巻菱湖
安永6年(1777年)~天保14年(1843年)
越後の人。名は大任。字は致遠。別号弘齋。通称右内。亀田鵬齋(ぼうさい)に書と漢学を学ぶ。書は各体に優れ、200種もの手本として刊行され、門人は1万人を超えたという。幕末の三筆の一人。
玉女来看玉蕊花 異香先引七香車
攀枝弄雪時回顧 驚怪人間日易斜
玉女来たりて看る玉蕊(ずい)の花 異香先ず引く七香車 枝に攀(よじのぼ)りて雪を弄(もてあそ)び時に回顧すれば 驚き怪しむ人間(じんかん)の日に斜(かたむ)き易きを
安永6年(1777年)~天保14年(1843年)
越後の人。名は大任。字は致遠。別号弘齋。通称右内。亀田鵬齋(ぼうさい)に書と漢学を学ぶ。書は各体に優れ、200種もの手本として刊行され、門人は1万人を超えたという。幕末の三筆の一人。
玉女来看玉蕊花 異香先引七香車
攀枝弄雪時回顧 驚怪人間日易斜
玉女来たりて看る玉蕊(ずい)の花 異香先ず引く七香車 枝に攀(よじのぼ)りて雪を弄(もてあそ)び時に回顧すれば 驚き怪しむ人間(じんかん)の日に斜(かたむ)き易きを