令和7年度第1回春日井市文化財保護審議会議事要旨

ページID 1037540 更新日 令和7年7月31日

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1 開催日時

令和7年5月23日(金曜日) 午前10時から11時15分まで

2 開催場所

中央公民館 第4集会室

3 出席者

会長 

春日井自然友の会会長    長縄 秀孝

委員

東海工業専門学校講師     岩田 敏也

春日井郷土史研究会会長   髙橋 敏明
中部大学名誉教授       永田 典子

星城大学名誉教授        松原 隆治

欠席者

名古屋造形大学名誉教授   池田 洋子

東海学園大学教授        小野 佳代

中部大学教授            森田 朋子

事務局

教育長          兒島 靖

教育部長         森本 邦博

文化財課 課長     北野 将好

       課長補佐  木全 栄子

       課長補佐  浅田 博造

       主査      牧野 陽子

       主任     村松 一秀

傍聴者
なし

4 審議会の運営について

事務局から、議題ア 文化財の指定については、市情報公開条例第7条第6号に掲げる不開示情報に該当するため非公開、議事録は要点筆記とすることについて諮り、全員一致で承認された。また、議事録等の作成に関する指針に基づき、長縄会長より髙橋委員が議事録署名人に指名された。

5 議題

ア 文化財の指定について(非公開)
イ 文化財の現状変更について

6 報告

ア 土木工事等に伴う埋蔵文化財の発掘調査について

7 答申

8 会議資料

指定理由書案資料1(非公開)

9 議事内容

ア 文化財の指定について(非公開)
  採決のとおり非公開とする。
イ 文化財の現状変更について

木全課長補佐
資料2に基づき説明した。
長縄会長
春日井自然友の会は、春日井市から環境整備の委託を受け、シデコブシ自生地の手入れをしている。現地がイノシシに荒らされているため、被害状況の報告と対応策を提案した報告書を提出した。

髙橋委員

シデコブシ自生地を保護するためにも電気柵の設置は必要だと思うので、所有者である市が、現状変更の手続きをすべきだと思う。
岩田委員
手続きは所有者の市が行い、電気柵を設置する費用も市が負担すべきだと考える。
北野課長
手続きについては再度検討する。現状変更の内容については緊急性を要するので、御承認いただければと思う。
松原委員
早急にイノシシ対策を進めることが一番大事だと考える。
岩田委員
電気柵を設置する際にポールを打ち込むと、根を痛める可能性があるので、現地で臨機応変に対応していただきたい。今回はイノシシの被害が激しい部分の対応だが、シデコブシ自生地全体を守る方法も考えていく必要がある。また、散歩する人向けに、電気が通っていることについての注意喚起を十分やっていただきたい。
松原委員
電気柵の周りには別の柵をするのか。
長縄会長
遊歩道から離れているため、電気柵のみの設置になるが安全対策は十分にとる。
永田委員
今後もこのような問題が起こってくる可能性は非常に大きい。今回、春日井自然友の会から提出された報告書を受け、市が現状変更の申請をすればいいと思う。
長縄会長
シデコブシ自生地におけるイノシシ対策の現状変更については認めることとしてよろしいでしょうか。
各委員
異議なし。

10 報告

ア  土木工事等に伴う埋蔵文化財の発掘調査について

木全課長補佐
春日井市上条町2丁目50番に所在する上条城跡において、土木工事等に伴う記録保存を目的とした発掘調査が6月9日から着手予定であることについて報告した。

11 答申

 文化財の指定について、市指定を可とする旨、指定理由書を付して教育委員会に答申した。


 上記のとおり、春日井市文化財保護審議会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、会長及び出席者1人が署名する。

令和7年6月27日

会長  長縄 秀孝
署名人 髙橋 敏明

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