平成21年度第1回春日井市文化財保護審議会議事要旨

ページID 1007959 更新日 平成29年12月7日

印刷大きな文字で印刷

1 開催日時

平成21年6月10日(水曜日) 午後3時から午後4時30分

2 開催場所

春日井市役所9階 教育委員会室

3 出席者

【会長】
波多野 茂
【委員】
富山博 
池田洋子
伊藤孝幸
服部滋
村中治彦 
櫻井芳昭
【事務局】

教育長 浅岡正美
教育部長 梶田博
文化財課長 山田信
同補佐 福井芳子
同主査 薄井美樹

【傍聴者】
なし

4 欠席者

【委員】

松原隆治

5 議題

  1. 平成20年度事業報告について
  2. 平成21年度事業計画(案)について
  3. 登録有形文化財について
  4. その他

6 会議資料

  1. 平成20年度事業報告
  2. 平成21年度事業計画案
  3. 登録有形文化財について

7 会議内容

  1. 教育長あいさつ
  2. 会長選出
    委員の互選により、波多野茂委員が会長に選出された。
  3. 会長あいさつ
  4. 会長職務代理者指名
    会長により、服部滋委員が会長職務代理者に指名された。
  5. 議事

8 議事内容

1. 平成20年度事業報告についての意見及び結論
平成20年度事業報告について、次のような質疑応答・意見があり、結論は以下のとおりとなった。
  ア 質疑・意見
【服部委員】 ボランティアの活動状況は、どの程度か。
【事務局】     現在41人のボランティアが活動中であり、毎週土曜日に郷土館でガイドボランティアを実施中。また、小学生を対象とし、中央公民館で民俗展示室のガイドも実施。
【服部委員】 講座内容はどのようなものか。
【事務局】     昨年度については、「春日井の歴史と文化財」「ボランティアの意義及び魅力について」等8講座を実施。
【村中委員】 内津文化財祭と文化財防火デーへのボランティア参加は自主的だったのか。
【事務局】     行事案内をした時、ボランティアから申し出があったもの。
   イ 結論
     平成20年度事業報告を全会一致で承認する。
2 .平成21年度事業計画についての意見及び結論
平成21年度事業計画について、次のような質疑応答・意見があり、結論は以下のとおりとなった。
ア 質疑・意見
【櫻井委員】 ボランティア活動が頭打ちにならないような対策は考えているのか。
【事務局】     今年度から市内全校の3、6年生の先生に案内を出したところ、多くの学校から出前講座などの申込みがあった。ボランティアの会は11月末に自主事業を計画している。郷土館においては季節ごとに展示替えを行なっている。 
【村中委員】 子ども会、婦人会、老人会などの団体と文化財所有者との橋渡しを行政でしてはどうか。
【伊藤委員】 どういう行為を期待して、ボランティア講座を開講したのか。倫理的な目的でなく、具体的な目的、事情を知りたい。
【事務局】  市民の手による文化財の保護・保存、啓発を目的としている。
【伊藤委員】 受講生の方の年齢は。また、今年度の応募状況をおしえてほしい。
【事務局】   団塊の世代が多い。比率は男女半々である。
【伊藤委員】 ボランティアに満足感を与えるため、例えば、出土遺物の保存技術などのノウハウを教えてはどうか。考古に興味を持つ人が必ずいる。新しい受講者に期待感を持たせる講座を開く。ボランティアの自主性を育てることや、ボランティアを一番のお得意様として、ケアをすることを考えて講座を組立てることが必要。
【櫻井委員】 内津文化財祭の今後のあり方や構想があれば知りたい。
【事務局】   次年度に向けて、事業内容の見直しを検討する。
   イ 結論
 平成21年度事業の計画案を全会一致で承認する。
3.登録有形文化財についての意見及び結論
登録有形文化財について、次のような質疑応答・意見があり、結論は以下のとおりとなった。
ア 質疑・意見
【服部委員】 登録有形文化財には罰則規定があるので、十分所有者に理解をしていただくことが必要である。所有者はどこか。
【事務局】   愛知県の所有である。
      イ 結論
登録有形文化財について全会一致で承認する。
4. その他 次のような報告、質疑応答・意見があった。
【事務局】     昨年破損した行者寺行者堂管理者により修理された。また、内々神社庭園の測量調査等を委託して行なった。
【伊藤委員】 4月の機構改革により、道風記念館が教育委員会から文化スポーツ部へ移ったのは、何を目的に何を意図してか。同じ文化や歴史を推進するため縦割りでなく、協力体制はとっているのか。
【事務局】     文化、スポーツは地域に根付いているため、住民のコミュニティや地域の醸成を図るという目的から市長部局の文化スポーツ部で補助執行することとした。今後も協力し、連携を図っていく。
【伊藤委員】 登録博物館が道風記念館だけというのは、春日井市にとって大きな意味を持つ。紙面上だけでなく、有効に機能させるようなかたちで、連携を図りながら業務を考えることが春日井市にはプラスになる。
【事務局】   協力しながら業務を進めていきたい。

上記のとおり、春日井市文化財保護審議会の議事の経過及びその結果を明確にするために、この議事要旨を作成し会長が署名及び押印する。
  平成21年6月24日
    会長  波多野 茂

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

教育委員会 文化財課

電話:0568-33-1113
教育委員会 文化財課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。