中林梧竹

ページID 1010039 更新日 令和6年1月10日

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中林梧竹作品

文政10年(1827年)~大正2年(1913年)
肥前の人。名は隆経、字は子達。山内香雪に師事、55歳の時清国に渡って潘存(はんそん)に師事。その独特の書風に愛好者は多い。また六朝の碑版法帖を多く持ち帰った功績は大きい。


省足下別疎具 彼土山川諸奇 楊雄蜀都左太沖三都殊為不備 悉彼故為多奇 益令其遊目意足也 可得果当告卿 求迎少人足耳 至時示意遅 此期真以為 歳想足下鎮彼土未有動理耳 要要欲及卿在 彼登汶領峨眉而施実不朽之盛事 但言此心已馳於彼矣

省みるに足下別疎(べっしょ)具わる 彼の土山川諸奇なり 楊雄の蜀都左太沖の三都は殊に不備為(た)り 悉(ことごと)く彼故(ゆえ)に多奇為り 益(ますます)其の目を遊ばしめ意足る也 果して当(まさ)に卿に告ぐべきを得可(べ)く 求むるに少人を迎うるに足る耳(のみ) 至時意を示すこと遅し 此の期真(まこと)に以為(おもえらく) 歳想足下彼の土を鎮むるに未だ動理有らざる耳(のみ) 要は卿に及ばんと欲する在り 彼の汶領峨眉(ぶんれいがび)に登り而(しか)して実(まこと)に不朽の盛事を施す 但(ただ)言う此の心已(すで)に彼に馳すと

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