平成23年度第1回春日井市廃棄物減量等推進審議会議事録

ページID 1007703 更新日 平成29年12月7日

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1 開催日時

平成23年7月25日(月曜日)午前10時~11時30分

2 開催場所

議会棟4階 第2委員会室

3 出席者

【会 長】

市民団体   仲小路 浩(かすがい環境まちづくりパートナーシップ会議)

【副会長】

学識経験者 岡本 秀昭(名古屋経済大学経営学部教授)

【委 員】

市民団体   伊藤 幸子(なずなの会) 

         村瀬 よしゑ(春日井市婦人会協議会)

市   民   石原 美恵子

事 業 者  安達 昭夫(春日井商工会議所理事・事務局長)

         宮川 賢生(三和清掃株式会社)

学識経験者 広川 雄三(3R推進マイスター)

         行本 正雄(中部大学工学部教授)

【事務局】 

環境部長         西尾 義和

ごみ減量推進課長   岩瀬 敏記

清掃事業所長      梶田 岳宏

クリーンセンター

         所長   鵜飼 徳康

ごみ減量推進課

      課長補佐   長江 明人

ごみ減量担当主査   北野 将好

         主任   仙田 卓也

4 議 題

(1)ごみ処理基本計画の改定について
 ア 改定の必要性
 イ ごみの現状
 ウ ごみ処理の評価と課題
 エ 基本的な考え方
 オ 計画改定の構成

(2)その他

5 傍聴者

2名

6 会議資料

7 議事内容

西尾部長

開会あいさつ

 

ごみ処理基本計画の改定について、中村副市長から仲小路会長へ諮問書を手渡す

中村副市長

あいさつ

仲小路会長

あいさつ 

西尾部長

春日井市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例施行規則第5条第1項の規定により、以降の議事進行は仲小路会長にお願いする。

仲小路会長

まず初めに、情報公開について事務局から説明をお願いする。

事務局

資料・運営の確認

仲小路会長

では次第に従って議事を進める。

審議会運営については公開とし、議事録は要点筆記で作成したものを私と副会長が確認する。

なお、本日の会議は、過半数の委員が出席しており、春日井市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例施行規則第5条第2項の規定により、本会議は有効であることを報告する。

始めに、議題(1)ごみ処理基本計画の改定 ア 改定の必要性について、事務局から説明をお願いする。

事務局

資料1に基づいて説明

仲小路会長

本計画改定の方向性を理解しながら、今後の会議を進めるべきである。

ごみ排出量削減目標が一部を除き既に達成されていること、策定指針が改正されていることをふまえ、全面的な見直しを行うことについて事務局から説明があった。

意見・質問があればお願いする。

岡本副会長

改定の必要性の説明のなかで、目標をどれだけ下回ったか等の具体的な数値が示されていないので分かり難い。

事務局

(いずれも平成17年度を基準、30年度目標)1人1日当たりのごみ排出量は目標値の918グラムに対し、平成22年度実績では799グラムで目標を達成した。家庭ごみ排出量は目標値の66,500トン(15%削減)に届かなかったものの平成19年から4年間で10%削減できた。このままの推移でいけば目標は達成できると推測している。事業ごみ排出量は目標値の37,390トンに対し、20,126トンで目標を達成している。

仲小路会長

では次に イ ごみの現状、ウ ごみ処理の評価と課題について事務局から説明をお願いする。

事務局

資料3、4に基づいて説明

仲小路会長

現状と評価と課題について事務局から説明があった。ごみの排出抑制から最終処分まで、全ての項目で見直しを行っていく。その中で多くの課題が出てくると考える。

では意見・質問があればお願いする。

石原委員

ごみ処理の評価に一般廃棄物処理システム評価と平成20年度の数値を使う理由はなぜか。

事務局

国が出しているごみ処理基本計画策定指針(平成20年6月改定)に、評価手法の一つとして資料2のとおり県及び類似市町村との比較が記載されている。一般廃棄物処理システムは、環境省が処理の改善、進歩の度合いを客観的かつ定量的に変換、評価する比較分析表を公表したものであり、類似市町村の評価に活用する。数値は平成21年度以降のものが入手できなかったが、比較による評価のため、傾向は把握できると考えている。

広川委員

資源化率の向上については、特に事業ごみが大幅に減ったことが起因している。その中で、ごみ総排出量に占める家庭系ごみの割合が大きくなったため、今後は家庭ごみの減量が求められると考えるべきではないか。

事務局

広川委員の言うとおりである。資源化率が向上してきたのは、ごみ総排出量の減少が大きく影響している。

なお、平成22年度の資源化率が前年度に比べて下がったのは、スラグの販売先が確保できなかったことによる。

広川委員

ごみ処理は行政に責任があるが、市民にも減量する責任がある。もっと市民を巻き込んだ計画を策定していくべきである。

事務局

もちろん、事業者、市民の両方に減量を求めていく。

事業者から排出されるごみからは食品リサイクルや古紙のリサイクルなど、家庭から排出されるごみからは、プラスチック製容器包装や金属類といった新たな分別品目の検討、雑がみの分別徹底などが考えられる。

今後、議論して決めたいと考えている。

岡本副会長

ごみの排出抑制策について検討するべきである。

現状は減ってきているので、さらなる排出抑制を促進する必要がある。

仲小路会長

意見をまとめると、家庭ごみの減量施策を打ち出していくべきであることがわかる。

では次に、エ 基本的な考え方、オ 計画改定の構成について事務局から説明をお願いする。

事務局

資料5に基づいて説明

仲小路会長

計画改定の方向性を決めていくことが今回の目的である。細かい文言は気にせず、意見や質問をお願いしたい。

広川委員

構成について、基本理念が最初にあるべきではないか。

また、「1人1日当たりのごみ排出量」という表現は、伝わりにくい。

家庭ごみも事業ごみも集団回収も資源ごみも含まれることを明らかにするべきではないか。

仲小路会長

基本的な考えについて、理念とはもっと長い期間における理想的なものである。よって、(1)は要らず、基本方針と数値目標だけで良い。

事務局

基本理念について、この構成はあくまで案であるため、今後議論していきたい。

数値目標については、説明を追記したいと考える。

広川委員

「資源」はごみではない。市が収集する義務があるのは「資源ごみ」である。

事務局

使い分けに注意したい。

行本委員

資源化のポイントは、クリーンセンターでの資源化と灰溶融施設と考える。スラグの販売先の確保、焼却灰の品質管理やセメント原料への利用拡大を図ることが重要である。

事務局

焼却灰のセメント原料としての利用は、現在一部を八戸で引き取ってもらっているが、近隣の引き取り先を開拓していきたい。

仲小路会長

スケジュールでは平成24年6月に答申する予定である。資料に示した今後のスケジュールに沿って審議会を運営していく。

では次に、(2)その他について、何かあれば事務局からお願いする。

事務局

プラスチック製容器包装分別収集について、平成22年10月からモデル地区において試行している。次回の会議では詳しく報告したい。

仲小路会長

では議題は全て終了したので、これにて閉会とする。

 上記のとおり平成23年度第1回廃棄物減量等推進審議会の議事の経過及びその結果を明らかにするためにこの議事録を作成し、会長及び副会長が署名及び押印する。

  平成23年8月19日

  会長   仲小路 浩   印

  副会長  岡本 秀昭   印 

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環境部 ごみ減量推進課

電話:0568-85-6223
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