令和5年度第1回春日井市上下水道事業経営審議会議事録

ページID 1032673 更新日 令和6年1月10日

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1 開催日時

令和5年8月22日(火曜日)午前10時から午前11時30分まで

2 開催場所

春日井市役所南館4階 第3委員会室

3 出欠席者

出席者

役職 所属等 氏名
会長 中部大学 磯部 友彦
委員 公認会計士 香田 浩一
委員 春日井商工会議所 山田 眞平
委員 春日井市婦人会協議会 時田 加代子
委員 春日井市区長町内会長連合会 恒川 修
委員 名古屋徳洲会総合病院 村松 世規
委員 公募委員 榊原 仁
事務局 上下水道部長 水野 真一
事務局 上下水道経営課 課長 後藤 伸一
事務局 課長補佐 宮崎 聡子
事務局 課長補佐 笹田 順一郎
事務局 主査 木村 弘
事務局 主査 加藤 京子
事務局 主任 谷口 晴信
事務局 主任 杉原 慧
事務局 主任 木谷 元紀
事務局 主任 伊藤 駆
事務局 上下水道業務課 課長 荻原 安希代
事務局 下水建設課 課長 加藤 伸明
事務局 浄化センター 所長 村上 東雄

欠席者

役職 所属等 氏名
副会長 中京大学 齊藤 由里恵
委員 安藤宣貴税理士事務所 安藤 宣貴
委員 公募委員 野村 実里

傍聴者

1名

4 議題

(1)春日井市公共下水道事業経営戦略の改定について

 1.事業の概要とこれまでの取組について

 2.現状分析について

(2)その他

5 会議資料

6 議事内容

(議事に先立ち副会長が欠席のため、会長のほか、山田委員が署名することを確認した。)

(1)春日井市公共下水道事業経営戦略の改定について

1.事業の概要とこれまでの取組について

磯部会長
議題(1)「春日井市公共下水道事業経営戦略の改定について」のうち、1.「事業の概要とこれまでの取組について」の説明を求める。
木村主査

説明

香田委員
今後の取組については、次回以降の審議会において説明があるということか。
木村主査
お見込みのとおり。
香田委員
資料2の3ページにおいて、経営戦略は基本計画より上位計画という位置付けに変更されたのか。
木村主査
今回審議する経営戦略により方向性を決めた後に、基本計画と整合を図ることとしている。
磯部会長
市の他の政策とバランスをとるという意味で、一番上に総合計画を記載しているということか。
木村主査
お見込みのとおり。
榊原委員
経営戦略を5年ごとに見直すこととしているが、5ページにおける年次表に追記できないか。
磯部会長
現計画と重複していることなど、分かりやすく適切な記載方法はないか。
木村主査
分かりやすく修正する。
時田委員
12ページにおける「損益勘定所属職員」、「資本勘定所属職員」の意味を教えてほしい。
加藤主査
「損益勘定所属職員」は主に維持管理を担当する職員、「資本勘定所属職員」は施設の建設を担当する職員をいう。
磯部会長
所属課で分けられるならば、補足した方が分かりやすい。
榊原委員
市民にとって分かりにくい言葉であるため、巻末の用語解説に記載されたい。
また、今後の取組について、SDGsを関連させて記載してはどうか。
加藤主査
今後の取組において、SDGsに関する表記を検討していく。
香田委員
12ページにおいて、職員数がどんどん増えており、補足説明がないと、役所が肥大化しているとミスリードされる可能性があるのではないか。
磯部会長
職員数が右肩上がりである一方、「組織の再編により業務効率化」と記載されているのはなぜか。部門の統合化等の文章とグラフにおいて、整合性が図りにくいのではないか。
加藤主査
事業費の増加とリンクした動きになっていることを補足し、グラフとの整合を図る。また、損益勘定所属職員と資本勘定所属職員の内訳を組織図に追記する。
磯部会長
業務効率化に努めていることが分かるようなグラフはないのか。
榊原委員
上水道・下水道の人数の分け方や部門の変遷について、整理してはどうか。
加藤主査
部門の統合によって、上水道と下水道の仕事について、別々の者が行っていたものを、同じ部署で1人の者が行うようになり、下水道の職員のみで判断すると減っていないように見えるため、難しいところもあるが、工夫する。
磯部会長
市民が見て理解しやすいよう努められたい。
時田委員
29ページのグラフについて、「左軸」及び「右軸」の意味を教えてほしい。
加藤主査
企業債償還金と企業債借入金のグラフが左軸の単位を使い、企業債残高のグラフが右軸の単位を使う。
磯部会長
その他、意見等あるか。
各委員
意見なし。

2.現状分析について

磯部会長
議題(1)「春日井市公共下水道事業経営戦略の改定について」のうち、2.「現状分析について」の説明を求める。
加藤主査
説明
榊原委員
51ページにおける評価について、現状分析により「〇」又は「×」の2択で評価しているが、多段階で評価するべきではないか。
香田委員
45ページの汚水処理原価について、令和6年度の目標は達成しているにもかかわらず「×」になっているため、多段階で評価することが望ましいと考える。
磯部会長
今後悪化が想定される老朽化など、将来のことも考慮した要素を加味すると、使いやすくなるのではないか。
加藤主査
現状は「〇」だが、将来のことを考慮して「△」という中間点を作るなど、検討する。
また、汚水処理原価について、前回経営戦略作成時は170円であったが、再シミュレーションするともう少し上がると想定されるため、新たな目標値の設定も含めて、評価の見せ方も検討する。
山田委員
「×」の中でも、優先順位やそれぞれの連動性について審議していく必要がある。
磯部会長
「×」に関して対応できるところ、対応できないところを含めて考えることが望ましい。
加藤主査
優先順位も含め、評価方法を考える。
磯部会長
いろいろな観点から見て、評価・ポイントを変えていくという形もあると思うので、工夫されたい。
次回以降、施策内容に入っていくが、下水道事業が始まって50年を越えており、特に老朽化に伴う施設更新については、整理が必要である。
香田委員
前回はお金の話だけではなく、例えば組織が抱える課題、DXなど社会の変動に対する対応、環境社会への対応等も課題認識した作り方になっていた。ヒト・モノ・カネの、ヒトの部分が今のところ出ていないが、今回はそのような作り方にしないのか。
加藤主査
改定ガイドラインに沿って作成する予定である。職員数に関しては、当部局で決定できないところであるため、委託化やウォーターPPPについて触れながら、課題解決策として挙げていきたい。
磯部会長
前回、使用料と汚水処理原価のギャップが焦点になっていて、使用料改定によりギャップ解消が達成できた。今回は将来の不安をどうやって対応していくかが、大きな課題と考える。いろいろな意見をまとめていただきたい
時田委員
51ページの「〇」の評価について、これ以上検討を要しないと誤解する。先ほど多段階評価に関する意見が出たので、ぜひ考えてほしい。
榊原委員
37ページによると、広報・教育という形で、情報発信されている。例えばマンホールを利用した広報戦略で収益を得ている関係機関もあるが、今後の経営戦略では、多様な収入源について検討を行いながら、使用者に協力をお願いするニュアンスで進めていくのはどうか。
加藤主査
今年度、市制80周年事業で観光コンベンション協会がカラーマンホールを作った。下水道事業においては、例えばネーミングライツ等、使用料以外の収入を安定的に徴収していけることが望ましいと考える。
磯部会長
交通も枕木を市民に寄付してもらうことにより、「これが自分たちの鉄道だ。」という意識を持たせている。多様な収入源については、今後も議論していただきたい。
山田委員
下水道使用料に関して、産業界としてどのくらい関与しているか、数字で示してもらえると意識できるのではないか。また、産業界において、使用量に合わせた支援や、事業所税を下水道に活用すると、お金の使い道が明確に分かりやすい。
磯部会長
当審議会において、そのような意見が出たことを財政部局へ伝え、下水道事業にとって有意義となるような働きかけをしてもらいたい。
加藤主査
工業団地が下水道区域外にあるため、ユーザーに企業が少ない傾向がある。また、事業所税は目的税なので、下水道に充当することは難しいと考える。現在は都市計画税を充当し、建設・更新を行っている。なお、維持管理費は、企業を含む使用者から徴収している。
磯部会長
本日の意見を整理して、今後の検討課題とすること。
その他、意見等あるか。
各委員
意見なし。

(2)その他

後藤課長
特になし。
磯部会長
議題は以上であり、これをもって、審議会を終了する。

上記のとおり令和5年度第1回春日井市上下水道事業経営審議会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、会長及び山田委員が署名する。

令和5年9月22日
会長 磯部友彦

委員 山田眞平
 

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上下水道部 上下水道経営課

電話:0568-85-6406
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