No.10 『100年前の7月の最高気温と熱中症対策‼』(令和5年7月)

ページID 1032137 更新日 令和5年6月28日

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 7月。暦の上では1年で最も暑さが厳しいとされる時期となりますが、本格的な暑さはまだ少し先のような気がします。時代は変われど、植物の香りや風の温度、鳥の鳴き声、そして、季節に合わせた料理や行事などで季節の移ろいを感じることもできますが、季節感が変化してきているようにも思えます。皆さんの季節感はいかがでしょうか。

 桜の開花時期。名古屋の過去のデータを調べてみますと、私が生まれた1963年は4月2日に開花。ちなみに今年2023年は3月17日に開花しました。
 そして、今年5月29日。名古屋地方気象台は「東海地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。平年より8日早く、昨年より16日早い梅雨入り。5月中の梅雨入りは実に2013年以来10年ぶりとのことでした。
 次に、名古屋の最高気温。今から100年前の1923年7月は35.8度、平均気温は25.0度でした。一方、昨年2022年7月の最高気温は38.4度、平均気温は27.5度でした。暑さが増しています。7月の季語には、炎暑、大暑、極暑など夏の暑さを表す季語がありますが、わがまち春日井の夏も確かに暑い。

 さて、いよいよ夏。体が暑さに慣れていない状態で、暑い日が続くこの時期は注意が必要です。熱中症は、気温や湿度が高い環境に長くいることで、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなることなどが原因で起こるようです。
 本格的な暑さを迎える前に熱中症対策について今一度考え、暑さを避ける、気温が高い時間帯は無理をしない、涼しい服装にする、日傘や帽子を利用する、こまめに水分補給をするなど、まずは自分で出来る熱中症予防を是非心がけ健康に過ごしていただきたいと思います。

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