平成23年度第2回春日井市文化財保護審議会議事要旨

ページID 1007962 更新日 平成29年12月7日

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1 開催日時

平成23年12月7日(水曜日)午後1時30分から午後2時10分

2 開催場所

春日井市役所9階 教育委員会室

3 出席者

会長
春日井自然友の会顧問  波多野 茂
委員
中部大学名誉教授  富山  博
名古屋造形大学教授  池田 洋子
元愛知県教育史資料調査委員  服部  滋
春日井郷土史研究会会長  村中 治彦
春日井郷土史研究会会員  櫻井 芳昭
欠席者
星城大学教授  松原 隆治
愛知学院大学教授  伊藤 孝幸
事務局
教育長  木股 哲夫
教育部長  宮地  宏
文化財課 課長  山田  信
       課長補佐  前田 敏夫
       担当主査  村松 一秀
       担当主査  田中 裕子
       主事  高橋奈緒子
傍聴者
1名

4 議題

報告(1) 郷土館について
報告(2) 台風15号による文化財の被害状況について  

5 会議資料

6 会議内容

  1. 教育長あいさつ
  2. 会長あいさつ
  3. 議事

7 議事内容

波多野会長
はじめに、本会議の議事録の署名については、会長と会長の指名する委員1名となっておりますので、今回の署名人に服部委員を指名します。

報告(1) 郷土館について

事務局
別添資料に基づき説明
(質疑・意見)
服部委員
市指定文化財の明治天皇下原新田御小休所旧跡の指定面積はどの部分のことですか。
事務局
建物及びその周辺の土地も含めた面積です。
服部委員
郷土館は下街道の中の建物として由来があります。江戸末期の建物ということで建造物に指定して残しておくのが、春日井市の文化財保護行政のあり方だと思いますが。
事務局
郷土館の建物は、旧跡を構成する要素の一つであるという捉え方をしております。今回、保存するという方向性は出しましたが、建造物に指定するということは考えておりません。
服部委員
春日井市として守っていかなければならないものは建物のほうだと思います。建物を直す計画を考えてほしいと思います。
富山委員
郷土館の建物について建築面から調べましたが、下街道の雰囲気を残す数少ない重要な建物です。しかし、高額な費用をかけて補強して保存することには、ためらうところがあります。
服部委員
たとえ外から見るだけにしても、安全管理はしっかりしていただかなければと思います。
村中委員
郷土館は下街道に面していて春日井の街道文化の一つの象徴的な建物です。積極的に維持保存をお願いしたいと思います。
池田委員
現在、郷土館で活動中のボランティアはどうなりますか。
事務局
今後は毎月第3土曜日に開館しますので、ボランティアの皆さんと調整を図ってまいります。
池田委員
郷土館の建物を見ただけでは由来が分からないので、解説するものが必要ではないですか。
事務局
解説パネル等を作り、見学者の理解を深めるようにいたします。
櫻井委員
耐震工事の方法は検討されたのですか。
事務局
耐震補強の方法については技術者と検討を重ねたのですが、部分補強する方法では強度が十分ではなく、一般の方を中に入れることはできませんので、現状のまま保存する方法をとったわけです。
結果
報告を受けた。

報告(2) 台風15号による文化財の被害状況について

事務局
別添資料に基づき説明
(質疑・意見)
服部委員
内々神社庭園は、以前にも被害が出たことがありますか。
事務局
昭和58年と平成12年の東海豪雨のときにも被害が出たという報告があります。
結果
報告を受けた。

上記のとおり、第2回春日井市文化財保護審議会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、議長及び出席者1人が署名及び押印する。

平成23年12月28日

会長  波多野 茂
委員  服部  滋

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