平成20年度第1回春日井市廃棄物減量等推進審議会議事録

ページID 1007715 更新日 令和6年1月10日

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1 開催日時

平成20年5月29日(木曜日)午前10時~12時

2 開催場所

春日井市役所 議会棟4階 第2委員会室

3 出席者

【会長】 市民団体 仲小路 浩(かすがい環境まちづくりパートナーシップ会議)

【副会長】学識経験者 岡本 秀昭(名古屋経済大学経営学部教授)

【委員】 市民団体 足立 利子(なずなの会)

           伊藤 月美(春日井市婦人会協議会)

     市民 広川 雄三

           堀内 和弘

     事業者 艮  源治郎(株式会社マイカル 春日井サティ副店長)

           峠  貴斗(大和興業株式会社代表取締役)

     学識経験者 行本 正雄(中部大学工学部教授)

【事務局】 環境部長 可児 孝雄

ごみ減量推進課長 吉富 孝一

清掃事業所長 長縄 明

クリーンセンター所長 鈴木 元幸

  ごみ減量推進課

     課長補佐 岩瀬 敏記

      副主幹 岩田 尚也

 ごみ減量担当主査 小山 雄司

       主事 仙田 卓也

4 議題

  1. 市としてのプラスチック製容器包装分別の責務について
  2. プラスチック製容器包装分別の考え方について
  3. プラスチック製容器包装分別収集経費について

5 傍聴者

3名

6 会議資料

  1. 資料1~1-3 プラスチック製容器包装は資源として収集しなくてはいけないのか
  2. 資料2~2-2 プラスチック製容器包装の分別の考え方
  3. 別表1 プラスチック製容器包装の品質評価記録書
  4. 別表2 他自治体のプラスチック製容器包装分別方法
  5. 資料3 プラスチック製容器包装廃棄物の分別収集経費
  6. 資料4 今後の収集区分
  7. 生ごみ処理機購入費補助についてのチラシ
  8. 平成19年度版春日井市のごみの現状

7 議事内容

【吉富課長】 開会あいさつ
【可児部長】 あいさつ
【吉富課長】 新たに委嘱された艮委員の紹介
【可児部長】 (委嘱状を艮委員に手渡す)
【吉富課長】 事務局側の人事異動者の紹介
【長縄所長】 (自己紹介)
【岩瀬補佐】 (自己紹介)
【小山主査】 (自己紹介)
【吉富課長】 議事進行に移る。条例施行規則に基づき、仲小路会長が議長を務める。
【議長】今年1月の審議会では、市長からプラスチック製容器包装の取扱いについて諮問があり、審議をしていくことになった。春日井市では現在、プラスチック製容器包装は燃やせないごみで収集している。
改正容器包装リサイクル法に基づき、循環型社会の形成のため、廃棄物の発生抑制・再利用が求められている。今後の取扱いについて、審議を重ねた上で、答申していきたい。
それでは、議題(1)市としてのプラスチック製容器包装分別の責務について、事務局から説明をお願いする。
【事務局】資料に基づいて説明
【議長】以上の説明について、何か質問・意見のある方は発言をお願いする。
(意見・質問とくになし)
【議長】特にないようなので、次に議題(2)プラスチック製容器包装分別の考え方について、事務局から説明をお願いする。
【事務局】資料に基づいて説明
【議長】以上の説明について、何か質問・意見のある方は発言をお願いする。
【広川委員】事務局側は、排出されるプラスチック製容器包装のうち、どれだけが資源化できると考えているか。
【事務局】約3,000トンと考えている。すでにプラスチックの分別収集を行っている周辺の市を調査し、ごみ排出量と資源化量の比率を確認した。その中で実量を考えて、数値を算出した。
【議長】他に質問・意見のある方は。
【艮委員】(転勤で春日井市に)来たばかりなので、分別の現状がどうなっているのか知りたい。
【事務局】ごみは「燃やせるごみ」「燃やせないごみ」の分別、資源は古紙・古着、飲料缶・ガラスびん・ペットボトル等の分別がある。
【艮委員】資料2の分類は一般家庭にアンケートを取ったりしているのか。
【事務局】内部で作成した資料である。
【艮委員】分類がわかりやすいかどうか、家庭から出る頻度はどうか、といったことを参考にした方がよい。
【議長】では別表2の資料は、何がもとになっているのか。
【事務局】実際にプラスチック製容器包装の分別をしている市より提供があったものである。
【岡本副会長】資源収集において、事務局が出している『分別のキーワード』(「わかりやすい」「出しやすい」「質の高いもの」)についてはこれで良いと思う。市民がこれ以上細かく分別をするのは限界がある。
 対象外のものはサーマルリサイクルをすることについて市民の理解を得ればよいのでは。
【行本委員】市民にわかりやすい分別(プラスチック類を全て収集する)とするならば、日本容器包装リサイクル協会の再商品化ルートではなく、独自のルートになってしまう。
 費用の面から言うと、プラマーク付きのものを再商品化ルートにのせた場合、リサイクル費用の97%はボトル等を作っている特定事業者が負担している。ゆえにコストダウンのため、プラマークの分別をしっかりとし、汚れているもの、プラマーク無しのものはサーマルリサイクルとして利用すればよいと思う。
【事務局】春日井市は、ペットボトルは100%日本容器包装リサイクル協会に引き渡し、再商品化をしている。
 法の趣旨からすればプラスチック製容器包装も同様の再商品化ルートにのせることになる。
 また、独自ルートで処分した場合には有償で引き渡す(再商品化費用を払う)ことになり、収集したところで利益を生む状況にはない。一方で、質の高いものを日本容器包装リサイクル協会へ引き渡せば、平成20年4月からは同協会から拠出金収入が期待できる。
 補足になるが、他市町村では多額な収益を得る手段として、ペットボトルを独自売却しているところがあることについて、以前の市議会で質疑があった。
 これについては、先ほどの話にもあったように、リサイクル事業を国内でいかに根付かせ、循環していくようにするのかを市町村が考えなくてはならない。目先の利益だけを追うことはいかがか。
【足立委員】現状、収集したペットボトルにラベルやキャップが付いていた場合、どのように処理をしているのか。
【事務局】ラベルは、外さなくても引き取ってくれるため、外していない。キャップは外してくれるよう啓発しているが、キャップ付きのものは選別の際に外している。
【足立委員】プラスチック製容器包装の分別収集を実施した場合、資料2-2によると、キャップもラベルも外さなくてはいけないのか。
【事務局】そのとおり。
【足立委員】高齢者の世帯ではラベルを外すのにも一苦労するのだが。
【艮委員】今あるペットボトルはラベルに点線が付いていて、簡単に取り外せるようになっている。それで大阪の方では、全部取り外している。
【議長】他に意見・質問のある方は。
【行本委員】基本的な分別については日本容器包装リサイクル協会のホームページに紹介されている。また、特定事業者の団体であるリサイクル推進協議会にはもっとわかりやすく載っている。
私個人の意見としては、事務局の説明にもあったが、汚れているものは除いて、分別方法をしっかり決めておくべきと考える。
【議長】私は実際に分別をしてみたが、かなり大変だと思う。
【広川委員】市民が分別をする中で、プラマークの無いものを明確にしておかないといけないのでは。文字だけではわかりにくいと思う。
【事務局】資料2にも書いてあるように、分別区分を今後検討していくものがあるが、その中でイラストなどを使い、わかりやすく示していくつもりである。
【堀内委員】工場見学をした際、異物がたくさん混じっているのを見た。プラスチックならなんでも資源になると考えている市民はまだ多い。容器包装であるものとそうでないものの違いを明確にしていく必要がある。
【議長】確かに「プラスチック製容器包装」という言葉自体がわかりにくいということもある。プラスチック類についてもう少し詳しく説明しておくとよいのでは。
他に意見・質問のある方は。
【事務局】先ほどの広川委員の話は、プラマークの無いものは全て対象外とした方が良いという意味か。
【広川委員】そうではない。プラスチック製容器包装に該当するが、プラマークが付いていないものがあるため、そういったものを明確にした方が良いのではないか、という意味である。
【事務局】例えば、果物のネットや家庭で使うラップなどを明確に分類した方がよいということか。
【広川委員】その通り。分別収集開始後、半年か1年ぐらいは仕方がないことかもしれないが。
【議長】資料2では、プラマークの無いものは対象外になっているが、事前説明の際に明確にしておかないと、分別する市民が悩むことになる。
説明することはなかなか難しいが、分別を簡単にしすぎても意味がない。
【峠委員】プラスチック製容器包装については、基準を満たすもの、きれいなものでなければいけない。事業者の立場から言うと、費用対効果を考え、顧客から収集した廃棄物を、改めて会社で分別しているのが現状である。
市民に対しては、例えば「卵パック」「ペットボトル」等、具体的に言わないといけない。市民レベルで判断するとぐちゃぐちゃになってしまう。
そういう意味で、別表2はすごくわかりやすい。
広川委員のように色々と知っている人は、これもあれも収集するべきと言うかもしれないが、まずは(プラスチック製容器包装の)リサイクルをすることが重要だと考える。
【伊藤委員】主婦としては、油汚れ等は洗剤を入れて洗わなければならず、水が汚れてしまうと思うと、洗わずに燃やしてしまった方がいいのではないかと思う。あれもこれも収集するとなると大変手間がかかるので、最低限きれいなものだけにしてはどうか。
【議長】汚れ、プラマークの有無も含めて今後検討していくべきと考える。実際にやってみると、とても大変。分別収集する中では、必ず異物が混ざってくる。
【事務局】(プラスチックごみの実物を見せる)この中でプラスチック製容器包装の対象となるもの、例えば卵パックは、パックそのものにはプラマークはないが、ラベルには書いてある。分別収集の際にはラベルを取ることになるため、やはり分別方法をある程度わかりやすくする必要があるのではないか。
先ほどの伊藤委員の話について、日本容器包装リサイクル協会のパンフレットでは、内容物があると品質のランクが落ちると書いてある。よって内容物が無い状態まで水洗いすればAランクになるだろうと考える。マヨネーズやシャンプーの容器であっても洗剤で洗う必要はない。
【議長】水で洗って資源として出しても、洗ったことで水を汚している。
 逆に、水を汚さないように、油汚れをテイッシュで拭くと、テイッシュがごみになる。環境に対してはプラスマイナスゼロではないか。
 よって、一定の分別方法を示しながら、市民に判断してもらうしかないと考える。
【岡本副会長】「市の責務」ということでプラスチック製容器包装の分別収集を議論しているのだが、トレー等はそもそも過剰包装という点で問題になっている。そういう点からすると、市民の煩わしさを増やすより、資料2の3つの条件をクリアするものを資源として分別収集し、それ以外のものは燃やしてしまうのが良いと考える。始めから理想を求めても難しい。少しずつ改善していければ良いのでは。
【広川委員】マヨネーズやケチャップのプラスチック製チューブ類が、ランクにどのように影響しているのかもっとよく調べてもらいたい。
他市で、あるもののせいでランクが下がっているという事例があれば、それは取り除きたい。先進市に学んだことを、本市で活かせばよい。
【議長】現状の燃やせる、燃やせないの分別だけでも違反があるのに、プラスチック製容器包装が入ってくると市民は余計に混乱する。これについては少しずつ改善していくしかないと考える。 次に(3)プラスチック製容器包装分別収集経費について、事務局から説明をお願いする。
【事務局】資料に基づいて説明
【議長】約2億円の新たな負担が出ることになる。
何か質問・意見のある方は発言をお願いする。
【岡本副会長】(資料3)2(1)の算出方法について、パッカー車の車両台数を求めるのであれば、計算式がおかしいのではないか。12t(1日の排出量)÷0.75(積載量)×2(収集回数)=8台 とするなら理解できるが。
【事務局】たしかに、台数を求めるなら岡本副会長の言うとおりである。今回の資料には検算式が記載されている。
【岡本副会長】次に(2)収集経費について、車両の費用だけで計算しているのか、人件費等も入っているのか。
【事務局】人件費、車両費、燃料費等を含んでいる。
【岡本副会長】現状では、市の直営収集と、業者による委託収集とあるが、どちらで計算しているか。
【事務局】委託の収集経費に基づいて算出したものである。
【岡本副会長】原油の高騰について考慮しているか。委託を年間契約したら、燃料費も含まれているのか。
【事務局】その通り。当初の委託金額で業務を行ってもらう契約なので、原油価格が上がったり下がったりで金額がスライドすることはない。
【広川委員】費用の計算について、「燃やせないごみ」の委託料が若干減り、「プラスチック製容器包装」の委託料が若干増えると考えられるが、総額でみるとやはり増えるのか。
【事務局】「プラスチック製容器包装」を分別収集した後の「燃やせないごみ」の収集量を基に、収集車両台数の見直しをして、車両費、人件費の削減を図ることになる。
【議長】新たな資源を分別することで、「燃やせないごみ」だけではなく、「燃やせるごみ」の収集量も変わってくると考える。現在の収集形態において積載効率や走行効率を考えると、単純に車両台数が減るとは想定しにくく、試算は難しいと思う。
【広川委員】ごみ処理費用の総額でみると増減はどうか。
【事務局】現在、ごみ処理関係に41~42億円をかけている。一方、資源化したものの売却益と国からの拠出金が約1億6千万円、ごみ処理手数料が約5億円、合わせて6億6千万円の収入がある。
「プラスチック製容器包装」の分別収集を実施するとなると、ランニングコストは約2億円増加する。その一方、期待できる収入として、容器包装リサイクル協会からの拠出金がある。また「燃やせないごみ」の体積比でおよそ半分を占めているプラスチックの減少が見込まれるため、「燃やせないごみ」の収集費用も減少するものと考えている。
【艮委員】現在の指定袋は有料か。また、その場合の収入はどれほどあるのか。
【事務局】指定袋として規格、形状を定めている。また、販売・流通は事業者に任せているため、単価も店ごとに違う。従って、市の収入は全くない。
【艮委員】京都などは有料化している。経費ばかり増えて、収入がないのでは少し心配である。
【議長】今後、検討していかなければならないことである。
【艮委員】有料化になることで、市民がどうやってごみを減らすか考え始める。結果として排出されるごみ袋が小さくなっていく。こうした方法もひとつの手ではないかと思う。
【事務局】(京都では)可燃、不燃に関わらず全て有料か。
【艮委員】全て有料である。「家庭ごみ」「資源ごみ」という区分である。
【議長】収集経費の話が多く出たが、全体の収集量は変わらないので、いずれにしても経費は増える。結局、排出量を少なくしていくしか経費を減らす方法はないと思う。
【議長】では次に、集めた「プラスチック製容器包装」の梱包についての話をしていきたい。今年に入って、小牧(民間)、豊田(直営)と二箇所の施設を見てきたが、それを踏まえて意見・質問をお願いする。
【岡本副会長】設備投資、人件費、ランニングコスト等を考えると、施設を持たずにアウトソーシングにするのが一番良いのでは。
【議長】ただ、外部委託にしてしまうと、知識を持った専門家が外にしかいなくなることも懸念される。
【足立委員】小牧の工場見学では、思ったより多くの量が処理できずに返ってきているので、とても大変な気がする。ケチャップやマヨネーズの容器は返ってくる量の方が多いのではないかと思う。
【広川委員】資源循環の考え方に合わせれば、原油価格の高騰を受けて、固定設備は持たない方が良いのではないか。
【議長】費用の面を考えて外部委託にした後に情勢が変わって、市の直営でスクラップしなければならなくなる、といったことが考えられるほど時代は動いている。
他に意見・質問のある方は。
【岡本副会長】(資料3)6について、どういう意味なのか教えてほしい。
【事務局】ペットボトルと同じように収入があるかどうかについて書いている。
拠出金の制度は、間違いなく平成20年4月から開始するのだが、具体的にどのくらいの収入になるのか実績が出ていない。そういう意味でまだ決まっていないということである。
補足であるが、「拠出金」というと市がお金を出すイメージがある。しかし、今回の「拠出金」は、容器包装リサイクル協会が再商品化経費と事業者負担金収入とのバランスの中で、余剰金を市町村へキャッシュバックするという方式である。但し、具体的な金額を明記していない。
【議長】では次に、今後の収集区分について、事務局から3つの案が提示されているが、これについて意見・質問をお願いする。
【岡本副会長】名古屋市の例で、資源として集めたものを燃やしている、というようなことがないよう、市民を裏切ることのないようにするならば、案3しかないように思う。
【事務局】現状では「燃やせないごみ」で集めたものも、破砕、選別の後、最終的には燃やしている。
【岡本副会長】ただ単に燃やすのなら、最初から「燃やせるごみ」で集めないと市民は納得しない。確かに、破砕してから、資源として使えるものは取り除いているという説明であれば理解は得やすいと思うが。
【事務局】「燃やせないごみ」の中には複合素材のものもある。現状、資源として利用できるものはそこから取り出しているが、今後リサイクル技術の向上等により、処理過程で新たに資源として利用できるもの(例えばRPFなど)を取り出そうとした時に、「燃やせるごみ」で収集していると直接ピットへ入れてしまうため、選別ができなくなってしまう。将来的に見ると、容器包装以外のプラスチックの収集方法は今のまま「燃やせないごみ」とした方が良いと考えている。
【広川委員】収集のルールと処理のルールが違うことを市民に対して明らかにするべきではないか。そうすることで「将来」という括りが生きてくる。
【議長】案3では、プラスチック製容器包装の分別、その他のプラスチックを「燃やせるごみ」にすることで、「燃やせないごみ」は金属・鉱物が大半を占めることになる。
【広川委員】「破砕機にかける」ことを必ず市民に伝えていってもらいたい。
【事務局】春日井市ではかなり以前から「燃やせるごみ」「燃やせないごみ」という独特の言い回しを使っている。例えば「焼却ごみ」「破砕ごみ」「埋立ごみ」「金属ごみ」という区分が他市にはあるが、収集区分を変えることは、将来的な課題であると捉えている。
【議長】その他のプラスチックの取扱いを現状のままにすれば案1ということになるが。
【岡本副会長】処理としては案3が良い、と先ほど言ったが、収集についてであれば案1が良いと思う。今まで「燃やせないごみ」で集めていたものを「燃やせるごみ」とすることは、市民の理解を得にくい。
【広川委員】将来的に(その他のプラスチックの資源化が)動き出した時に、「燃やせないごみ」からさらに取り出すということなら、何度も言うが「破砕機」のしくみを市民に詳しく伝えていかなくてはならない。
【事務局】平成19年度の家庭から出る「燃やせるごみ」が約5万6千トン、「燃やせないごみ」が約1万6千トンである。「プラスチック製容器包装」の分別収集をすることで、「燃やせないごみ」がさらに減ることになる。将来的に「燃やせないごみ」からさらに残ったプラスチックを取り出すことはそれほど労力はかからないのではないか。(「燃やせないごみ」→「燃やせるごみ」→「資源」といった分別の安易な変更は好ましくない)
【足立委員】案3では焼却炉の損傷が大きいのでいけないのではないか。
【事務局】炉への影響はまだ数値が出ていないので、調査の上、次回の審議会での議題とする。
【議長】今回の審議で、おおむね方向性が決まったと思う。次回以降、さらに細かい部分について審議していきたい。
では(4)その他について、事務局から説明をお願いする。
【事務局】1.「生ごみ処理機の補助制度」についての案内
2.「ごみの現状」について報告
それぞれ資料に基づいて説明
【足立委員】以前、補助制度があった頃、生ごみ処理機を買った方への追跡調査等は行っているか。
【事務局】前回の補助制度では調査していない。今後は、購入者へのアンケートの実施等を考えている。
【議長】今回の対象は一般世帯か。
【事務局】その通り。
【議長】他にはよろしいか。
特に無いようなので、以上で本日の議題は全て終了とする。
さて、次回の審議会の日程はどうなっているか。
【事務局】2か月後を予定している。
【議長】では、これにて閉会とする。
 上記のとおり平成20年度第1回廃棄物減量等推進審議会の議事の経過及びその結果を明らかにするためにこの議事録を作成し、議長が署名(及び押印)する。
 平成20年6月21日
                議長   仲小路 浩   (印)

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