手足口病警報が解除されました
手足口病警報が解除されました
令和6年6月20日に愛知県内で発令された「手足口病警報」については、令和6年第46週(11月11日から11月17日まで)における愛知県全体の一定点医療機関当たりの手足口病の報告数が1.48となり、警報継続の指標である「2」を下回ったことから、11月21日に解除の発表がありました。
手足口病の特徴
乳幼児を中心に主に夏季に流行します。
3~5日の潜伏期間の後
- 小さな水泡の発現(口の粘膜、手のひら、足のうらや足の甲など)
- 約3分の1に軽度の発熱
- 稀に髄膜炎、脳炎などを生ずることもあり、高熱や嘔吐、頭痛などがある場合は合併症に注意が必要です。
予防
手足口病は、ウイルスが原因となる感染症です。この感染症に対するワクチンは開発されておらず、また特別な治療法はありません。
感染経路は、主に咽頭からの飛沫感染です。また感染者の便から出るウイルス(症状が回復しても2~4週間は排出されます)の経口感染、皮膚に発現した水泡の内容物からの感染の可能性があります。
そのため、感染しないように予防対策を励行することが重要です。
- まめにしっかりと手洗いをする。(タオルの共用はしない)
- 排泄物を適切に処理する。
- 感染者との接触を避ける。
発症した場合は、安静にし、水分補給をまめに行う、また対症療法を受けることになります。