平成22年度第2回春日井市地域公共交通会議議事録

ページID 1007111 更新日 平成30年4月1日

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1開催日時

平成23年3月8日(火曜日)午前10時~午前11時

2開催場所

文化フォーラム春日井 2階会議室

3出席者

会長       
 磯部 友彦(中部大学工学部都市建設工学科教授)
 
委員
 伊藤 太(春日井市長)【代理 近藤 和記雄】
 藤田 信彰(名鉄バス株式会社運輸部運輸第2課長)
 平山 晃(近鉄東美タクシー株式会社代表取締役社長)【代理 葛山 直幸】
 長崎 三千男(社団法人愛知県バス協会専務理事)
 奥村 正士(愛知県タクシー協会副会長)
 松本 由太朗(春日井市区長町内会長連合会会長)
 大脇 桂(春日井市老人クラブ連合会理事)
 伊藤 幹夫(春日井商工会議所副会頭)
 小林 裕之(国土交通省中部運輸局愛知運輸支局首席運輸企画専門官(輸送担当))【代理 古橋 靖弘】
 平野 省一(愛知県春日井警察署交通課長)
 松井 圭介(愛知県地域振興部交通対策課長)【代理 米山 一記】
 齋藤 正澄(春日井市建設部道路課長)
 
事務局
 森  庸夫(春日井市総務部交通対策課長)
 小林 敏夫(課長補佐)
 堀田 博明(主査)
 高木 俊成(主事)

4欠席者

委員
 今村 勝芳(春日井市民生委員児童委員協議会連絡会副連絡会長)
 神田 進 (社会福祉法人春日井市社会福祉協議会理事)
 小林 宏 (愛知県交通運輸産業労働組合協議会議長)
 渡辺 博喜(愛知県尾張建設事務所維持管理課長)

5議題

  1. かすがいシティバス南部線の路線等変更について
  2. その他
      ア かすがいシティバスアンケート調査結果について
      イ 「manaca」について

6会議資料

7議事内容

(1) かすがいシティバス南部線の路線等変更について

【事務局】
 資料に基づき、かすがいシティバス南部線の路線等変更について説明した。
【磯部会長】
 かすがいシティバス南部線の路線等変更について、委員に意見を求めた。
【平山委員】
 勝川駅南のバス停を北口ロータリーに移すということだが、それに伴い利用者から苦情が出ることはないか。
【事務局】
 勝川駅南のバス停は、平成21年10月にリニューアルして運行を開始した際には南口ロータリーに設置してあり、南口ロータリーの工事に伴い、バス停を現在地に移設した。その際には苦情がなかったため、今回も苦情はないと想定している。
【長崎委員】
 勝川駅の北口ロータリーの使い方についてお聞きしたい。現在あおい交通のバス停は、県道内津勝川線にバス停が設置されており、北口ロータリーから離れている。そのため、あおい交通を利用するには北口ロータリーから離れたバス停まで歩かなければならない。バス利用者にとって使いやすいようにした方が良いと思われるが、今後は北口ロータリーをどのように運用していくのか。
【提案者】
 先般あおい交通の社長から勝川駅の北口ロータリーに乗り入れしたいと申し出があった。申し出を受け、これから調整していくという段階である。
【藤田委員】
 勝川駅の南北を結ぶ道路「松新線」が未開通の現在でさえ、北口ロータリーに一般車両が入り、バスの乗降の際に迷惑となっている。松新線が開通することにより、今まで以上に北口ロータリーに一般車両が進入して混雑するということはないか。
【事務局】
 松新線が開通することで、南北を行き来する車が増加し、勝川駅周辺の混雑が予想される。そのため、勝川駅の周辺整備を担当している課と春日井警察署の交通課で協議を行っていると聞いている。一般車両がロータリーに入らないように交通規制はかけられないため、看板の設置や路面表示等の方策を進めているようである。
 かすがいシティバス南部線路線等の変更について、磯部会長から委員に採決を取り、全会一致で議決した。

(2) その他
 ア かすがいシティバスのアンケート調査結果について
【事務局】
 資料に基づきかすがいシティバスのアンケート調査結果について説明した。
【磯部会長】
 アンケート調査の内容は、北部線沿線にある牛山地区住民の日常生活の行動や移動手段について調査した。1世帯に1枚アンケート用紙を配付しており、日常的に買い物等に出かけられている方に回答していただくよう依頼したため、性別や年齢がどうしても偏ってしまう。
 最近、公共交通の研究者の間では、「公共交通は知らないと使われないので、まずは皆さんに知ってもらうことが大事だ」ということが話題になっている。アンケートや口コミ等でシティバスのことを住民に知ってもらうことが大事である。
【磯部会長】
 かすがいシティバスアンケート調査結果について、委員に意見を求めた。
【長崎委員】
 8日間のアンケート結果を曜日ごとにまとめると、利用者の傾向がわかるのではないか。
 買い物やそれ以外の移動目的で、春日井市内や小牧市内の行き先頻度に大差がないように思われるが、このことについてどうお考えか。
【事務局】
 配付期間が8日間であり、8日間調査したわけではない。そのため、曜日ごとのデータはわからない。
 小牧市のバスが牛山地区の近くを運行している。そのため、小牧市民病院やジャスコ小牧店等の小牧市内の行き先が多いと思われる。今後は自治体を超えた運用も検討していく必要がある。
 アンケート調査実施後、「なぜ牛山地区だけ調査をするのか」という問い合わせがあり、危機感を持っている住民もいた。今回のアンケートには牛山地区の住民には北部線の現状を知ってもらいたいという意図もあった。牛山地区の住民にはシティバスが運行したことで目的を達成したということではなく、シティバスを利用し育てていただきたい。
【奥村委員】
 日常的な通院先の報告で、小牧市民病院の利用者が多いのはなぜか。
【事務局】
 牛山地区の生活圏内は、春日井市と小牧市である。どこの地域でも、地域に根付いた病院を利用することが多いため、牛山地区の生活圏内である小牧市民病院を利用されるかたが多い傾向がある。
【磯部会長】
 アンケート調査で多くのデータが集まったので、今後は地域住民と一緒になって議論していければ良いと考える。また、今回は牛山地区でアンケート調査を実施したが、他の地域でもアンケート調査を実施すると貴重な情報が得られると思われる。

イ ICカードmanacaについて
【藤田委員】
 ICカードmanacaについて説明した。
 かすがいシティバスで、平成23年2月のICカード利用回数は300回程あった。
 また、平成24年春からJR東海のICカードTOICAと平成25年春からはJR東日本のSUICAと相互利用予定であるので、平成24年春からはかすがいシティバスでもTOICAを利用することが可能である。

 上記のとおり平成22度第2回春日井市地域公共交通会議の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、会長及び出席者1人が署名(及び押印)する。

      平成23年3月24日

 

会長    磯部 友彦
署名人  松本 由太朗

 

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