平成29年度第2回春日井市いじめ・不登校対策協議会議事要旨
1 開催日時
平成30年2月23日(金曜日) 午後1時から午後1時45分
2 開催場所
教育委員会室
3 参加者
- 委員
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小原正彦
願興寺礼子
吉村和人
奥村直之
金谷貴子
吉田和江
宮部真澄
山口 力
永井基幸
今飯田寛
森田のり子
- 教育長
- 木股哲夫
- 事務局
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田中芳樹
大城達也
山田勝史
佐藤幸子
4 欠席者
- 委員
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中村健二
杉原里子
5 議題
(1) 平成29年度いじめ・不登校対策協議会事業報告
(2) いじめ不登校に関する意見交換
6 会議資料
平成29年度春日井市いじめ・不登校対策協議会事業報告資料
7 議事内容及び決定事項
(1) 平成29年度いじめ・不登校対策協議会事業報告
- 事務局
- 平成29年度いじめ・不登校対策協議会の事業報告
- 委員
- 「第2回相談担当者研修会」の講演内容を詳しく知りたい。
- 委員
-
デジタル、つまり二次元の世界は楽しいけれど刺激だけである。二次元の世界にのまれてしまうと、自分を見失うことになってしまう。
二次元の世界に「はまっていく子どもたち」は、三次元の世界、つまり現実の社会に失望した子どもたちである。この子たちが戻ってくる場を三次元の中に作ることが大切。二次元になくて三次元にあるものは、「途中の面白さ」や「ふれあいの温かさ」である。
(2)いじめ・不登校に関する意見交換
- 委員
- 警察に寄せられるいじめへの対応について報告する。保護者からの相談の中には、いじめや暴力の問題がある。また、不登校や虐待に関する相談もある。虐待は年間300件にもなる。いずれも学校と連携して対応している。
- 委員
-
スクールカウンセラーの事案や傾向を報告する。いじめる子もいじめられる子も減らしていくには、ほめることが大切。うぬぼれや優越感は、気になる子をいじめるもととなるので、「本物の自信」を持たせたい。
また、いじめられている子どもが、先生はいじめる子の側にいると感じると先生に頼ることができない。先生たちには、常に自分の対応を見直してほしい。
- 委員
-
いろいろな研修で、学び続けながら子どもと向き合う大人が多いと感じた。相談のタイミングは、小学1年生と中学1年生が多い。「学校の入口」がうまくいかないと、その後の学校生活で不適応を起こしてしまう。「入口」と同じようにもう一つ大事なのが「出口」。特に、中学3年生で引きこもり傾向にある子どもには、先につなぐ必要がある。
SSWの相談件数が、中学校と小学校で逆転したことをみても、小学校の大切さがわかる。思春期に入る前に、先ほどの委員からもあった「本物の自信」を子どもたちにしっかり持たせることが重要ということをあらためて認識した。
大人が関与しないと問題を解決できない子どもが増えている。いろいろな体験をさせることが大切である。
- 委員長
- いろいろな立場から、意見を参考にして、今後も不登校問題、いじめ問題の解消に向けた取組を進めていく。
上記のとおり、平成29年度第2回春日井市いじめ・不登校対策協議会議事の経過及びその結果を明確にするために、この議事録を作成し、委員長が署名及び押印する。
平成30年2月23日
春日井市いじめ・不登校対策協議会
委員長 小原 正彦
委員 願興寺 礼子