No.9 『「環境の日！」「環境月間！」』(令和5年6月)

　初夏の爽やかな風が木々の緑とたわむれる6月。
　環境について考える機会が多い月です。6月5日は「環境の日」。そして、6月は「環境月間」となります。
「環境の日」は、1972年6月、スウェーデンの首都ストックホルムで開催された「国際連合人間環境会議」を記念して定められました。また、日本では「環境基本法」(1993年)の中で「環境の日」を定め、6月の1か月間を「環境月間」とし、全国でも毎年様々な行事が行われます。

　さて、春日井市では2000年から毎年、一人でも多くの市民の皆さんに環境への関心と環境保全意識を高めていただくことを目的に「市民環境フォーラム」を開催しています。そして、2001年には、市民の皆さんを始め事業者や市が一体となって、環境都市春日井の実現をめざすとして次のような「環境都市宣言」をしました。

1　私たちは、地球市民としての自覚を持ちまちづくりに参加します
1　私たちは、身近な自然環境を守り郷土の歴史と文化を大切にします
1　私たちは、持続可能な社会をめざすまち春日井を次の世代に引き継ぎます

　さらに、2002年には市民、事業者、市の三者協働による環境まちづくりを推進する組織として、「かすがい環境まちづくりパートナーシップ会議」を設立し、多くの皆さんのおかげでエコツアー、エコクッキングなどといった自主イベントの開催や、春日井まつりや消費生活展への参加など様々な環境に関する活動を実施しています。このほかにも市では、様々な環境啓発事業を実施しています。

　春日井市が市制80周年を迎えた今。6月は環境について学びや行動を起こすチャンスの月でもあります。私たち一人ひとりが環境問題に関心を持ち、自分にできることを実践することで、わがまち春日井をさらにより良くすることができると考えています。