令和2年度第2回春日井市地域包括支援センター運営等協議会議事録
1 開催日時
開催日時 令和2年10月19日(月曜日)午後2時から午後3時まで
2 開催場所
市役所南館4階 第3委員会室
3 出席者
(委員)
- 委員
-
会長
南部 哲男(特定非営利活動法人ギブアンドテイク春日井)
委員岩尾 聡士(京都大学)
服部 敦 (中部大学)
瀧川 稔邦(春日井市医師会)
中田 幸成(春日井市歯科医師会)塚本 知男(春日井市薬剤師会)
山本 恒子(愛知県春日井保健所)
林 一元 (春日井市社会福祉協議会)
若月 剛治(春日井市介護保険居宅・施設事業者連絡会)
稲垣 高志(愛知県弁護士会)
平澤 孝允(春日井市民生委員児童委員協議会)
3 出席者
(事務局)
- 事務局
-
健康福祉部 部長 山口 剛典
地域福祉課 課長 神戸 洋史
地域包括ケア推進室 室長 山崎 俊介主査 上野 陽介
主事 河野 千晶介護・高齢福祉課 課長補佐 長坂 匡哲
主査 後藤 尚弘
基幹型地域包括支援センター 北畠 真紀
4 議題
(1) 地域密着型サービス事業者の指定について
(2) 地域包括支援センターの運営等について
5 会議資料
- 【資料1】地域密着型サービス事業者の指定について (PDF 2.4MB)
- 【資料2】地域包括支援センターの予算の考え方について (PDF 95.5KB)
- 【資料3-1】地域包括支援センターの評価と評価に応じた加算について (PDF 75.3KB)
- 【資料3-2】令和元年度の評価と評価に応じた加算 (PDF 68.0KB)
6 議事内容
議事に先立ち、地域福祉課長が挨拶を行った。
また、会議は公開で行うとともに、議事録は要点筆記とし各委員が確認手続きを行った上、会長及び会長が指名する者が署名することを確認した。
(1)地域密着型サービス事業者の指定について
- 長坂補佐
- 資料1に基づき説明。
- 南部会長
- 地域密着型サービス事業者の指定について、説明を受けた。各委員から質問や意見を求める。
- 中田委員
- デイサービスつむぎについて、歯科衛生士が口腔清掃の指導訓練や嚥下機能訓練を行うと説明があったが、歯科衛生士は常勤で配置されるのか。常勤でない場合、歯科衛生士は歯科医院の所属か、フリーランスのどちらか。
- 長坂補佐
- 非常勤の歯科衛生士である。所属については確認していない。
- 塚本委員
- デイサービスつむぎについて、定員に対して利用者が少ない状況が続いたため、定員を19名から10名に変更し、改めて市の指定を受けるとのことだが、定員を10名とすれば適切に運営できるのか。事業者に対し、利用者が確保され安定的に運営ができるかヒアリングを行っているか。
- 長坂補佐
- 指定に合わせたヒアリングは実施していないが、事業者が安定的に運営をできるよう助言等を行っていく。
- 瀧川委員
- 現在も利用している方がおり、利用定員が18名以下となることから市が指定することとなり、指定基準を満たしているため、指定することはよいのではないか。
- 塚本委員
- 歯科衛生士による指導などサービス内容にも特色がある。ぜひ安定した運営をしていただけるとよいと思う。
- 岩尾委員
- デイサービスつむぎについて、運営法人が合同会社とあるが今回申請しているデイサービス以外に何か事業を行っているのか。また、塚本委員からサービス内容に特色があってよいと意見があったが、利用者を増やすためには事業所のPRを行うことも大切である。
- 長坂補佐
- 法人は訪問介護事業を提供していた。
- 服部委員
- 申請のあった2件のデイサービスの建物について、築年数と従前どのような事業を行っていたか確認しているか。建物は所有か賃借かの確認はしているか。
- 長坂補佐
- 築年数の確認は行っていない。どちらの施設も建物は賃借である。ゆずの花については、1階は喫茶店で2階は住居であったところをリフォームし、つむぎについては通所介護事業所であったと報告を受けている。
- 服部委員
- リフォームした物件であれば、耐震改修がなされているかを確認した方がよい。また、建物の所有形態により事業運営の負担感が違ってくる。今後も中古物件の再利用が進むとよい。
- 山本委員
- 口腔清掃の指導訓練を行う場合、水道の位置等に特別な基準はあるか。
- 長坂補佐
- 口腔ケアのための特別な基準はないが、衛生管理等に努め、必要な措置を講じなければならないとされている。
- 南部会長
- 2件とも利用時間が半日のデイサービスであるが、最近の傾向として半日単位で利用するデイサービスが多いのか。
- 長坂補佐
- 統計として確認していないが、利用時間が半日のデイサービスは多い。
- 平澤委員
- 指定を受けるデイサービスの所在地は、同じ日常生活圏域内には既に大規模なデイサービスがあり、利用者が集まるのか心配である。また、地域包括支援センターやケアマネジャーは、利用者にデイサービスの事業所をどのように紹介するのか。
- 長坂補佐
- 市内全域の方が利用することが可能である。デイサービス等の介護サービス事業所の選択は、利用者の意向を踏まえて、ケアマネジャーや地域包括支援センターの職員が複数の選択肢を提示して利用者が事業所を選ぶことになる。
(2)地域包括支援センターの運営等について
- 上野主査
- 資料2、資料3-1、資料3-2に基づき説明。
- 南部会長
- 地域包括支援センターの運営等について、説明を受けた。各委員から質問や意見を求める。
- 若月委員
- 評価によって得られた加算について、運営受託法人はどのような内容に支出しているか。
- 上野主査
- 昨年度に評価加算の使途を調査し、大半の法人が評価加算の使途を明確にして職員に説明した上で職員へ還元していることを確認している。
- 若月委員
- 評価加算の還元方法について、介護職員処遇改善加算に準じた取扱いや昇給財源としてもよい等の具体例を挙げてもらえると、受託法人も職員への還元がし易くなるので、今後検討してもらいたい。
(3)その他
- 南部会長
- その他質問や意見を求める。
- 滝川委員
- 地域包括支援センターの運営に関し、地域包括支援センターは「公益的な機関」として、介護保険法及び各種法制度を遵守し、公正で中立性の高い事業運営を行うとある。事務局は、地域包括支援センターにこのことを再度確認、徹底していただきたいと思う。
- 南部会長
- 議題は以上であり、これで会議を終了する。
上記のとおり、令和2年度第2回春日井市地域包括支援センター運営等協議会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、会長及び会長が指名する者が署名する。
令和2年11月20日
会長 南部 哲男
委員 若月 剛治
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