令和3年度第4回春日井市地域包括支援センター運営等協議会議事録
1 開催日時
開催日時 令和4年3月24日(木曜日)午後2時から午後3時まで
2 開催場所
レディヤンかすがい 2階研修室
3 出席者
- 委員
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会長
南部 哲男(特定非営利活動法人ギブアンドテイク春日井)
委員岩尾 聡士(京都大学)
瀧川 稔邦(春日井市医師会)
中田 幸成(春日井市歯科医師会)塚本 知男(春日井市薬剤師会)
高塚 德夫(春日井市老人クラブ連合会)
若月 剛治(春日井市介護保険居宅・施設事業者連絡会)
新谷 光広(愛知県弁護士会)
平澤 孝允(春日井市民生委員児童委員協議会)
- 事務局
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健康福祉部 部長 山口 剛典
地域福祉課 課長 長坂 匡哲
地域包括ケア推進室 室長 山崎 俊介主査 梶原 綾
主事 河野 千晶
介護・高齢福祉課 課長補佐 西川 和範
主査 三宅 伸平
基幹型地域包括支援センター 室町 由樹
4 議題
(1) 地域密着型サービス事業者の指定について
(2) 令和4年度地域包括支援センターの事業計画について
(3) 令和3年度の地域ケア会議について
5 会議資料
- 【資料1】地域密着型サービス事業者の指定について (PDF 965.1KB)
- 【資料2】令和4年度地域包括支援センター事業計画書 (PDF 2.3MB)
- 【資料3】令和3年度の地域ケア会議について ~地域ケア会議の参加者と創った取り組み~ (PDF 4.4MB)
6 議事内容
議事に先立ち、部長挨拶を行った。
また、会議は公開で行うとともに、議事録は要点筆記とし各委員が確認手続きを行った上、会長及び会長が指名する者が署名することを確認した。
(1)地域密着型サービス事業者の指定について
- 三宅主査
- 資料1について説明。
- 中田委員
- 認知症対応型生活介護に関して計画が完了するとの説明があったが、これ以上は申請をしても増えることはないのか。
- 西川補佐
- 第8次春日井市高齢者総合福祉計画においては予定定員を満たしたため完了とし、令和5年度まで増えることはないが、以後の計画については今後検討する。
- 岩尾委員
- 3ユニットは珍しいが制度等の改正があったのか。
- 西川補佐
- 令和3年度に3ユニットまで整備できるよう基準が改正された。
- 新谷委員
- 前回の当協議会で3か所整備することが決まったと説明があったが、さらに1か所追加になったのか。
- 西川補佐
- 前回の当協議会で認知症対応型生活介護の整備事業者が3か所決定し、未選定のサービスについては引き続き事業者を募集すると説明した。その後、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護に1か所応募があり追加となった。
(2)令和4年度地域包括支援センターの事業計画について
- 梶原主査
- 資料2に基づき説明。
- 塚本委員
- 地域ケア個別会議の開催回数が様々ではあるが、年1回のセンターもあり、少ないのではないか。
- 梶原主査
- 新たな地域での取組が創設されることを見越しての開催予定回数となっている。
- 山崎室長
- 地域ケア個別会議を通じて地域課題が共有されている地域では、課題解決に向けての取組創設に注力しており、地域ケア個別会議の開催予定回数が少ないセンターもある。また、今年度取組が創設できたセンターは新たな地域課題を共有するための地域ケア個別会議を多く開催する予定としているため、ばらつきが生じている。
- 瀧川委員
- 地域ケア個別会議で課題を整理したのち、どのような経過となってるかの報告もあると良い。また、地域ケア個別会議が年1回はやはり少ないのではないか。
- 山崎室長
- 共有した課題を地域住民や地域包括支援センター、地域福祉コーディネーターが協力し解決できるよう検討している内容について市で把握しており、議題3で改めて説明する。
また、住民が主体となる取組について検討する地域ケア会議が非常に重要であり、現在取組について検討中のセンターは地域ケア個別会議の開催予定回数が少ない。 - 中田委員
- 地域ケア個別会議と地域協議会の違いを教えて欲しい。
- 山崎室長
- 具体的な個別事例から地域の課題を話し合う会議が地域ケア個別会議であり、地域課題の解決策について話し合う会議が地域ケア会議、地域ケア会議で創設された取組を日常生活圏域で共有する会議が地域協議会である。
- 平澤委員
- 高齢化率が上昇しているため、総合相談件数も増えることが考えられるが、全ての相談に対応することはできているのか。
- 山崎室長
- 全ての相談に対応できている。
- 平澤委員
- 現在の特別養護老人ホームの待機状況はどのようになっているか。
- 西川補佐
- 現在100名以上が待機している状況である。また、令和4年度に待機状況の調査を全国で実施予定としており、春日井市でも実施する。
- 新谷委員
- 総合相談支援業務の相談割合はどのように決めているのか。また、個人情報保護について主にどのように管理するかについて記載があるが、地域ケア会議等地域住民が参加する会議での個人情報の取扱いについて市から指導はしているか。また、地域での取組についての個人情報保護はどのように取扱っているか。
- 山崎室長
- 総合相談の割合は今年度の実績をもとに決めている。
地域ケア会議、地域協議会では個人情報を扱っておらず、地域での取組において関わる高齢者の個人情報についての取扱いは、市が実施するのと同様の守秘義務がセンターに課せられる。 - 新谷委員
- 個別事例の個人情報は同意を得ており問題ないが、地域での活動を支援する際の個人情報の取扱いや外へ向けて様々な情報を発信する際の個人情報の取扱いにも気を付けてもらいたい。
- 岩尾委員
- 個人情報を含むカルテを安全に管理するシステムもあり、そのようなシステムを使用することにより漏洩を防ぐことができる。
- 新谷委員
- システム内で管理することは安全であるが、住民から開示請求があった際の取扱いについても決めていくことが大切である。また、訪問時にどこまで伝えるか等の職員教育も大切だと考える。
- 山崎室長
- 職種別研究会などを活用して職員が学ぶ機会を作っていきたい。
(3)令和3年度の地域ケア会議について
- 梶原主査
- 資料3に基づき説明。
- 中田委員
- ことぶきお守りカードは倒れているのを発見した際に連絡できるように記載するカードか。また、対象者はひとり暮らしの方か。倒れている住民を早期に発見する仕組みはないのか。
- 梶原主査
- 近隣の方が倒れているのを発見し、救急搬送する際の家族等の緊急連絡先や現病歴が分からないといったことを防ぐために作成し、ひとり暮らしに限らず配付している。
また、店舗等も協力した近隣住民で見守りをする仕組みもできている。 - 瀧川委員
- 徘徊があった際なども見守りの取組は役立つと感じる。
- 岩尾委員
- 子ども食堂を地域住民が協力して行うことはできないか。地域住民が協力して行うことでイベントではなく、定期的に実施できるのではないか。
- 山崎室長
- 試験的に始めている地域もある。地域福祉コーディネーターと協力し、今後、他地域にも広めていくことができると良いと考えている。
- 南部会長
- ラジオ体操など多世代での取組もできており、子ども食堂をやってみたいとの声もある。また、活動が広がることで高齢者の孤食対策などにもつながるのではないか。
- 新谷委員
- 賞味期限が近いものを配布するなど社会貢献をしているコンビニなどの企業もあると聞いたこともあり、子ども食堂とマッチングできると良い。また、ヤングケアラーの問題なども検討していけると良い。
- 山崎室長
- ヤングケアラーについては4月より地域福祉課に配置される重層的支援体制整備事業を担当する地域福祉包括化推進員を中心に対応する。
- 塚本委員
- 子どもを含めた取組を検討するのであれば、学校教育課等と連携できると良い。
上記のとおり、令和3年度第4回春日井市地域包括支援センター運営等協議会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、会長及び会長が指名する者が署名する。
令和4年5月10日
会長 南部 哲男
委員 若月 剛治
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電話:0568-85-6364 ファクス:0568-84-5764
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