No.14『明治、そして令和。小学校創立150周年記念‼』(令和5年11月)

ページID 1032797 更新日 令和5年10月27日

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 いよいよ11月。早いもので今年も残り2か月となり、過ぎ行く秋を感じる時期となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて、昨年は明治5年(1872年)に私たちが住む現在の愛知県が誕生し、愛知県政150周年を迎えた年、そして、我が国最初の近代教育法令である「学制」が公布されてから150年を迎えた年でもありました。
 「学制」については明治政府の近代化政策の一つであり、6歳以上のすべての男女が就学できる国民教育として、近代化を支えた明治期の教育制度でした。明治時代に入り、それまでの身分制度が廃止となり、そこで登場した「学制」は、欧米諸国の教育制度を模範にしたといわれており、国民全員が小学校に入学して同じ水準の教育を受けるという国民皆学の理念が盛り込まれました。現在の学校教育にもつながっている制度といえます。
 全国で一斉に小学校創設の準備がスタートした翌年、明治6年(1873年)には多くの小学校が全国で開校しました。市内でも、坂下小学校、牛山小学校、そして味美小学校がこの年に開校し、今年、創立150周年となります。

 明治・大正・昭和・平成・令和の5つの時代に歴史を積み重ねてきた市内の各小学校。150年前の小学生たちは何を考えながら勉強をしていたのでしょうか。150年前の小学生たちは自分の将来をどのように考えていたのでしょうか。この150年の間に学校を取り巻く教育の環境は大きく変わりましたが、子どもを中心とする教育は不変です。市制80周年の今。わがまち春日井を愛し、21世紀を生きていく子どもたちの健やかな成長と明るい未来を願っています。

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