令和8年度第1回春日井市文化財保護審議会議事要旨

ページID 1040087 更新日 令和8年9月26日

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1 開催日時

令和8年7月23日(木曜日) 午後2時から午後3時45分まで

2 開催場所

中央公民館 第7集会室

3 出席者

会長 

星城大学名誉教授            松原 隆治

委員

春日井自然友の会自然調査部長   内海 勇夫

愛知学院大学教授            小野 佳代

春日井郷土史研究会会員       髙橋 敏明
元京都市美術館学芸課長        山田 諭

欠席者

東海工業専門学校講師          岩田 敏也
中部大学名誉教授            永田 典子
中部大学教授                 森田 朋子

事務局

教育長          兒島 靖

教育部長         森本 邦博

文化財課 課長     勝  千恵

       課長補佐  牧野 陽子

       課長補佐  浅田 博造

       主査      加藤 恵子

       主任     村松 一秀

傍聴者
なし

4 内容

(1)  審議会の運営について
   事務局から、会議は市情報公開条例に規定する不開示情報は含まないため公開、議事録は要点
  筆記とすることについて諮り、全員一致で承認された。また、議事録等の作成に関する指針に基
  づき、松原会長より髙橋委員が議事録署名人に指名された。
(2) 報告
  ア 文化財課の事業概要について
  (ア) 令和7年度事業報告
  (イ) 令和8年度事業計画
  イ (仮称)下街道歴史ひろばの整備について
  ウ 市史跡 下原古窯跡群の保存について
  エ その他

5 会議資料

6 報告内容

(1) 文化財課の事業概要について

牧野課長補佐
 「資料1 文化財課の事業概要」に基づいて報告した。
  ・ 令和7年度の事業報告
  ・ 令和8年度の事業計画
髙橋委員
春日井文化財ボランティアの会員は、昨年度と比べ何名退会して、現在は何名となっているのか。
勝課長
3名の方が退会し、前期養成講座の受講生が1名加入したため、現在の会員数は35名となっている。
髙橋委員
VRを初めて観たが、なかなかいいと思った。ただ、もう少し画像が鮮明だと見た人も訪れたいと思うのではないか。せっかくなので、魅力を発信してほしいし、日頃、公開されていない部分を観ることができるものだといいと思う。
勝課長
臨場感を楽しんでいただけることがVRの魅力だと思う。見ていただいた方が現地に行ってみたいと思っていただけるような内容に随時見直していく。
髙橋委員
電子データのよさを最大限活かせられればと思う。一般の方が理解できるという視点や観光的な発想をもって制作してほしい。
山田委員
VRもいいが、特に内々神社の彫刻は素晴らしいと思うので、年1回でもいいので、文化財めぐりを行い、普段は観ることができないような場所を現地で観ることができる機会があってもいい。

(2)  (仮称)下街道歴史ひろばの整備について

牧野課長補佐
「資料2(仮称)下街道歴史ひろばの整備について」と「資料2-2 旧春日井市立郷土館解体前調査報告書」に基づいて報告した。
 ・ 事務手続き及び整備工事等のスケジュール
 ・ 郷土館解体工事の様子と現況
 ・ 旧春日井市立郷土館解体前調査の概要とまとめ
髙橋委員
旧春日井市立郷土館の庭にある横井也有の句碑について、セメントで補修してあるが、歴史ひろばの整備とあわせて、補修する計画はあるか。
浅田課長補佐
セメント部分を少し削り、補色することを検討する。
山田委員
歴史ひろばの中央を土舗装にしているが、夏は暑くなり、人が集まらないと思う。市民等が立ち寄る場としてどのような利活用を考えているか。
浅田課長補佐
土舗装にすることで夏の照り返しが抑えられ、子どもたちが安全に遊ぶことができること、また、将来的には植栽の検討も可能であると考えている。また、地域のイベントなどで活用することを考えているが、運用については、委員の皆様の意見を踏まえ、考えていきたい。

(3)  市史跡 下原古窯跡群の保存について

牧野課長補佐
「資料3市史跡 下原古窯跡群の保存について」に基づいて報告した。
 ・ 史跡の概要及び価値
 ・ 保存の状況
 ・ 保存に向けた検討
髙橋委員
この報告の背景を教えてほしい。
浅田課長補佐
下原古窯跡群は市の指定史跡になっているが、本格的な整備にあたっては土地の公有化が前提になることや、保存方針や活用計画を策定する必要がある。保存方法としては現状維持が第一優先と考え、現在まで合成樹脂で固めて残す方法を取ってきた。この方法は、劣化を遅らせるための対処療法だったが、昨年、委託業者が廃業してしまったため、今後の保存方針を抜本的に見直す機会と考えた。また、遺跡の価値について、外部から客観的な評価を受けるため、来年度、検討委員会を発足させ、検討を始めたい。
髙橋委員
仮に検討委員会で方針が出たとしても、実行できるのか不安がある。県の指定になれば、県から補助金が受けられるのではないか。
浅田課長補佐
整備に充当できる県の補助金はない。文化庁が「指定相当の埋蔵文化財包蔵地リスト」を作成しているため、まずは、下原古窯跡群の歴史的価値を高め、リスト登載をめざす方向で検討を始めたい。

(4) その他について

牧野課長補佐
 中央公民館の公民館機能の一部廃止に伴う文化財課の機能について、次のことを報告した。
  ・ 文化財課の事務所については、移転先を検討中であるが、四つ建て民家や御浜御殿の門については、中央公民館の建物の廃止後も移築や解体は行わず、現状のまま保存する。
以上が、前回の審議会での報告内容である。
その後の状況であるが、中央公民館の建物の廃止時期は、現時点で未定であるが、公民館機能の一部が令和8年12月27日で廃止する。中央公民館の建物にある文化財課や民俗考古展示室、森浩一文庫、教育研究所は、建物が廃止されるまで現状のままである。

7 その他

髙橋委員
密蔵院の「灌頂の井」の説明看板が春日井市の指定文化財となったままだが、修正することが難しいのか。
牧野課長補佐
現地へ赴き、表記が間違っていることを確認した。看板の設置者と連絡を取り、最善な方法で修正したいと思う。
髙橋委員
「十五の森」と「曽呂利惣八所持刀」について、伝説であると考えているが、市ホームページを見ると史実として書いてあるように見える。これは客観的な資料に基づいて記載されているのか。
牧野課長補佐
資料の確認はできていない。
髙橋委員
現在の市ホームページには、特定の研究者の意見が事実として書かれている。史実とそうでない部分を分けて考えないといけないと思うので、記載内容を検討してほしい。また、名称についても今ある資料を基に判断しないといけないと思う。
小野委員
昨年、日輪寺の厨子扉修理に合わせ、本尊の3D撮影をした。盗難防止で撮影をされたのだが、報道関係にも取り上げられ、仏像を広く紹介することができた。

 上記のとおり、春日井市文化財保護審議会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、会長及び出席者1人が署名する。

令和8年8月20日

会長  松原 隆治
署名人 髙橋 敏明

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