市長と語る会(味美連合区)

ページID 1035284 更新日 令和6年10月15日

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開催状況

味美連合区との意見交換開催状況

味美連合区との意見交換開催状況

開催日
令和6年8月24日(土曜日)
場所
味美地区学習等供用施設
参加者
味美連合区の皆様
テーマ
令和6年度における市の主な取り組み

意見交換内容

地域住民の災害への備えについて

参加者
 先日(令和6年8月8日)、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発令されました。
 災害が起きたときに必要な助けや支援には自助・共助・公助がありますが、地域住民はどのような備蓄をすればよいでしょうか。
市長
 まずは「自助」として、自らが災害に備えること、自分の身は自分で守ることが大切だと考えます。
 ただし、自分の身を自分で守れない方、守り切れない方については、地域で守る「共助」、その先に「公助」があると考えています。
 その考えから、備蓄としましては、災害が起きる前から最低3日分の自分自身やご家族に合わせた食料の備蓄や生活用品を確保するようお伝えしています。
 アルファ米や毛布、ビニールシート等といった個人で用意しづらいものについては、市が日頃から備えています。

避難場所の見直しについて

参加者
 災害時の避難所は主に小学校が指定されており、(質問者自身が住まう地域から)広域避難場所として「二子山公園」が遠い場所に位置しています。また、「美濃町公園」と「西本町公園」が緊急避難場所として指定されていますが、いずれも浸水想定区域内に位置しています。避難所までの距離が遠いため、浸水の可能性が比較的低い「学習等供用施設」や高所にある「西部ふれあいセンター」を避難場所として検討してください。
市長
 地震災害時において、まずは、緊急避難場所を始めとする周りに倒れてくるものがないなど、安全が確保できる場所へ一時避難をしてください。その後、安否確認や安全なルートの確認を行っていただき、集団で避難所へ避難をしてください。 
 また、水害時の避難については、地震災害時と違い、まずは浸水から身の安全を確保できる建物の上層階等への避難や、避難所へ直接避難していただくことが重要です。そのため、浸水想定区域内の指定一般避難所である味美小学校等のほか、建物の上層階へ避難、お住まいの住居が2階建てでしたら2階に移動するといった、少しでも高い場所への避難(垂直避難)をしてください。

学習等供用施設のインターネット環境整備について

参加者
 学習等供用施設にWi-Fi環境を整備する補助金を支給してください。
市長
 学習等供用施設のWi-Fi環境整備を目的とした補助金については、現在のところ予定していませんが、区・町内会が施設の指定管理者となり、施設の管理運営をしていただいていますので、区町内会助成金での整備を検討してください。

区・町内会と市役所との連絡手段等の電子化について

参加者
 市各部署との連絡、申請、報告等の捺印不要文書のやり取りについては、メール等としてください。
 また、会議などの出席等についてもWEB上で可能となるよう、対応してください。
市長
 市としてDXを進める中で、ホームページに町内会へ配布した資料を掲載しており、町内会内でデータを共有していただけます。また、市への文書の提出方法についても、メール等で対応できるものから順次取り組んでいきます。
 一方、出席していただく会議等がいまだ多いと思っています。そのため、例えばWEBで会議に出席できるよう取り組んでいきたいと考えています。

清掃活動への補助の拡充について

参加者
 クリーン大作戦の際に味美連合区に支給される1人150円程度の報償費では、ボランティア保険に加入できませんので、支給額の増額を検討してください。
市長
 クリーン大作戦にご協力いただき、ありがとうございます。
 区町内会活動でのクリーン大作戦等で事故があった場合には、市が加入するコミュニティ活動保険が適用される場合がありますので、市民生活課へお問い合わせください。
 なお、ご質問にありました制度は、愛知県が管理する河川で草刈りやごみ拾い等の清掃活動を実施した団体に県が報償費をお支払いする「河川愛護活動報奨制度」と思います。

味美連合区の印象について

参加者
 味美連合区の良いと思う点がありましたら、コメントをお願いします。
市長
 味美連合区は地域の結びつきが強く、町内ごとの盆踊りなど、地域行事も盛んだと感じています。今後とも、連合区の皆さまの縦や横の繋がりを続けていただけたらと思います。

知多学習等供用施設の代替施設の整備について

参加者
 同施設が狭いため、既存の知多町にある市の倉庫と同施設とを合体した、新たな施設を作ってください。
市長
 新たに学習等供用施設を整備する、または増築することは考えていませんが、同施設での狭さ等のお困りごとについて、本会終了後、個別に教えてください。
 <本会終了後の対応>
 知多町にある市の倉庫については、防災備品等の収納を目的としていること、また新たな施設を設置すること等が難しい旨を改めて説明しました。

災害時における市と赤十字奉仕団との連携について

参加者
 市と赤十字奉仕団は災害時にどのような連携体制となっていますか。
市長
 8月25日に開催します防災訓練においても、赤十字奉仕団の方に参加していただきます。
 災害時には、市から赤十字奉仕団に炊き出しを行っていただく場所を連絡する体制を取っています。

ごみの戸別収集について

参加者
 ごみステーションの新設や移設に苦労しています。市では戸別収集を行っていますか。
市長
 ごみステーションへ家庭ごみなどを持ち出すことが困難な人に対して、戸別収集(さわやか収集)を行っていますが、市全体での戸別収集は行っていません。

道路の維持補修について

参加者
 市では道路の異常を把握するための道路パトロールを行っていますか。
 また、損傷した道路を見かけますが、市ではどのように補修をしていますか。
市長
 市では専門の職員が道路をパトロールし、異常等の把握に努めています。
 道路の補修については、穴があれば埋め、面が劣化していれば、予算を計上し補修する等、計画的に進めています。
 なお、市公式LINEを通して、皆さまから道路の損傷箇所を写真や位置情報を付しての通報を可能とするシステムを準備していますので、運用開始となりましたらぜひご活用いただきたいと思います。
 (令和6年9月2日運用開始)

このページに関するお問い合わせ

企画経営部 広報広聴課

電話:0568-85-6037
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