伝飛鳥井雅有筆八幡切

ページID 1010025 更新日 平成29年12月25日

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伝飛鳥井雅有筆八幡切

伝飛鳥井雅有筆八幡切

でんあすかいまさありひつやわたぎれ

鎌倉時代 22.6×12.8センチメートル

後拾遺(ごしゅうい)和歌集と千載(せんざい)和歌集の断簡で、もとは冊子本。この断簡は千載和歌集の一部である。京都の男山(おとこやま)八幡宮に所蔵されていたので、「八幡切」と呼ばれる。雲紙(くもがみ)という、上下に色のついた繊維をすき込んだ紙に書かれている。おだやかで、文字をあまり続けない書風で、鎌倉時代中頃の書と考えられる。

  百首の歌めしけるときたびのう
  たとてよませたまうける
          崇徳院 御製
かりごろもそでのなみだにやどるよは
月もたびねのこゝちこそすれ
まつがねのまくらもなにかあだならぬ
たまのゆかとてつねのとこかは

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