イノシシにご注意ください
市の東部地域では、イノシシによる農作物被害が増加しており、公共道路など住宅地でも目撃情報が寄せられています。
主な目撃地域:細野町、外之原町、木附町、玉野町、高座町、内津町、西尾町、明知町、神屋町、廻間町、高森台
イノシシの習性や行動
1 イノシシのすみか
- イノシシは人里からあまり離れていない里山に生息しており、特に草むらやヤブを好んで利用します。
- 手入れされていない道路の法面や河川の緑地帯は、「けもの道」として移動ルートになります。
2 イノシシの食べ物
- イネ、イモ、タケノコ、クリ、カキ、昆虫、ネズミ、ヘビなど、雑食性で何でも食べます。
3 イノシシの性格
- 本来イノシシは臆病で注意深いので、なかなか人間の前に姿を現しませんが、学習能力が高く、いったん慣れると、大胆に行動します。
- 基本的にはおとなしい性格で、他の動物を襲うことはありませんが、危険を感じたりパニックになって逆上したときは「猪突猛進」となるため、注意が必要です。
4 イノシシの運動能力
- 跳躍力に優れ、助走なしで1mジャンプすることもあります。
- 20cmの隙間があれば潜り抜けようとします。
イノシシに出会ったら
イノシシは臆病なので、ほとんどの場合はそのまま逃げていきます。
- 何もせずに放っておきましょう。
- ゆっくりと後退し、静かにその場を立ち去りましょう。
- 決して威嚇したり、無理に追い払おうとしないでください。
イノシシが出没する原因
1 周りに草むらやヤブが多い
- イノシシが隠れやすい状態で長期間放置しておくと、人間に対する警戒心が弱まり、農作物を荒らしたり、人身事故の危険性が高くなります。
2 周辺にえさがある
- 餌付けはイノシシの人に対する警戒心を低下させます。
- 意図的な餌付けはもちろんのこと、収穫されないままの果実や生ゴミなどを放置すると、イノシシの格好のえさになってしまいます。
イノシシの被害を防ぐために
1 農作物への被害を防ぐためには
- 電気柵やメッシュ柵などで田畑への侵入を防ぎましょう。
2 イノシシの出没を防ぐためには
- 草むらやヤブ等は早めに刈り払って、イノシシの隠れ家を作らないようにしましょう。
- 生ごみ、放任果樹、ペットのえさなどは放置せず、イノシシのえさをなくしましょう。
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。