No.3 『愛知県政150周年！』(令和4年11月)

　1872(明治5)年11月27日。
　私たちが住む現在の愛知県が誕生し、今年で150周年を迎えます。歴史の紐を解けば、愛知県が誕生する前年の1871(明治4)年7月14日に廃藩置県が発令され、名古屋藩が廃止されるとともに名古屋県が発足。その後、翌年11月27日に額田県が愛知県に合併。愛知県が現在の区域となりました。

　150周年！と言えば。
　1872(明治5)年10月14日、新橋・横浜の両停車場で鉄道開業式が行われました。今から150年前のできごと。1889(明治22)年7月には東海道本線全線開通、さらに、東京オリンピックが開催された1964(昭和39)年10月には東海道新幹線が開業したことにより愛知県並びに周辺自治体の産業、交通、文化を始め非常に多くの分野で発展、飛躍、躍動の契機となりました。
　これも先人たちのたゆまぬ挑戦とたゆまぬ努力の賜物であり、こうした先人たちの英知を受け継ぎ、次世代へ引き継ぐことは、未来に続く持続可能なまちづくりにとても大切なことと考えています。

　そして、2023(令和5)年6月1日。
　愛知県政150周年の中、春日井市は市制80周年を迎えます。今日の春日井市の「豊かさ」や「暮らしやすさ」を築き上げてきた先人たちの歩みに感謝しながら、春日井市の「これまで」の歩みと「これから」の歩みを新たな未来に向けてしっかりと結んでいきます。
　そして、春日井市制80周年を契機に市民の皆さんとともに、本市の未来をさらに良いものにしていきたいと考えています。