森春濤

ページID 1010038 更新日 平成29年12月25日

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森春濤作品

文政2年(1819年)~明治22年(1889年)
尾張の人。名は魯直。字は希黄。有隣舎で漢詩を学び、医業を廃して上京、梁川星巌(やながわせいがん)に師事した。茉莉吟社を主宰し、雑誌「新文詩」を創刊。漢詩集に『春濤詩鈔』『岐阜雑詩』等がある。


籬下穿苔挿菊秧 
露培風養小庭涼
山妻妾我多詩料 
補種一窠秋海棠

籬下(りか)に苔を穿(うが)ち菊の秧(なえ)を挿す 
露培(つちか)い風養いて小庭涼し 
山妻妾我詩料多し 
補い種えたり一窠(か)の秋海棠(しゅうかいどう)

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