牛山区の皆様との意見交換
開催状況
- 開催日
- 令和5年3月2日(木曜日)
- 場所
- 牛山南部学習等供用施設
- 参加者
- 牛山区の皆様(約15人)
- テーマ
- 令和5年度の春日井市の主な取り組み
意見交換内容
教員の給与等待遇改善について
- 参加者
- 教員には優秀な人材が必要であり、確保のためには給与等待遇の改善が必須だと考えます。
- 市長
-
市の教員は県職員となるため、県に要望・意見してまいります。
個人的にも、良き先生に出会うことが、子どもにとっても良い成長へと繋がると考えるため、その面でも優秀な教員が重要だと考えています。
少子化対策について
- 参加者
- 「子育て」より前に「少子化対策」の課題があり、"出会いの場"が必要だと考えます。既存のアプリ等は、目的とは異なる利用をすることでの危険性も聞こえてきているため、市主催で"出会いの場"を設けていただきたい。
- 市長
- アプリで出会うことは否定しませんが、利用者が危険に巻き込まれないよう啓発してまいります。
市独自でのアプリ提供までは考えていませんが、現存する商工会議所主催の婚活事業の支援等により協力してまいります。
休日部活動の地域移行について
- 参加者
- 地域等が部活動を担うことは世界的に見ても賛成だが、実施する際には、これまでと同じように学校を利用できるようにするなど、一般の社会体育と重ならない方法を考えてもらいたい。
- 市長
-
おっしゃる通りだと思います。
ご認識のとおり、部活動の地域移行ということで、部活動の担い手を協議団体、スポーツ少年団といった既存の活動団体等へ移行していきたいと考えています。
間内駅の改善について
- 参加者
- 間内駅の線路に橋を架ける構造をやめ、味美駅のような平面の駅としてもらいたい。
- 市長
- 間内駅の駅舎の構造につきましては、ご意見をお預かりします。
子育てに関する手当等について
- 参加者
- 手当の額が、同居祖父母の年金等の収入によって減額される場合があるなど納得できない部分があります。困っている子育て世帯の実情に沿った支援制度へと改善していただきたい。
- 市長
- 市でできる部分については、基準の見直しも視野に入れた検討をしてまいります。
前並町への消防署出張所・保育園の移転計画について
- 参加者
- 前並町への消防署(出張所)移転や前並保育園移転の話を耳にしたが、詳細を教えてください。
- 市長
- 前並調理場横への出張所移転整備の構想は発表しているが、前提として、救急車や消防車が走行できるよう、県道が整備される必要があると考えています。したがって、早期に県道を整備するよう、県に要望してまいります。
- 企画政策部長
- (前高グラウンド向かいへの前並保育園新築移転、牛山保育園の大規模改修期間中における現前並保育園への一時移転について、現時点での計画の概要を説明)
間内駅・牛山駅の駐輪場について
- 参加者
- (私は利用していないが、)間内駅、牛山駅の駐輪場について、利便性を向上していただきたい。
- 市長
- 改めて地域からの要望書等を通じて、具体的な状況や問題点を教えてください。
牛山保育園の経緯について
- 参加者
- 牛山保育園は、当初、高齢者施設として建築され、早々に保育園に変わったと記憶しているが、その経緯を教えてください。
- 企画政策部長
- 後日、担当部署から回答します。
(以下、担当部署:保育課 回答)
当初は、児童向けの福祉センターとして整備した施設となります。
道路の整備、交通安全について
- 参加者
- (消防署移転整備の話に出た)県道整備に合わせて、区内の道路を拡幅してください。中でも、西部中学校への通学路は交通量も多く特に危険だと感じています。
- 市長
- グリーンベルト等道路への色塗りによる安全強化を考えています。具体的な危険箇所について、区長を通じて教えてください。
- 参加者
- グリーンベルトには自動車の速度抑制効果はないと感じているため、道路への障害物といった設置等速度抑制効果のある対応をお願いしたい。
- 市長
- 交通安全は非常に大切だと考えていますので、危険な場所の整理も行いたいと考えています。
就学援助について
- 参加者
- 高校生や大学生を対象とした支援制度は検討する予定はありますか。
- 市長
- 高校生向けの予定はないが、大学生については、奨学金の応援や医療費助成を行っています。令和5年度の取り組みに挙げた学用品については、まずは春日井市立の小学校・中学校を対象として考えました。
防災倉庫の資材について
- 参加者
- 防災倉庫の設備や備蓄資材は充実していると感じていますが、実際に扱える人が少ないという現状があります。ボニター等への指導は始めていますが、子ども達への防災教育については、学校の協力も得にくく困っているため、良い方法がないかご助言いただきたい。
- 市長
- 「市の消防職が学校に出向いての防災の講習」「休日に子どもたちを防災倉庫に集めて、地域の人が資材紹介して意識を高める」といったこと等が考えられるのではないでしょうか。
その他にも具体的な提案がありましたら教えてください。 - 参加者
- 備蓄資材の使用マニュアルが一緒に入っていると良いと考えます。
また、牛山地区には下水が通っていないこともあり、トイレについては、更なる配置を希望します。 - 市長
- 担当部署にマニュアルの作成及び設置を指示します。
簡易トイレの増設については、後日回答いたします。
(以下、担当部署:市民安全課 回答)
<マニュアルの作成及び設置>
各避難所の防災倉庫に備蓄している資器材のうち災害発生初動期に使用することが予測されるものを中心に、組み立て方や使用方法などを視覚的に捉えることができる動画マニュアルを作成して、QRコードからスマートフォンで視聴できるような方法を検討しています。また、動画を見ることができない状況も考慮し、紙によるマニュアル作成も行います。
<簡易トイレの増設>
大地震に備えた避難所におけるトイレ対策につきましては、公共下水道区域の内外を問わず、既存のトイレ設備が断水や排水不能により使用できなくなる可能性を踏まえ、指定一般避難所においては、テント付き簡易組立トイレや段ボール製の簡易トイレを備えています。また、簡易トイレや既設トイレに使用する排便袋・抗菌性凝固剤・排せつ後の処理袋がセットになった災害用トイレセット(300回分)を新たに備蓄しております。
このほか、国や県、他自治体からの支援やホームセンター等企業との協定により、簡易トイレや仮設トイレなど、できる限り必要数を確保することとしており、トイレが不足する場合に備えていることから、現在のところトイレの更なる配置は考えておりません。 - 参加者
- マニュアルは、YouTube等動画が分かりやすくて良いと考えます。
- 市長
- 自分の経験からも動画は分かりやすいと感じていますので、担当部署に指示いたします。