平成18年度第5回春日井市障害者施策推進協議会議事録

ページID 1007462 更新日 平成29年12月7日

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1 開催日時

平成19年1月24日(水曜日)午後2時~午後3時

2 開催場所

春日井市役所4階 第3委員会室

3 出席者 

【委員】
溝口 栄一郎 (春日井市身体障害者福祉協会)
知念 恵美子 (春日井市肢体不自由児・者父母の会)
河野 まゆみ (春日井市手をつなぐ育成会)
相馬 節子 (春日井地域精神障害者家族会)
土田 まち子 (春日井市ボランティア連絡協議会)
小島 和行 (春日井市居宅介護支援事業所連絡会)
大塚 康弘 (愛知県心身障害者コロニー)
牧野 法子 (春日井保健所)
北沢 米男 (春日井公共職業安定所)
植田 一廣 (春日台養護学校)
大野 利重子 (公募委員)
小林 進 (公募委員)
道上 寿美 (公募委員)
【事務局】
健康福祉部長 入谷 直賢、福祉課長 早川 利久、
同課長補佐 鈴木 和雄、同主査 丹羽 勝彦、同主任 神戸 洋史
【傍聴者】
3名

4 議題

障害福祉計画(案)について

5 会議資料

6 議事内容

議題 障害福祉計画案について
【稲垣会長】 議題の障害福祉計画案について、資料の説明をお願いします。
【丹羽主査】 資料1に基づき説明
【河野委員】 資料6の関係用語集についてですが、こういうものを付けてくださるのはとても素晴しいと思います。しかし、もう少し詳しく、例えば生活介護であれば区分いくつ以上等といったことは載せられないのでしょうか。いろいろなサービスが出ていますが、自立支援法は介護給付とか訓練等給付とかいくつかに分かれています。どこに属するものかということも分かるような用語集であると、分かりやすくかつ、活用しやすいものになるのではないかと思います。あまり複雑になるのは逆に良くないかもしれませんが、そういったことも考えて作って頂けたらと思います。また、介護給付とか訓練等給付という言葉も用語集のどこかに入れて説明を付けて頂けると良いと思います。
【早川課長】 もう少し用語を加えたものにしたいと思います。
【小島委員】 障害福祉計画案の27ページの相談支援事業についてですが、実施見込数を新たに入れて頂いて非常に有難く思います。介護保険にはケアマネジャーという人がいますが、障害者の方ではまだそういった人はいません。よりサービスを円滑に使うには障害者の方でもそういう人がいると良いと前から思っていました。今、国でも当事業所でもそういう人を養成するような仕組みが少しずつできつつあるのですが、その辺の活用をどうされていくかという所が見えると、相談業務がもっと円滑にいくのではないかと思います。
【早川課長】 そのことについては16ページをご覧ください。(2)相談支援の周知などの中に「サービス利用計画作成」ということが入っていますが、このことについては現在あまり周知されていない状況なので、今後、積極的に周知していきたいと考えています。この目標値については15ページの表のナンバー17の相談支援に出ています。
【小島委員】 介護保険制度のケアマネジャーが障害者の方にはいないので、国の施策としてそういう人を養成していくということがあり、事業所として前回私どもも研修に参加しました。そういう人を養成して、いろいろな知識を持った人が増えると障害者の方も相談がしやすくなるのではないかと思います。
【早川課長】 この件については、愛知県とも連携をとりながらそういった方向に努めていきたいと思います。
【溝口委員】 15ページの表のナンバー17に相談支援の人数がでていますが、これは相談員の数ですか。それとも相談利用者の数ですか。
【早川課長】 これは利用者の数です。
【溝口委員】 春日井市には障害者のケアマネジャーはいないのですか。
【鈴木補佐】 介護保険のように国家資格をもったケアマネジャーはいませんので、国や県の方で、研修によってそれに相当する人を養成していこうということをやっています。18年度にも、県の方から「研修を行うから春日井市も事業所の方に案内をして欲しい」という依頼がありましたので、各事業所にその案内をさせて頂きました。県の方では各事業所で1名くらいはそういう方を置きたいという意向があるようです。また19年度にも研修を実施したいということを聞いていますので、情報が入り次第お知らせしたいと思います。
【道上委員】 障害福祉計画案の27ページの相談支援事業についてですが、総合福祉センターの方で「あゆみ相談」というのをやってくださっていますが、その相談も含まれるのでしょうか。
【早川課長】 ここに掲げてある相談支援というのは、例えば、どこかの施設を利用したいという時の連絡調整というようなことを含めた相談ということですので、今おっしゃられた相談は含んでいません。
【大野委員】 春日井市では身体障害者の雇用はされていると思いますが、今後、精神障害者や知的障害者の雇用についてはどのように考えてみえますか。最近、県でも市でも積極的にやるというようなお話を聞いていますので、春日井市の方では何か具体案があって、もしそういうことを計画の中に載せて頂ければ、障害者にとっては嬉しいのではないかと思うのですが。
【早川課長】 パブリックコメントにもそういったご質問がありまして、それに関しては、「知的障害者の雇用について養護学校と協議して進めていきます」という回答をしました。現在はこういった段階にあるということです。
【大野委員】 1年でも1日でも早く、そういう方達を雇用して頂けるような方向で動いて頂きたいと思いますので、市の方で考えてください。
【早川課長】 今日そういうご意見があったという事を人事の方に伝えておきます。
【小林委員】 障害者にとって就労の確保は必要なことだと思いますので、やはり、就労支援の推進ということは非常に重要なことだと思います。16ページの(5)就労支援施策の推進には、授産施設等で「製作される物品については市庁舎に販売コーナーを設置するなど」というように具体的に書かれています。こういったことは積極的に進めて頂きたいし、市から例えば清水屋さん等のスーパーに、障害者の製作物品を置いて頂くようにお願いする等といったことも良いかと思います。とは言っても行政が、民間企業に働きかけるというのは難しい面もあるとは思いますが、そういった努力をするとか働きかけをしてみることも必要かと思います。今はそれぞれの施設が独自でやってみえると思いますが、障害者の収入を確保するためのバックアップという意味で、今後はそういう支援ももっと必要になってくると思いますので宜しくお願いします。
【早川課長】 授産工賃の問題については、国の方でも引き上げを推進するためいろんな観点から5億円の予算がつくというようなことを聞いています。授産工賃の引き上げについては、今のご意見に限らず、検討していきたいと考えています。
【小島委員】 身体障害者、知的障害者といった明らかに障害が認められる方は良いと思うのですが、発達障害などの軽度の方で発達障害者支援法に関わってくる人や、その谷間になってしまう方については、どのようにこの計画の中に絡めていけば良いのだろうかという疑問をもっています。
【早川課長】 発達障害者支援法が17年4月から施行されていますが、まだ基本法的な中身で、具体的にどういったサービスを提供するというようなことについては記載されていない状態です。障害者自立支援法の障害福祉サービスに限っていうと、発達障害については具体的に対象にしていないということもあり、計画の記述の中では「国の検討を踏まえてどういったサービスを提供できるか検討していきます」というような記述にとどめている状況です。サービスを検討していく中で出てくるのはやはり相談支援ではないかと思っていますので、そういったことも含めて検討したいと思っています。
【溝口委員】 見込量として数字があげてありますが、この数字の根拠は何でしょうか。
【神戸主任】 前回の会議において詳しく説明をさせていただきましたので、説明を省略させていただきますが、基本的には障害者のアンケート調査をベースに見込量を算出しています。
【稲垣会長】 議題については、以上になりますが、その他、何かご意見やご質問はございませんでしょうか。特にございませんようですが、計画書の文章上の問題で簡単な訂正等については、私と副会長に一任していただき、市議会の厚生委員会の終了後、後日、障害福祉計画については、私の方から市長に提出させていただきたいと思いますのでご了解いただきたいのですがよろしいでしょうか。
(異議なし)
【稲垣会長】 その他、事務局の方で何かありますでしょうか。
【早川課長】 障害福祉計画の説明会を3月14日午後1時から総合福祉センターにて開催いたします。また、来年度ですが、実態調査を実施し、推進協議会については、日時は未定ですが夏、秋、冬の年間3回程度の開催を予定しております。さらに、平成20年度については障害者計画と障害福祉計画の改定を予定しておりますのでよろしくお願いいたします。
【稲垣会長】 その他、特にないようでしたら、以上で第5回障害者施策推進協議会を終了いたします。
【入谷部長】 各委員の皆様には、ご多忙中にもかかわらず、大変、限られた時間のなかで、6月から5回の会議を重ね、熱心なご審議をいただき、誠にありがとうございました。おかげをもちまして、障害福祉計画を策定することができることと相成りますが、これも委員の皆さまのご理解とご協力の賜物であると思います。また、傍聴の方におかれましては、複数回にわたり、傍聴いただきました方も多くお見えになられたことと存じますが、誠にありがとうございました。
今後とも、春日井市における障害者施策をより一層推進していくため、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げまして、本日の会議を終了させていただきます。
上記のとおり、平成18年度第5回春日井市障害者施策推進協議会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、会長が署名及び押印する。
平成19年2月27日

会長 稲垣 薫

 
(注) 会議資料は、PDF形式で作成しています。
(注) 春日井市役所2階の情報コーナーでも行政資料として閲覧に供しています。

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