No.20『熱中症。本格的に暑くなる前からの備え‼』(令和6年6月)

ページID 1034628 更新日 令和6年5月29日

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 初夏の爽やかな風が木々の緑とたわむれる6月。皆さんいかがお過ごしでしょうか。早いもので今年も一年の半分が過ぎようとしています。時間は人の都合とは関係なく刻々と過ぎていくもの。歳月人を待たず(さいげつ ひとを またず)とはよく言ったものです。
 さて、私の中高生時代(約50年前)。6月と言えば衣替え。6月1日に冬服から夏服へ、10月1日に夏服から冬服へと季節に合わせて慣例的に衣替えがありましたが、現在は、気温の高い季節はクールビズ。
 環境省はクールビズについて、「日々の気温、それぞれのワークスタイルや仕事環境等に応じて、適切な温度での空調使用と各自の判断による快適で働きやすい軽装に取り組んでいただくことで、多様で柔軟な働き方にも資する省エネ・省CO2の取組です。」として推奨しています。
 昨年の夏(6~8月)の日本の平均気温は1898年の統計開始以降で最も高くなり、国内の熱中症による救急搬送人員(5~9月)は9万人を超えています。
 熱中症は、気温や湿度が高い環境に長くいることで、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなることなどが原因で起こります。
 台風や大雨などへの防災意識と同じように、熱中症への予防・対策についても意識を高めていくことがこれまで以上に必要です。

 環境省は本年4月から、広域的に過去に例のない危険な暑さ等となり、人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがある場合に、熱中症特別警戒アラート(熱中症特別警戒情報)を発表する運用を開始し、自発的な予防行動を一層推進することとしています。体も意識も行動も日頃からの備えが大切です。本格的に暑くなる前から、備えを進めることで、自分、そして身の回りの人を守りましょう。

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