令和6年度第2回春日井市文化財保護審議会議事要旨
1 開催日時
令和7年3月18日(火曜日) 午前10時から11時30分まで
2 開催場所
中央公民館 第7集会室
3 出席者
-
会長
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春日井自然友の会会長 長縄 秀孝
- 委員
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名古屋造形大学名誉教授 池田 洋子
東海工業専門学校講師 岩田 敏也
春日井郷土史研究会会長 髙橋 敏明
中部大学教授 永田 典子星城大学名誉教授 松原 隆治
中部大学教授 森田 朋子
- 欠席者
- 東海学園大学教授 小野 佳代
- 事務局
-
教育長 兒島 靖
教育部長 森本 邦博
文化財課 課長 北野 将好
課長補佐 浅田 博造
主査 牧野 陽子
統括主任 松浦 徹
- 傍聴者
- なし
4 審議会の運営について
事務局から、議事(1)市指定文化財の指定については、市情報公開条例第7条第6号に掲げる不開示情報に該当するため非公開、議事録は要点筆記とすることについて諮り、全員一致で承認された。また、議事録等の作成に関する指針に基づき、長縄会長より髙橋委員が議事録署名人に指名された。
5 諮問
6 議事
(1) 市指定文化財の指定について
採決のとおり非公開とする。
7 報告
(1) 下街道歴史ひろば(仮称)の整備について
(2) その他
8 会議資料
令和6年度第2回文化財保護審議会資料1(非公開)
9 報告内容
(1) 下街道歴史ひろば(仮称)の整備について
- 牧野主査
- 資料2に基づき説明した。
- 森田委員
- QRコードの内容は、現段階で決まっているのか。
- 北野課長
- 決まっていない。今後、検討していく。
- 岩田委員
- 東屋などの施設や植栽について、地域の人たちがどのように使用するのかを考えて設計し、関係課と調整する必要がある。
- 北野課長
- 地域の意向を伺いながら、詳細を決めていきたい。
- 髙橋委員
- 石造物等の配置について、もう少し検討する必要がある。
- 浅田課長補佐
- 史跡の標柱及び黒松については、移動が困難なため現位置とし、道標については、敷地の有効活用から今回の案とした。看板の内容と併せて石造物の配置を検討していく。
- 松原委員
- 公民館の出入口を歴史ひろば側からも利用できるようにしたいと地元から要望はないか。
- 北野課長
- 公民館については、現状のままで進めていくと話を聞いている。
- 永田委員
- ひろばは郷土の学習にも役立つので、様々な年代の人が利用できるようにしてほしい。また、設置する看板の内容は、子どもが理解できるようにしてほしい。
- 池田委員
- ひろばの南側に歩道のスペースを確保した方が安全になると思う。また、明治天皇巡幸の看板をひろばの奥にしてはどうか。
- 北野課長
- 歩道については、設けることができるかどうかを含めて検討する。明治天皇巡幸に関するものは現位置で、道標などの位置を奥にすることで訪れた人にひろばを巡ってもらうことを想定している。
- 松原委員
- 施設全体を考えると下街道のことをメインにすべきだと思う。
- 髙橋委員
- 手前に明治天皇巡幸があるとこちらがメインと捉えがちなので、下街道のものを中心に考えた方がいい。
- 森田委員
- 下街道の説明看板は、ひろばの入口よりも(案)に示された場所の方が大きく作成できていいと思う。
- 岩田委員
- このひろばの場所の意味としては、明治天皇の巡幸の際、立ち寄られた「史跡」であること。また、その歴史を伝える郷土館があったことを伝える必要があると思う。
(2) その他について
- 牧野主査
- 密蔵院多宝塔について報告した。
- 池田委員
- 二子町にある日輪寺で本尊が納められている厨子の修理に併せて、秘仏の本尊が公開される。
- 松原委員
- 松河戸町の馬之塔で使用する道具が地元で公開され、新聞に掲載されていた。今後の事務局の対応を伺いたい。
- 牧野主査
- 調整の結果、地元で大切に保管をしていただくこととなった。
- 松原委員
- とてもいい状態であるため、保存と活用についても検討してほしい。
上記のとおり、春日井市文化財保護審議会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、会長及び出席者1人が署名する。
令和7年4月18日
会長 長縄 秀孝
署名人 高橋 敏明
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