平成27年度第2回春日井市青少年女性センター・勤労青少年ホーム運営委員会議事録
1 開催日時
平成28年3月4日(金曜日)午後7時~午後8時
2 開催場所
レディヤンかすがい 講習室
3 出席者
- 座長
-
春日井市消費者グループなずなの会会長 伊藤 幸子
- 委員
-
連合愛知尾張中地域協議会代表 青木 清
フリーアナウンサー 浅井 栄子
春日井市スポーツ少年団本部役員 伊藤 洋
春日井市婦人会協議会会長 熊谷 三映子
中部大学エクステンションセンター次長 種村 育人
春日井市子ども会育成連絡協議会会長 中村 重和
春日井スカウト団協議会副会長 森 幸子
かすがい女性連盟代表理事 森 美穂子 - 事務局
-
市民生活部長 福慶 達男
男女共同参画課課長 米本 洋子
男女共同参画課課長補佐 内藤 純子
男女共同参画課施設管理担当主査 河村 明成
4 傍聴者
なし
5 議題
- 平成27年度事業報告について
- 平成28年度事業計画(案)について
- その他
6 会議資料 議題に関する資料
7 議事内容
議題1 平成27年度事業報告について
- 河村主査
- 「平成27年度事業報告について」(資料1)説明。
- 青木委員
- 女性対象の講座で定員の半数にも満たないものがありますが次年度に向けて、PR方法など検討されていますか。
- 河村主査
- 女性のための法律講座は、従来の往復ハガキ応募から電話応募に変える予定です。
- 伊藤座長
- 電話は効果があるかもしれませんね。
- 青木委員
- 講座のPRはレディヤンだよりだけですか。
- 河村主査
- 広報が主で、施設のホームページ、まなびゃ選科、啓発チラシ、レディヤンだよりなどで案内をしております。
- 米本課長
- 講座受講者アンケートでは、広報で知った方が一番多いです。各施設間で講座が重複しなければ受講者は増加すると思います。
- 伊藤(洋)委員
- 年間の利用実績が4月~3月でなく、4月~1月なのは、なぜですか。
- 内藤補佐
- 27年度の実績報告ですので、データが固まっている1月末で締めております。
- 伊藤(洋)委員
- 女性の悩み相談に男性が3人ありますが、どのような悩みですか。
- 内藤補佐
- 外国の方の代理人が1件、市の職員からの問い合わせが1件、妻への悩み相談が1件です。
- 森(幸)委員
- 女性のための法律講座や女性のための就職応援セミナーは託児付ですが、受講者の年齢はどれぐらいですか。
- 河村主査
- 子育て中の、20代~30代です。
- 森(幸)委員
- そのような年代の方々にもっと受講していただきたいですね。
- 福慶部長
- 女性対象の講座について受講者が少ないので、PR方法などを考えないといけません。
- 森(幸)委員
- 意欲はあっても、講座に参加する時間を持てない女性も多いと思われます。電話受付にするのも有効だと思います。
- 伊藤(洋)委員
- DV相談に男性が79人ありますが、DVを受けているということですか。
- 内藤補佐
- 79人中58人が児童相談所や警察等の関係機関との連絡調整です。その他、配偶者からの暴力が2件、DV被害者の父親や、支援措置の申し出者などです。
- 中村委員
- 託児は小学生や中学生も対象になりますか。また、託児は保育士等の資格のある方が対応されているのですか。
- 内藤補佐
- 対象は1歳以上の未就学児です。託児者は、託児講座を修了し登録されている方やボランティア団体の方にお願いしており、資格がある訳ではありません。
- 森(美)委員
- 男性対象の講座で、料理講座が2種類ありますが、それぞれどれ位の対象年齢をお考えでしたか。また、実際の受講者の年齢はどうでしたか。
- 米本課長
- エプロン男子初級編は若年層の受講増加を意識して講座名をつけましたが、男の料理塾とも対象は全年齢層です。実際受講されたのは、どちらも若い方もありましたが60歳以上の方が多く、男の料理塾では80代の方もおられました。
- 内藤補佐
- エプロン男子初級編には中学生の参加者もありました。
- 森(幸)委員
- 10代の参加は非常に貴重だと思います。レディヤンなのでヤング層の利用にもっと力を入れていいただきたいですね。
- 内藤補佐
- 今回は講座名をエプロン男子にして、人数が減ってしまったので、十分検討する必要があると思います。
- 伊藤座長
- 講座名は重要ですね。
- 森(美)委員
- 男の料理塾は、ある程度料理に心得のある方の参加ですか。
- 内藤補佐
- 初心者から、かなりの経験者もおられました。
- 森(幸)委員
- 講座の現場を拝見しましたが、皆さん嬉々として楽しそうでした。
- 伊藤座長
- 夜間に開催したのは1講座だけですか。
- 内藤補佐
- 夜間の開催は1講座だけですが、参加しやすいよう、主に土・日曜日にも多く開催しております。
- 森(美)委員
- 相談件数ですが、DV相談は電話が最初で、その後、面接になる流れだと思いますが、件数は別々にカウントしていますか。
- 内藤補佐
- はい、カウントしております。
- 浅井委員
- 相談種別に「市の相談員」や「市のDV相談員」とありますが、どのような方ですか。
- 内藤補佐
- 女性の悩み相談員は、調停委員や社会福祉士、看護士などの資格をもっている方です。市のDV相談員は市の嘱託職員で他の機関等で相談員の経験のある方です。
- 森(美)委員
- 図書資料貸出しですが、今年度は56人と昨年の1/3位でとても少なく、折角良い本がたくさんあるのにもったいないです。市の図書館と連携していないのでシステム検索は出来ないと言われましたが、連携すれば、利用も増えると思います。
- 福慶部長
- 他の手段で本の内容などの情報は得られますので、利用が少ないのではないかと考えます。
- 森(美)委員
- レディヤン利用者は、4階に本があることを知らないのではないでしょうか。
- 米本課長
- 施設の利用ついでに図書を借りられる場合が多いと思われます。図書館との連携も視野に入れてPRをしていく必要もあると思います。
- 熊谷委員
- 本を借りる場合は、1階の事務所に持っていくのですか。
- 伊藤座長
- 借りる場合の説明は図書コーナーに書いてありますか。
- 米本課長
- はい、あります。
- 森(美)委員
- 図書コーナーのスペースを別のもので有効利用してはどうでしょうか。例えば、学生さんの勉強スペースで解放するとかですが。
- 米本課長
- 4階の図書コーナーの件につきましては、今後検討してまります。
議題2 平成28年度事業計画(案)について
- 河村主査
- 「平成28年度事業計画について」(資料2)説明。
- 青木委員
- 講座や相談の対象者は、春日井市民ですか。
- 河村主査
- 講座、図書の貸出し、相談については、春日井市内に在住・在勤・在学の方が対象です。
- 米本課長
- 相談は、市外の方からでもお断りしておりません。
- 種村委員
- 平成28年度への計画でレディヤンをより良くする改良ポイントはありますか。
- 河村主査
- 講座の企画にあたり、数を少なくして質を重視するように考えました。PR方法も考えていきます。
- 米本課長
- 相談事業は、数年前に広報への掲載がなくなり、その影響から件数が減少しています。しかし今年度にチラシを作成し配布したところ、若干件数は増えてきました。周知は重要なので対策をとっていきたいと思います。相談業務はデリケートで非常に難しいところがありますので、各相談員と職員が連携して対応して行きます。
- 種村委員
- レディヤンの運営で、人員の強化などは考えていますか。
- 米本課長
- 人員増や固定職員の設置は難しいので、職員の意識向上や窓口対応の統一を図るため、研修会を定期的に行なっています。
- 福慶部長
- 市では、ハード的に管理方針を作成し、一部の施設について、指定管理者へ施設管理を委託しておりますが、総合体育館など専門的な施設が殆どですのでレディヤンへの導入は予定されておりません。
- 種村委員
- 先ほど人事異動のお話がありましたが、仮に事務の完成度が現在80%~90%あっても異動で人が変わって低下してはいけないと思いますが、企業でも中長期計画等の将来のビジョンがあると思うのですけれど、そのようなものはレディヤンでもありますか。
- 福慶部長
- 春日井市では、今年度作成した公共施設のあり方の基本方針に沿った施設管理を進めていきます。老朽化した施設については、廃止するか新築するかなど、その必要性の判断に基づき適切に行なっていきます。人事的な面については、職員をエキスパートとスペシャリストなどに区分して育成に取組んでいます。
- 森(美)委員
- レディヤン祭は利用者だけで交流を深めるだけでなく、外に開かれることを目的に加えたほうが良いと思います。
- 米本課長
- 実際にはいろいろな人に来ていただいている事業ですので、特に閉鎖的に事業をやっているのではないと認識しています。
- 中村委員
- 多くの人に来てもらうとなると、駐車場の問題が出てきます。わいわいカーニバルや福祉の集いなどのようにシャトルバスを運行させるなどしないと人はなかなか集りません。
- 森(幸)委員
- シャトルバスはかなりの費用がかかります。シャトルバスだけの費用で他に何もできなくなってしまいます。
- 米本課長
- 予算額の増額は非常に難しいです。
議題3 その他について
- 河村主査
- 駐車場ですが、現在は第1駐車場と第2駐車場に駐車してもらっています。今年度は満車になることが多々あり、利用者のみなさんには大変ご迷惑をおかけしているのが現状です。今後も乗り合わせでお越しいただくようお願いしてまいりますので、よろしくお願いいたします。
上記のとおり平成27年度春日井市青少年女性センター・春日井市勤労青少年ホーム第2回運営委員会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、座長及び委員の1人が署名及び押印をする。
平成28年3月31日
座長 伊藤 幸子
委員 熊谷 三映子
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