平成29年度第1回春日井市いじめ・不登校対策協議会議事要旨
1 開催日時
平成29年6月14日(水曜日) 午後2時から午後3時05分
2 開催場所
教育委員会室
3 参加者
- 委員
-
小原正彦
願興寺礼子
吉村和人
奥村直之
金谷貴子
吉田和江
中村健二
宮部真澄
山口 力
杉原里子
永井基幸
今飯田寛
森田のり子
- 教育長
- 木股哲夫
- 事務局
-
田中芳樹
大城達也
佐藤幸子
4 議題
- 平成28年度いじめ・不登校対策協議会事業報告
- 平成29年度いじめ・不登校対策協議会事業計画
5 会議資料
- 平成28年度いじめ・不登校対策協議会事業報告
- 平成29年度いじめ・不登校対策協議会事業計画
6 議事内容及び決定事項
(1)平成28年度いじめ・不登校対策協議会事業報告
事務局事業報告
(2)平成29年度いじめ・不登校対策協議会事業計画
事務局事業計画説明
(3)いじめ・不登校対策についての状況報告及び意見交換
-
1.
- 不登校の取り組みについて
- 委員
- 家庭教育コーディネーターの取り組みとして、ホームフレンドの説明と保護者向け研修会、企業における家庭教育研修会の紹介
- 委員
- スクールソーシャルワーカーによる不登校対応の取り組みについて説明
- 2.
- いじめ防止の取り組み
- 委員
- 各学校でいじめ防止対策基本方針ができてから、まずは学校で相談するというケースが増えているように感じる。電話での相談よりも面談による相談の方が、相談者へ適切なアドバイスができる。
- 委員
- 「本人がいじめられていると感じたら、それはいじめである」という基本方針を毎年職員で確認している。対応は「チーム学校」、教員だけでなく、SC、SSWなどにもケース会議に入ってもらうようにしている。こうした方々の存在がとてもありがたい。
- 委員
-
中学校のいじめ防止の取り組みとして、学期に1回、アンケートと教育相談をして未然防止に努めている。しかし「書くと思い出して、書けなくなる」という視点が欠けていた。教科担任制など多くの先生が一人の生徒に関わるという中学校ならではの強みを生かしている。
月2回、SC、SSWも加わった生徒支援担当部会を持つようにし、いじめや不登校について情報交換をしている。
- 3.
- 関係機関の対応
- 委員
-
警察としての対応として、昨年度はいじめとして事件化するケースはなかった。相談はあった。
春日井市の中学校のすべての3年生が落ち着いている。1、2年生に芽がある様子も見られるが、3年生が落ち着いているので事態が大きくなっていかないのがとてもよい。
- 委員
- 法務省全体の取り組みの一環として、人権にかかわる電話相談や人権SOSミニレターを実施している。ミニレターで相談された内容について「秘密は守ります」とする一方、緊急事態については児童相談センターなどとも連携し、子どもの命を守ることに力を注いでいる。
- 委員
- 発達障がいで悩む保護者の相談室についての報告。子供に自我が芽生えるころ、発達障害をもつ児童生徒の中には、自分と他者との違いに悩み、登校できなくなるケースもある。外部にありつつ、学校とダイレクトに連携できるのがこの相談室の強みと考えている。
- 4.
- 全体を通して
- 委員
- 学校の先生方が早期に対応してくれて助かったケースは多数ある。また実際に悩んでいる子どもを救うだけでなく、悩んでいる子どもを助けようとする周りの子どもを育ててくださるととてもうれしい。
- 委員
- 相談した時に寄り添う対応をしてもらえないと、その後の信頼関係にも響く。クラスの中に支えてくれる友達がいると学校へ行ける。
上記のとおり、平成29年度第1回春日井市いじめ・不登校対策協議会議事の経過及びその結果を明確にするために、この議事録を作成し、委員長が署名及び押印する。
平成29年6月14日
春日井市いじめ・不登校対策協議会
委員長 小原 正彦
委員 願興寺 礼子
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