市長と語る会(あいちかすがいっこ)

ページID 1037687 更新日 令和7年8月20日

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開催状況

集合写真

懇談時の様子

開催日
令和7年7月11日(金曜日)
場所
庁議室
参加者
あいちかすがいっこの皆様
内容
団体の活動報告・市長との懇談

意見交換内容

ママへの寄り添い方

参加者
 ママが検診に行ったり、保健師が自宅に訪問する等、春日井市で出産したママは市と関わる機会があります。私たちの団体も活動を通して、多くのママと関わることで、様々な意見をいただきます。
 そこで、市として、支援する側と支援される側との関わり方に関する認識の違いが生じないよう、取り組んでいることがあれば教えてください。
市長
 私自身、市民から「市長へのホットライン」として意見が多く届く中で、コミュニケーションが大事だと感じています。
 保健師としてはママに寄り添ったコミュニケーションを心掛けていますが、寄り添ってもらえなかったと思われる方が何人かいらっしゃることは残念に思いますし、また申し訳なく思います。
 今般、市では、保健師の継続的な能力向上を目的とし、春日井市保健師人材育成基本方針を策定しました。保健師自身が求められる保健師の役割を考え、どのような研修を実施することが望ましいか等を分析し、まとめたものとなります。
 育児について困ったときには、その困りごとが少しでも無くなるよう、コミュニケーションを含め保健師として切磋琢磨していますので、また何か意見があれば教えてください。

子育てをゆっくり落ち着いて楽しめる環境作り

参加者
 行政による主な子育て支援は「金銭的な支援」と保育園等でこどもを預かる「ママが働ける環境作り」(ママが子育てをしなくてよい環境作り)になっていると感じます。
 親子にとって愛着形成を築いていく0歳から3歳までの時間はとても大切であり、「ママが子育てをゆっくり落ち着いて楽しめる環境作り」こそが子育て支援だと思いますが、そのような対策があれば教えてください。
市長
 子育て支援に関して、金銭的な支援はある程度必要だと考えています。
 また、子育てしやすい環境作りも必要だと考えています。
 現状の取組みとしては、親とこどもが日頃から愛着形成を行えるよう、市内8か所に地域子育て支援拠点を設置し、家庭外でも親子交流ができる環境を整えるとともに、各種教室等を実施し、こどもの健やかな育ちをサポートしています。また、子育てサポートキャラバン隊として、保育士等がふれあいセンター等へ出張し、同様に親子交流の場を設けています。
 その他にも、産後ケア事業、一時保育・一時預かり事業を実施するとともに、様々な場面での困りごとに対応できる体制を整えること等を通して、子育てがしやすくなるよう支援を実施しています。
 一方で、市だけでは対応できないこともありますので、ママやパパ同士でコミュニケーションを取る機会が一層増えていくとよいとも考えています。

朝宮公園の駐車場拡張及び交通アクセスの改善

参加者
 朝宮公園はとても人気があり、家族連れで行く方が多いため、週末やイベント時には駐車場がすぐに満車となり、駐車できないという意見をよく聞きます。
 今後、駐車場の拡張や交通アクセスの改善等といった対応を検討していますか。
市長
 朝宮公園の駐車場の台数は、スポーツ施設が開場する土日の場合、第1駐車場と第2駐車場を合わせて368台となります。出かける方やイベントが多い土日に関しては、満車になることがある一方、平日に関しては、比較的空いている状況です。
 私も含め心掛けたいこととして、駐車場が混み合う土日に関しては、できる限り乗り合わせて公園に行くことです。限られた駐車場を利用する上では大事だと考えていますので、朝宮公園を利用する方がいましたら、皆様からもそのことをお伝えいただけたらと思います。

少し障がいがあるこども達に対する先生等の人員配置

参加者
 保育園、幼稚園、小学校に通う少し障がいがあるこども達に付き添う先生等の人員が不足していると聞きます。実際にそこで働く先生から相談を受けることもあります。
 市として、そのような先生たちの心の声を聞く等といった支援をしていますか。
 このような先生たちの声をSNS等でも多く見かけ、そのような文章(先生等の人員不足)を見た人にとっては「保育士等はなりたくない仕事」になってしまうのではないかと思います。
市長
 まず公立保育園に関しては、保育士が働きやすい環境となるよう、園長や主任保育士が相談に応じます。園長等には相談しづらい、相談できない内容に関しては、認定心理士を配置しており、希望者が相談できる環境となっています。その他にも、幼児教育が専門の元大学教授をアドバイザーとした巡回相談、臨床心理士をアドバイザーとした訪問相談、療育フリーメンターによる特別支援保育未実施園訪問相談のほか、特別支援保育研修を年間を通して行うことで、保育士の迷いや不安をその場で聞き、アドバイスができるよう取り組んでいます。
 次に公立小中学校に関しては、教員の心の声を聞く支援として「スクールカウンセラーによる相談」があります。この相談は小中学校に週1日、市のスクールカウンセラーを派遣し、児童生徒や保護者だけでなく、教員からの相談も受けています。
 この他にも、県のスクールカウンセラーによる相談(週1日程度)、公立学校共済組合によるメンタルヘルス事業(個人による申込み)を利用でき、相談できる環境は整っていると考えています。
 困っている保育士や小中学校の教員には、このような相談先に相談し、困っていること等を話して安心していただけたらと思います。

子育て世帯への情報発信の改善及び強化

参加者
 現在、子育て情報や支援情報が多く、親が誤った情報や勧誘に振り回されていると感じています。
 親が正しい情報を取得できるよう、市として情報発信の改善や今後の取組み、展望を教えてください。
市長
 インターネットが普及し、誰もが正しい情報や正しくない情報等を発信・受信できる時代です。
 そのような状況にあり、私を含め、誰かが発信した情報が正しいかどうかを自らが判断することが必要だと思っています。少なくとも、市が発信する情報は正しい情報であり、市民等にとって必要な情報でなくてはならないと考えています。
 現在、市公式LINEには利用者自身が欲しい情報を分野ごとに絞り込んで受け取ることができるセグメント配信という機能を用いて、多くの情報を発信しています。
 令和7年度の取組みとしては、市公式LINEを通して、妊婦の方は出産予定日、子育て世帯はこどもの生年月日をあらかじめ登録することで、妊娠週数やこどもの月齢に応じたアドバイスを始め、健診や予防接種等の情報を配信する機能を実装します。また、市ホームページのうち、子育て・教育サブサイトでは、子育て情報を取得しやすく、閲覧しやすくなるようデザイン等の改善に向けた検討を進めています。
 併せて、親等が誤った情報や勧誘に惑わされないよう、市として情報発信していきます。

部活動不参加による生徒の状況

参加者
 中学校での部活の地域移行が進む中、平日を含め部活動に参加しない子が増えていると聞きます。それと同時に、非行に走ったり、荒れ出してしまう子が増えていると思います。
 全てのこどもとは言いませんが、一因として、これまで部活動で発散できていた部分が、部活動に参加しないことで発散できていないからだと思います。
 そのような現状はご存知でしょうか。また、何か対策等を実施していたら教えてください。
市長
 部活動は人間関係や物の大切さを学び、仲間を作ることができ、自分の心の支えになる等、良いことがたくさんあると思います。
 一方で、部活動に参加しないことが非行に結びつくとは一概には言えないと考えています。傾向として、ごく一部ですが、部活動に参加しないこども同士が何か良くないことを行う可能性があることも理解しています。
 こどもが真っ直ぐ、健やかに育つことは誰しもの願いです。こどもが非行に走ることがないようにするためには、ひとつは道徳の教育が大事だと考えますし、もうひとつは土日も含め、運動部や吹奏楽等といった部活動に参加していただきたいと思います。

パパの産後うつへの対策

参加者
 育休を取得しやすく、子育てしやすい環境になったと考える一方、パパの育休の取得が進み、パパの産後うつが増加していると聞きます。市として、対策は実施していますか。
 実際にママがパパを心配し、パパにゆっくりしてもらえるよう、産後ケア入院を利用していたママに会ったことがあります。
市長
 育児休業以外にも近年、産後パパ育休という制度ができ、パパが育休を取りやすい状況になってきており、パパもこどもを育てやすい環境になってきたと思います。
 一方で、核家族化が進み、祖父母との同居世帯が減り、祖父母等に子育てを頼ることができず、パパが子育てに関わる時間が増えていると思います。 
 そのような状況の中、市では日曜パパママ教室、親支援事業等を通じて、パパやママへの子育て支援を行うとともに、不安や悩みに対応しています。
 パパの産後うつに関しては、パパ自身が悩みを抱え込まないことや“パパはこうしないといけない”、“パパはこうあるべき”といった“パパ像”を少し緩やかに捉え直すこと等が大切ではないかと思いました。

子育て団体への補助金の見直し

参加者
 子育てサークルで10年以上活動し、毎年子育て団体への補助金を活用しています。
 補助金は外部講師の謝礼には使えますが、スタッフが講師をした場合には使用できません。10年以上活動しているとスタッフに知識も経験も付き、外部講師にお願いすることはほとんどないため、会場費と工作の材料費に補助金を活用しています。
 また、サークルメンバー以外で5組以上の交流会を開催するという条件に達しない場合は費用が支給されません。こどもが1歳となり仕事に復帰する人が多く、サークルの継続自体がとても難しくなっています。
 そこで、子育て団体の補助金の内容について、現状にあった要件に見直してください。
市長
 市の補助金に関しては、子育てや福祉、教育等、様々な分野があり、限られた予算の中で補助金の内容や範囲を精査しています。
 そのような状況の中、子育て世帯を応援していただいている団体の皆さんには、こども・子育て支援団体補助金をご利用いただけます。活動するにあたり、団体スタッフが講師をすることがあることは理解していますが、当補助金に関しては、その人件費ではなく、活動そのものに利用していただきたいと考えています。
 この補助金の活用状況としては、令和6年度は21団体、令和5年度は28団体と、20を超える団体に利用していただいています。多くの団体に広く補助をさせていただきたいと考えていますので、補助金の要件等にご理解くださいますようお願いします。

子育て支援の経験がある人材の活用、市職員との意見交換の場

参加者
 子育てサークルを続けている方たちは、子育て支援の経験が豊富で、その時々のママたちに寄り添ってきた人材で、春日井市の財産だと思います。
 市として、そのような能力を持った方を活用していくといいと思いますが、いかがでしょうか。
 また、実際に子育て支援をしてきている方々と市職員とで意見交換できる場はありますか。
市長
 子育て支援の経験がある方の意見はとても貴重で大切なので、培われた知識や経験を生かしていただきたいと思います。ご経験されている方もいらっしゃるかもしれませんが、子育てに関する市の協議会や審議会の委員としてお越しいただき、ご発言いただきたいと思います。
 それから、最も大事なことは、この「市長と語る会」のように、市と皆さんとが交流する機会を設けることだと思います。現在、市の職員と建築関連の団体とが意見交換する場がありますので、同様に皆さんにもそのような機会をご案内したいと思います。

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