいる。
【大河内会長】
今回のウェブ方式について、学校、教育委員会と密に共有すると回収率が上がると思われる。校長会で、その辺りを丁寧に行い、意見を集約出来るようにしていただきたい。学校の協力が重要であると考える。
【深田委員】
0歳から5歳が13,000人とあったが、きょうだいも含まれていると思われる。世帯数としていくつあるのか。全世帯に対しウェブアンケートは難しいのか。
【子育て推進課 子育て担当主査】
世帯数については確認していない。
【子育て推進課長】
全世帯対象とすることは考えていない。
有効調査のため、予定している人数であれば、有効な回答が得られると考えている。
【深田委員】
紙媒体だと回収率が悪いと聞く。特に未就学児童のお母さんたちが紙を広げて回答するのはとても難しい。スマートフォンであれば回答出来る方がすごく多いと思われる。
予算の関係で出来ないのであれば、紙媒体をやめ、ウェブアンケートのみで全体に聞いた方が回答率向上に繋がるのではないか。
【子育て推進課長】
郵送というのは、案内の配付のみを郵送で行っており、アンケートは全てウェブ上で行うこととしている。紙媒体でのアンケート配付・回収について、今回は行わない。
【河野委員】
小学校高学年本人用のアンケートの回答方法について、子ども自身の意見、本当の気持ちを聞くために、親の介入がないようどういった取組みを想定されているか。
【子育て推進課長】
介入があるかどうかまでは事務局では把握出来ない。
高学年の児童はスマートフォンを持っている子が多いと思われるが、自分で今回のようなアンケートに答えたことがない子が多いと思われる。そういった児童はどうしても親に聞きながら回答するのではないかと思われる。
【青少年子ども部長】
アンケートは、保護者の介入を全て防ぐことは難しいと考える。
しかし、国は策定するにあたり、子どもの意見を聞き反映させることを強く言っている。本計画を策定するにあたり、子どもたちが集まって意見を交える場を別に設け、アンケート以外にも子どもの意見を取り入れていくような仕組みを検討しており、アンケートだけが全て子どもの意見を酌み取るための手段ではないことを理解していただきたい。
【近藤(了)委員】
高学年本人用のアンケートについて、学校ではタブレットPCが導入されている。活用すれば、回答数の増加、さらに学校で行うことが出来、子どもの意見を反映出来るのではないかと思う。
【子育て推進課長】
検討する。
【深田委員】
資料1「1 概要」について、「『量の見込み』」については、各事業の利用実績及びアンケート調査の結果等から算出する予定。」とある。利用したかったが利用出来なかった人は、利用実績がないために、利用見込みに含まれないことを懸念している。利用出来なかった方に対し、利用出来なかったか理由を聞く項目があると良い。
【子育て推進課 子育て担当主査】
資料2のアンケート項目内に「教育・保育施設を利用していない理由」という設問を設けている。利用実績だけではなく、アンケートでの利用意向等総合的に踏まえて最終的な供給量を定めていく予定である。
【浦田委員】
高学年本人用のアンケート調査について、学校で行うとなった場合、学校に来られていない子どもについても行うべき。子どもへの漏れがないような方法にしていただきたい。
【子育て推進課長】
検討する。
【近藤(裕)委員】
不登校の子どもだけでなく、特別支援学級もある。そういった子どもに対してもアンケートが理解出来るような、文言でなければならないと考える。様々な子どもの意見を吸い上げる意味で重要だと考える。全くなしで済まさないようにしていただきたい。
【子育て推進課長】
検討する。

【子育て推進課 子育て担当主査】
(資料2に基づき「アンケート調査(案)就学前児童の保護者用」について説明)
【河野委員】
資料3から5にも共通するが、よくアンケートでおおよその目安の時間、「このアンケートに答えると何分ぐらいかかります。」といったものがあると、やっていただきやすいと考える。
16ページ「地域子育て支援拠点施設」について、制度の名称であるということは分かるが、回答者が何のことか分からない場合があるため、施設名の例示があると分かりやすい。
【大河内会長】
修正可能か。
【子育て推進課長】
例示するよう修正する。
【河野委員】
16ページ「次の11項目」、17ページ「次の15項目」とあるが、どこまでが関連しているのか分かりづらいため、通し番号があると良い。
20ページ「過ごさせたい場所」において、放課後等デイサービスを利用する方もいると思われるため、追加していただきたい。
【深田委員】
先の質疑で触れたが、16ページ「次の11項目それぞれについて、あてはまるものすべてをお答えください。」とあるが、その選択肢に「利用していない」という項目がなく、
前向きな選択肢しかないと感じる。「使いたかった」、「使う気がなかった」といった意見を聞くことが出来ないと考える。
使えなかった理由こそが支援に繋がらなかった根本的事由だと考えるため、「移動手段がない」、「金額が高い」であったり、そもそも「連れ出せる元気がない」といった、その理由こそが親へのサポート、引いては子どもへの支援に繋がるのではないかと考えているため、そういった選択肢を検討していただきたい。
【子育て推進課長】
検討する。
【深田委員】
ウェブアンケートを取ったことがあり、「準備する用具が多いから使えなかった。」、「金銭的な負担があるから。」、「自宅から外出する負担の大きさがある。」、または、「知らなかった。」、「情報がそもそも受け取れなかった。」といった意見があった。春日井市には広報が入らない世帯がある。「町内会へ加入しておらず、広報が入らなくて知らなかった。知っていたら行きたかった。」といった意見もあるため、それを改善していただきたい。
5ページ「保護者への就労状況」について、どういった就労形態をとっているかが、アンケートで聞く趣旨かと思われるが、働き続けることが出来なかった保護者の意見を聞くには項目が余りない。それがどう繋がるかと言うと、なぜ利用が出来ないのかという点が、子育て支援によって就労の対策すべきことに繋がっていくのではないかと考える。
【子育て推進課長】
検討する。
【鈴木(夕)委員】
3ページ「お子さんの理想人数」について、前回のアンケートでもあった設問か。
【子育て推進課 子育て担当主査】
前回のアンケートの設問にもある。
【鈴木(夕)委員】
自身で回答しようと思ったが、なかなか難しい。
望ましいという表現について、自分にとって望ましいのか、日本にとって望ましいのか、その観点を明確にした項目に変えた方が良いと考える。
理想人数より少ない理由として、選択肢の「経済的に余裕がない」という項目が恐らく多いと思われる。その背景として、年収の壁、働くことが出来ないという環境にあるということを個人的に思う。もっと働きたいが働くことが出来ない要因を問う設問を設け、解消する施策を講ずれば、出生率が上がり子どもが増えていく結びつきになっていくのではないか。
【子育て推進課長】
理想人数の意図として、個人にとっての理想を問うている。
「望ましい」という表現については修正する。
働くことが出来ない要因を問う設問については、本アンケートの趣旨に過去との比較があり、そういったことも踏まえて検討する。
【大河内会長】
アンケートを継続的に取っていくことが重要であり、大きく変えてしまうと問題もあるため、検討していただきたい。
【平野委員】
4ページ「主な養育者」について、どのような基準でもって子育てを行っているかという点が、回答しようとした際に一番引っかかった。「父母ともに」「主に母親」とはどういった基準を持って子育てをしていると言えるのか。例えば、母親が世話をし、父親が働いているというのは、それで子育てをしていることになるのか。
【子育て推進課長】
この設問に関しても、過去からの繋がりという部分で設定している。どれだけ一緒にされているのか、それぞれの家庭の捉え方のため表現として難しい。何かアドバイスがあれば参考にさせていただきたい。
【河野委員】
例えば、「家庭での子育てにおいて」といった枠をつけるとイメージしやすいのではないか。
【深田委員】
自分の家庭では、世話をしているのは自分であるが、父親の収入によって子育てが成り立っている。1問だとおそらく「父母ともに」となる。
例えば「子育てに費やしているお金を、割合的にどれだけ出している方はどなたか。」、「食事を提供しているのはどなたか。」と設問を細分化しなければ、主な養育者は出せないのではないかと考えている。
【子育て推進課長】
検討する。
【近藤(裕)委員】
1点目、1ページ「お住まいの地域」について、小学校区を記入すれば、中学校区も把握出来るのではないか。
2点目、全体のレイアウトについて、「就労状況」等、項目によって同じ言葉が続く部分がある。まず大項目を立て、同じ文言を続けない方が見やすいと感じる。
3点目、「子どもと過ごす時間がどれぐらいあると本当は良いと思っているか。」という設問があると良いと考える。
【子育て推進課長】
1点目、中学校区に関しては同じ小学校区であってもお住まいの地域によって分かれる場合もある。
2、3点目については検討する。
【深田委員】
16ページ「8.宛名のお子さんの地域の子育て支援事業の利用状況」について、利用したかったが、施設都合で断られた場合もあると思われる。定員等の施設都合の理由で支援に繋がらない人について、施設側は把握しているのか。
支援に繋がらなかった人の後追い調査を利用見込みとして含めるべきではないか。利用したかったが、利用出来なかった、また、その要因を問う選択肢を入れた方が良いのではないか。
【子育て推進課長】
検討する。
【近藤(裕)委員】
5ページ「就労状況」について、産休・育休・介護休業中の方は復帰後の状況を答えることになっているが、事業者のこともあるが復帰の予測が出来るのか。
【鈴木(夕)委員】
商工会議所では休業前の部署で就業規則に則り、時短勤務等を行っている。
就業規則が整っていない会社によっては、希望とは異なる場合もある。
【近藤(了)委員】
子育て支援で育休中の方と関わることが多いが、復帰時になって会社から断られ、復帰出来ないパターンがとても多い。順調に復帰している方ばかりではないため、そうではない方への設問も今後検討されても良いのではないか。
【大河内会長】
本アンケートで調査する内容かというと、やや規模が大きい。
企業の体質等が絡む内容であり、どこで検討するかはあるが大事な御指摘だと考える。
【子育て推進課長】
今後の参考とする。

【子育て推進課 子育て担当主査】
(資料3に基づき「アンケート調査(案)小学校低学年児童の保護者用」、資料4に基づき「アンケート調査(案)小学校高学年児童の保護者用」について説明)
【近藤(裕)委員】
1点目、選択肢に丸と四角があるが、その意味は何か。
2点目、回答方法によっては複数回答する場合がある。そういったものは下線や太字にすると良い。
3点目、10ページ「放課後に過ごす場所」について、選択肢に単位が含まれていない。他の設問と合わせた方が良い。
4点目、11ページ「放課後に過ごさせたい場所」について、過ごさせたいのは親であるか。「理想的」という表現を、「過ごさせたいと思いますか。」の方が、意図が伝わりやすいと考える。
【子育て推進課 子育て担当主査】
1点目について、単一回答と複数回答で異なる。
2点目、3点目について、見やすさ、分かりやすさから可能な限り、修正をしたいが、アンケートシステムを使用しているため、表現に制約があることをご理解いただきたい。
【子育て推進課長】
あいち電子申請・届出システムを用いている。愛知県が所管であるため、市で改修が出来ないことを御理解いただきたい。
【子育て推進課 子育て担当主査】
4点目について、児童クラブの利用意向の把握が一番の目的である。その他市の施設にどれだけ利用希望があるのかというところも、併せて把握出来る質問だと考えている。
【大河内会長】
どのような場所で過ごさせたいかのニュアンスである。
【浦田委員】
10ページ「放課後に過ごす場所」について、数字のみ入力というのは整数か。例えば、2週に1回公民館を利用する、1か月に1回祖父母宅に行く、そういった場合にどう答えたらいいのか。小数の場合の例示があると、そういったものを書きやすいと考える。
【子育て推進課 子育て担当主査】
整数のみで小数の想定はしていないが、より細かい需要を把握出来ると考えるため、システム的に可能かどうか確認する。
【平野委員】
20ページの不安を感じるかどうかの「子どもを通じたほかの家族とのつきあいが難しい」について、家族内のことなのか、他の家庭のことなのか分かりにくく感じる
【子育て推進課 子育て担当主査】
子どもが友だちと遊ぶにつれ、家族ぐるみの付き合いというものが発生し得ると考える。趣旨としては、他の家庭との付き合い方に対しどう感じるかを問うものである。
表記については、検討する。
【近藤(裕)委員】
17ページ「次の14項目」とあるが、どこまでが関連しているのか分かりづらいため、通し番号があると良い。どこまでで14項目なのか。
【子育て推進課長】
20ページ「子育てにお金がかかる」までの14項目である。分かりづらい表現のため修正する。
【深田委員】
20ページ「子育てにお金がかかる」と21ページ「家計状況」は同じ質問であると考える。
子育てにおいて、どこにお金がかかるかを問う設問があると良い。どこにお金を使いたいかが、家庭によってどこの家計を割いているかで苦慮している内容が変わってくると考えるため、ここは細かく追及したほうが良い。
【子育て推進課長】
検討する。
【河野委員】
21ページ「子どもの貧困」について、回答者は子ども食堂を思い浮かべると考える。
選択肢に入っていないということは、市で行っておらず、その他の自由記述蘭で子ども食堂が必要と思えば記入するという認識で良いか。
【子育て推進課長】
お見込みのとおり。
【近藤(了)委員】
19ページ「子育てに関する不安や悩みを気軽に相談できる相手が身近にいない」について、それに関することで、市の相談施設を知っているかどうかを問う設問も必要ではないか。
【子育て推進課長】
検討する。

【子育て推進課 子育て担当主査】
(資料5に基づき、「アンケート調査(案)小学校高学年児童の本人用」について説明)
【近藤(了)委員】
1点目、3ページ「あなたにとって安心してくつろげる(ほっとする)場所はどこですか?」について、元々与えられた中での選択肢であるが、本当は子どもがどこに居たいのか、どこに行きたいのか、選択肢から答えてもらうというより、子どものリアルな声が聞ける質問が良いのではないか。
2点目、8ページ「大人に望むことや、あなたの夢など何でも自由に書いてください。」について、希望や楽しいことは気軽に話すことが出来る。家庭で話せないことを、書いてもらう方が、声を吸い上げるには良いのではないかと考える。希望や夢よりも、親とは話せないような悩みを書き込めるような記入欄にした方が良い。
3点目、2点目に関連して、親子の会話の時間や親に会話が出来ているかという設問があっても良いのではないかと考える。
【子育て推進課長】
検討する。
【近藤(裕)委員】
全ての漢字を全員が読めないのではないか。読み仮名はふられるのか。
【南委員】
4年生の視点で考えると難しい漢字が多いと思われる。
子どもに回答してもらうか、親と一緒に回答するのかが大きな視点になると考える。自分は、親と一緒にやる前提で考えていた。自分は親と一緒にアンケートを行っても良いのではないかと考える。親にとって、子どもがどのように生活しているか知る機会になるのではないかと思うと、目的と違うかもしれないが親と一緒でも良いのではないかと考える。
【大河内会長】
重要な視点である。最後に議論することとする。
【南委員】
6ページ「なやみや心配なことはありますか?」の選択肢の「塾の先生」以降は次の設問の「なやみや心配なことは誰に相談しますか?」の選択肢ではないか。
【子育て推進課長】
お見込みのとおり。修正する。
【近藤(裕)委員】
1点目、1ページ「学校の授業はよくわかりますか?」について、選択肢の「半々くらいわかる」よりも「半分くらい分かる」とした方が分かりやすい。
2点目、2ページ「(体調が悪いとき以外で)学校に行きたくないと思ったことはありますか?」について、精神的な影響で体調不良が現れることがあるため、「(体調が悪いとき以外で)」の文言を消除した方が良い。
【子育て推進課 子育て担当主査】
本趣旨としては風邪などの体調面での不調を除いてという意味である。
修正については検討する。
【南委員】
次の設問の選択肢に「体調が悪い」を加えると良いのではないか。
【近藤(裕)委員】
1点目、「学校に行きたくないと思った理由はなんでしたか?」について、理由が言えない、はっきりしていない子どもが居るため、そういった子どもへの配慮が必要である。
2点目、4ページ「最近1年間に学校以外の活動で、次のような活動や体験をしたことがありますか?」の選択肢について、「廃品回収」と現在は表現しない。
3点目、5ページ「なやみや心配なことがありますか?」の選択肢について、先般、他のアンケート結果で、学校の先生がストレスという結果が上位に入っていた。「学校の先生が合わない」を加えたらどうか。
4点目、7ページ「もし、あなたがいじめを受けたらどうしますか?」、「もし、あなたがいじめを目撃したらどうしますか?」の選択肢について、「相談する」が続く中、先生のみ「報告する」となっている。管理的な表現のため、「相談する」の方が良い。また、選択肢に「学校を休む」を加えたらどうか。「じっと我慢する」は表現を変えた方が良い。
5点目、「大人に望むことや、あなたの夢など何でも自由に書いてください。」について、「学校がどうなると楽しいと思うか」、大人に望むことではなく「学校にのぞむこと、家庭にのぞむこと」とした方が回答しやすいのではないか。
【子育て推進課長】
検討する。
【鈴木(勉)委員】
5ページ「なやみや心配なことは誰に相談しますか?」の選択肢「異性のこと(男性や女性のこと)」について、こども家庭庁が発出した内容に必ずしも恋愛対象が異性であるとは限らないといった内容があった。本選択肢は恋愛に関することだと思われるが、今の時代、そういった配慮が必要だと考える。
【深田委員】
1ページ「学校の授業はよくわかりますか?」について、子どもの気持ちになってみると、国語は得意だけど、算数が出来ない等、聞かれた子どもはとても困ると思われる。科目それぞれで聞くべき。
【子育て推進課長】
本設問の意図は、次の設問である「学校の授業が分からないときはどうしますか?」に繋げるための1問と考えており、全教科聞く予定はない。
【浦田委員】
ヤングケアラーに関するような、それを抽出するような質問がなく、現状を知るようなアンケートがあると良い。
【青少年子ども部長】
ヤングケアラーについては、関心を持っている方が多いため、別途アンケートを予定している。
【河野委員】
1点目、5ページ「なやみや心配なことはありますか?」の選択肢について、大人に関する選択肢があっても良いのではないかと考える。
2点目、7ページの「もし、あなたがいじめを受けたらどうしますか?」、「もし、あなたがいじめを目撃したらどうしますか?」について、ほとんどの選択肢が「相談する」となっており、「相談する」というのはハードルが高い気がするため、「伝える」、「話す」にしても良いのではないか。
3点目、もし可能であれば、自由記述の最後に、「何かあったら、こういったところに話をしてきてください、相談してくださいね」といった相談機関を紹介するものが目につくと良い。
【大河内会長】
本アンケートを親と一緒にやってもらうのか、子どもだけにやってもらうのか。
【鈴木(夕)委員】
授業の中で実施するのが良いのではないか。親が介入することを想像すると、例えば、心配事の相談先について、横にいて回答しづらいなど、何となく親の顔を見ての回答が増えてしまうのではないか。1人で回答出来ることがベストではないかと考える。回収率を高めるのであれば、特別活動の時間などで一斉に時間を設けると、回答数も増えていくと考える。回答は子ども自身で行い、時間は集団で設け回収率を高めるというのが良いと考える。
【深田委員】
今回の意見を受けた修正後のアンケートを小学4、5、6年生に対し、やり方が分かるかどうか当事者に聞くことはするのか。
【子育て推進課 子育て担当主査】
予定はしていない。
教育委員会の指導主事に対し、再度伝え方というところで相談する。
【平野委員】
最後の自由記述欄の質問がこのままの場合、親と一緒に行うとなると親が喜ぶものが入るのではないかと考える。
【近藤(裕)委員】
学校で行うにしても、子どもは先生に忖度する。アンケートにあたり、内容については先生が見ないといった対応や、学校環境を気にすることなく正直に書いてほしい旨を強く言わなければならない。
【平野委員】
アンケートを家庭でやるのか、学校でやるかについては、春日井市の目的自体がどちらになっているかではないかと思う。春日井市がどちらにするかはっきりさせ、検討していくのが良いのではないか。
【子育て推進課長】
子どもの意見をこれから聞いていく社会というところでいくと、生の声を聞いた方が良いと考えるが具体的に定まっていないため、改めて検討する。
【平野委員】
先生に忖度する、親に忖度する状況をつくらないことが重要である。
【大河内会長】
どういった方法をとるかによって検討しなくてはいけない部分があるため、そこも加味し、実施していただきたい。

上記のとおり子ども・子育て支援対策協議会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、会長及び指定された委員が署名する。

令和6年3月11日

会長  大河内 修

委員  柳井 美穂

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

こども未来部 子育て推進課

電話:0568-85-6206
こども未来部 子育て推進課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。