No.6 『三月の風と四月の雨で五月の花が咲く!』(令和5年3月)

ページID 1030973 更新日 令和5年2月24日

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 「三月の風と四月の雨で五月の花が咲く」。これは、西洋のことわざです。3月に冷たい風が吹き、4月にたくさん雨が降って、ようやく5月にきれいな花が咲くという意味だそうです。冷たい風やたくさんの雨。花はそれらの環境をすべて受け入れて、きれいな花を咲かせます。これは、冷たい風やたくさんの雨は、きれいな花を咲かせるためにとても大切なものということです。そして、このことわざにはもう一つの意味があります。それは、「冷たい風やたくさんの雨といった環境があってこそ美しい花が咲く」、「厳しい時期を乗り越えると幸せが待っている」というものです。
 3月は年度末ということもあり、なにかと区切りになることが多い季節です。そして、4月には新年度がいよいよスタートします。皆さんは個人、学校、会社、または地域などでそれぞれの立場で新たな目標を掲げることもあると思います。そして、新たな目標の達成は皆さんにとって大きな前進となります。しっかりと準備を整え、是非、きれいな花を咲かせてください。花を咲かせるには花を咲かせるための過程があります。皆さんが今後、何か壁にぶつかって熟慮する時は、この「冷たい風やたくさんの雨」が過ぎれば必ず花が咲く!という考えを心の支えにしていただければ幸いです。

 立春も過ぎ、三寒四温を繰り返しながら日に日に春の訪れを感じられるようになってきました。冬を越え迎える春は、慶びに満ちていますね。
 三寒四温の時期が過ぎれば桜の開花はもうすぐです。春風とともに、皆さまがさらにさらに素敵な毎日を過ごされることを願っています。

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